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女は黙ってエルガーを弾け

恵比寿駅近くにある「びっくり寿司」は目立つのでランドマークには使用していたが入るのは初めてだ。G友友のJILLさん、ELIさんから誘われた。師匠(彼らの呼び名はスター)と呑むから同席しませんかと。そういえば前のレッスンでそんなことを言っていたな。JILLとデートするんだ、彼女が俺に逢いたいといってきたからうっしっし。何がうっしっしだ、と思いながら聞いていた。1対1じゃなくて悪かったわね。開始時間が早いので最初から「遅刻します」とはいったものの、20時についたら
「遅いっ」と一喝された。
寿司屋だが、眼の前には天麩羅が並んでいた。まだ寿司に行っていないという。
「ここは寿司以外が美味しいんだ」それ、店を褒めてないんですけど。。。
胃腸炎とやらの所為で、刺身や天麩羅や日本酒はどうかなとは思ったが、一口食べたら久しぶりに空腹になり、沢山たのんでどか食いした。さらば、牡蠣ダイエット。別に寿司も不味いわけではなかった。まあ値段並み?。師匠は邪魔者がいるものの久しぶりのJILLさんとの夕食で飛ばす飛ばす。
「どうだG友。マーラー難しいだろう。1曲で充分なのに」
「アマオケは色々事情があるからそうは行かないんです」
「まあなんだな、シェーンベルグの編曲、これは駄作だ。やつ(シェーンベルグ)はいい編曲もあるが眼も当てられぬものもある。」(バッハの前奏曲とフーガ編曲)

「おい、水を飲んだら太るか」
「水は太らないんじゃないですか。適量なら」
「ところが、俺は1リットルの水を飲んだ直後に体重測ったら本当に1キロ太ってたんだ」
「それ、何の為にやったんですか」
「やってみたかったのだ」
「1リットル一度に呑めますか」
「容易い」

「今度、xxxさんでエルガーのチェロコンやるんです」
「なんでxxxがエルガーなんだ。駄目だろうあいつは。何で女じゃないんだ」
「xxxさん良くないですか、ドボルザークは良かったですよ」
「エルガーはダメだ。女じゃないと」
「じゃあ女性の○○○さん。この間、ハイドンイマイチでした」
「彼女のエルガーはいいぞ。ハイドンなんて弾かせるからだ。いいか、エルガーは女が弾くもんだ。そして、女のチェロ弾きはエルガーを弾いてりゃいいんだ」
「女はエルガーですか」
「そうだ、女は黙ってエルガーを弾け」

「次回のFオケはプッチーニだっけな」
「はい、トスカです」
「指揮は、あの女か」
「そうです、あの方です」
「女がプッチーニなんてダメだ」
「女の指揮者はじゃあどういうオペラを振ればいいんですか?」
師匠の中ではまだ「女性の指揮者」の地位と評価は固まっていないようで、返事はなかった。

後でG友の方がもう1人合流した。始めましてといわれたが、私が一度のったときのチェロのトップだろう。私は覚えている。足がとても細かったのと、演奏中に泣いていらしたのでww。なんとヒルズ族だった。エルメスのバーゲンにフランスまで一家で行く様な方々だった。エルメスってバーゲンやるんですか、フランスでは。一家の往復航空運賃払っても安いくらいだよ。(マイレージじゃないのか?)このワイシャツがエルメスです。エルメスのワイシャツなんてあるのか。初めてみたわ。G友もセレブがいるんだねえ。。そうえいば、チェロの人募集していたな。すっかりわすれてた。

ぐっぴとらいあの参戦についてはご連絡。2月の26日?の練習ですよね。

by violatsubone | 2011-01-28 20:00 | 食べもん