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猫騒動 - 実家にて -

写真の猫は実家の飼い猫である。私が入社時、初給料で親にプレゼントしたチンチラ。
名前はムーティ。件の指揮者が大好きだったわけではなく、人の名前を付けたかったのと音の響きが一番このふにゃっとした生き物にマッチしたから。当時3ヶ月。彼の年齢が私の入社年次故、齢18歳。
2週間前、実家から危篤との連絡がはいった。ずっと食事しないので、弟夫婦が医者につれていったら、極度な脱水症状を起こしているとか、このままでは今日明日死ぬとか。入院して点滴。腎臓が機能低下していたという。平日実家に戻って様子を見たら殆ど意識ない状態。これが最後かもねなんていって涙ながらに最後のお別れをしたつもり。2日くらい日帰り入院で点滴を受けつつ尿酸値等等調べたら、少し改善、小康状態よとメール。3日目に突然腎臓が停止したとの連絡。後は尿毒症を起こして死ぬのを待つのみと。尿毒症で苦しむのはかわいそうだから、安楽死させてあげたらどうか、という意見になり、私もその時点で位牌のつもりで猫の写真をアップしたんですが・・・。4日目、夜中に尿が出た。親が大喜びで病院に持ち込むと医者も奇跡だ奇跡だと喜んだそうな。5日目、なんだかしらんが腎臓がどんどん回復。弟夫婦と医者は大喜び。しかし父親はここまでとこれからの猫にかかる医療費の件で、渋い顔。犬猫は基本的に保険利かないから(あることはあるんですけど、加入者も適応病院も少ない)結構かかるんですよね。てなわけで、日頃親不孝している私も一部負担することに。あーこの金の無いときに。仕方ない。株を一部現金化するか。

猫にかこつけて親が盛んに呼び寄せるので、実家に帰る。まあ1時間強ですけど。
老猫ムーティは、よたよた歩けるようになっている。まあ、あと数ヶ月は生きられるってところかな。ペットは鎹。親と私の会話の柔軟剤であったので、いなくなるとかなーり痛いのではありますが、寿命は寿命。18歳ではもうひひじじいのはず。

医者は大喜びで治療を続けたがってるから、自分の実績の為にどうぞお使いくださいませ、だから治療費負けろとネゴれと弟にいっておいたが、奴はちゃんと交渉したであろうか。

我が家は生命力が強いんだな。ばあさまも植物状態で生きてるし。生命力だけ強くても困るんですけどね。。

by violatsubone | 2006-11-25 18:00