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F的 「もしドラ」

M口先生練習後。月島はもんじゃ焼きと肉の高砂以外に飲み屋というのがチョイス無く、斜め前のチェーン店。ここも結構一杯。
最近、先生と映画の話をするのが楽しみだ。昔のおバカ映画とか、マニアな映画とか、中々話題があうのが多く、音楽ヲタ話を楽しみに来るH氏を差し置いて映画話を良くする。この日も「今年の俺のベストは『瞳の奥の秘密』だというので、余りの嬉しさに隣にすわっている人を蹴散らして先生の隣に陣取った。「恋愛としてもサスペンスとしてもそして諧謔があるところが良い」シリアスなだけではなくて、主人公の助手のちょっとマヌケなところが、映画の幅をまた広くしているという。「アレは大人な映画ですよ!」と大興奮。笑いの適度なブレンドかあ、私は気が付かなかった。先生は続けて「シンフォニックダンスも、だから好きなんだ。ラフマニノフのPコンとかシンフォニー2番なんてべたべたな盛り上がりが恥ずかしい。マラ9の4楽章もマラ3の6楽章も 好きだけどこっぱずかしいぞ!」「それに比べてこの曲はちょっとひねくれたり、諧謔めいたり、不気味だったり、何か一筋縄では行かないところが大人って感じで俺は大好きだ」
オケが全然付いていけていないのに先生がご機嫌なのは、この曲を振りたくて仕方なかったそうなのだ。で、しかし、今回ここだけは憤慨していた。
「あのドラは何だ。俺がとめなくて言いというのに、2回目も止めやがって!惑星で大太鼓叩いてたあいつはいないのか(注:とどさん)ああいう見た目もドドーンという奴がズドーンと鳴らすのがドラだ。」学生さんだか細っこい寅さんだったが、初回寅だったかちょっと慎重だった。
「もし俺がドラを叩いていたら、俺は舞台の一番前で絶対に止めないぞ」

「M口先生の『もしドラ』ですね」今まで1000回発言999回ころんで、H氏にまで「つうさんにぼろくそ言われているΩさんってどういう人だろうと思いましたが、これでは仕方ないですね」と
こき下ろされたΩ氏の唯一のヒットだった。

んなことやって話していたら、ぐっぴとべっちに先に帰られ、深夜族になった。Kなんとらいあとタクシーにのって帰ったら、4時だった。しかし月島、近いな。

もしドラといえば、「もしFオケがドラを買ったら」つうお題もあったけど、これは提案者が取り下げたので、無くなった。ちなみにあたしゃドラッカーは真面目な若かりし頃ちょっと読んだ事あるけど、「もしドラ」は未読である。私は買ってもいないけど、買ったけど読んでいないという人が結構まわりにいた。面白いのかな?

by violatsubone | 2010-12-04 21:44 | おけすとら