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魅惑のラベル~APA

〈すいません携帯不携帯。。写真ありません(>_<))

APAの室内楽コンサート。APAはアマチュア室内楽愛好家の会みたいなもので、結構歴史あるようですね。私も以前学生時代の先輩に合宿誘われた事ありますが日程会わず断念した経験が。FおけビオラトップのHMJ一家が中心メンバーの様子です。結構ご年配の方が多いですね。今回も表舞台ではコンサートやって、舞台裏の各部屋では演奏家の人が好き好きに曲を弾いている様です。(ですから舞台のコンサートを聴く人は少なめ)

我がFおけコンミスがラベルのトリオを演奏するというので、いそいそと聴きに行きました。
直前まで墨鶏(錦糸町)かと思い込んで良くメールみたらカツシン(青砥)ではないですか。青砥なんて遠いから、後に用事もあるし、行けないわと嘆きつつ乗り換え案内を見てみると、なんと、結構近いではないですか。泉岳寺から急行つかまえれば30分以内です。まあ!。

APAでは他のアマチュア団体も朝から晩まで演奏しているのですが、当方にも用事があり、コンミス様の演奏と、その次の次にある、クアトロ・ピアチェーリ(大谷康子さんとか百武由紀さんとか・・)による演奏のみを聴くつもりでしたので結構ギリギリになりました。

コンミス様のトリオ。ピアノはビオラも上手いけれどピアノはもっと上手なOMR君です。チェロはお二人のお知り合いの様です。3人とも情感たっぷりに、そして超絶なところもしっかりとこなしています。音にラベルの色気が出ています。コンミス様はバヨリンで深い音が出せる方なので、ピアノに負けない迫力があります。OMR君のピアノも迫力たっぷり。チェロもとても上手ですが、少し音が小さめで盛り上がるところが聴こえなかったりピアノにかき消されたりしていました。楽器の所為かもしれません。コンミスほどの達者な方が1年がかりで弾ける様になったという難曲。こんな変拍子なのどうやってきちんと入れるんだと感心しきりです。3人ともじっくり弾き込んでいるという感じでアンサンブル完璧でした。ブラボーです。

その後は始めてみるハープのデュオでした。ハープが向かい合わせになって、まるで鏡の様です。演奏スタイル初めてじっくり観ました。ああ、端にも手が届くもんなのね(゜o゜)。足がパタパタしていて可愛いですね!。斬新でございました。

プロのSQ、クアトロ・ピチェーリのショスタコーヴィチは緊迫感があり、引き締まった巣晴らしい演奏でした。大谷さん凄くかっこいいです。これがただで聴けるとはとても得をした気分ですね。

その後も参加者の演奏は続くのですが、我々は退散。コンミス、OMR君もレセに出ず?に退場です。どこかに呑みにいかれたかと。私も皆さんと同行したかったのですが後にやんごとなき用事が控えており、参加できませんでした。

それにしてもラベルをあれだけ色っぽくそして迫力満点に演奏出来るって・・流石はFオケのコンミス様です。

by violatsubone | 2008-02-17 13:15 | 音楽鑑賞