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青二才とコムスメの二次会<続き>

午前中、バレエ
「びよりすと、発表会はどうだい」
「お断りします」
冗談でしょ。ポワントもはけないっつうのに何をさせようというのか。衣装代も自分持ちなので
馬鹿にならない。だいたいが8月なんて問題外。

午後、出張に備えて 髪を短くすべく美容院。丁度後輩の結婚式もあるし、表参道に。
また、髪を乾かす若もの
「今日はこれからどっかいくんすかー?」
「後輩の結婚式です」
「けっこんしきっすかーいいすねー」
「そうですか。一回りしたですが」
「・・・」
何がいくんすかー?だ。だまれっつうのに若造が。

半分仕事のような。結婚式の2次会などは普通でないのだが、後輩の披露宴が余り沢山人数呼べないので、と自分からメールを打ってきた手前、同僚も「仲間だから行ってあげようかと思う」と人情に厚いことをいうし、派遣の子も行くというので、お局も参加せざるを得ない。連休の中日に何をと思うが、だんな名古屋つま和歌山なのでご両親を呼び寄せるには中日である方が都合よく、何しろご両親はまだお若く現役のサラリーマンですし(-_-;)。

25歳と23歳。彼女がお勤めやめて故郷に帰ってしまったのであわてて呼び戻したか。

挙式は参加しなかったが、かの「セントグレース大聖堂」だ。表参道に昨年春突如聳え立った、サグラダファミリアのような、なんちゃってゴチック?様式不明の大聖堂。
おそらく世界始めての「結婚式の為の教会ではない大聖堂」ではなかろうか。立てたのは結婚式プロデュース会社だ。そもそも十字架があるのか、それすらもわからない。誰か行った事がある人この聖堂の中を教えて欲しい。無宗教大国ならではの珍品だ。
私はかなり恥ずかしいが。。。 
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などと幸せいっぱいの二人にダメだしをしても仕方ない。
年増の僻みにしかきこえないだろうし。

2次会の場所はトライベッカ原宿店。ここは現在別名「のだめカフェ」で売り出し中。件のドラマ、最終回だかその前だかの打ち上げパーティの場所じゃないかな。


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・プリごろ太部屋・・くだらなすぎるが、今度誰かいってみませんこと?

会場自体はのだめの「の」の字も感じさせぬ普通の2次会場所となっている。しかし・・
若い。当然ながら若すぎる。
会社や大学の仲間でもかなり結婚早い方だろうから大勢来ている。これが30近くなると2次会なんてやらなくなるからな。人も来なくなるし。新郎(これが後輩。仕事は出来る賢い子)はKOのサッカー部、来ている若造もなんか掛け声がサッカー調、お前らウルトラスか。新婦の友達もきゃぴきゃぴ音がするくらい若い。(Fリスなんで、かなりキャぴ度が高い)。うちの派遣さんが大人に見えた。我々同僚数名は殆ど保護者の気分。場所だけは良い席に陣取って。立食の食事はたしなむ程度でワインばかりのみ、新郎に大人っぽく挨拶をしながらもワインをしこたま呑ませ、なんだかねえといいながら、まあ、皆で何年ぶりか何十年ぶりかこの空気はと感心しながら時を過ごす。新婦のピアノはかなり上手い。兄ちゃんが作ったというjazzyな曲演奏していたが案外音楽一家かもしれないな。「ピアノ弾ける賃貸」探すのに後輩は苦労していたし。
あとはゲームとか、新婦の友達によるたらこ踊りとか・・、同僚わけわからず「これ何の意味があるの」だと。いいじゃん若いし可愛いからさ。

21時過ぎ。終了。さっさと挨拶をして出てきた我々30後半から40の男女5名。
「・・・ラーメン食いたい」
何かほっとする空間を求めて、ラーメン屋に消えていくのでありました。

by violatsubone | 2007-02-11 18:26