宇宙人の婚礼

我エイリアン友、ぐっぴの結婚式@えびす

なんというか恐ろしく拘った式だった。やっぱり年齢を重ねると色々経験と知恵がモノを言い、「合理的に済ませるか」「とことん拘るか」の2極化するのかもしれない。やるときはとことんのめりこむタイプのぐっぴは勿論後者。準備段階も時々恐ろしい状態になっていた自宅にお邪魔していたから知っているが、「別にそこまでやらなくても・・」「いい年してそんなに・・」と何度つぶやいた事か。まあでも拘っただけあって、中々印象深い式ではあった。

この日の朝は、早かった。8時20分に美容院に「時間厳守」といわれ、セットしてもらったら、べっちと入れ替えに店を飛び出して、タクシーを拾い、目黒駅前のフラワースクールにて花をピクアプ。素敵な手作りの箱に入れてくれていた。あーあこのときのブーケの写真を撮っておくべきであった。それどころじゃなかったのだ。
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お散歩コースのガーデンプレイスの前のドンと立つ洋館、ジョエル・ロブションが披露宴会場。こちらの1階(ミシュラン2つ星)では食べた事有るが、2階(ミシュラン3つ星)は初めてなんだよなあ。最も今、メインの顧客は金持ちおやぢと若い女という何とも妖しい組合せの様だけど。3階の控え室で花を預け、11時まで下の部屋で待っていてといわれたので、手持ち無沙汰なので作業をしていた。作業→その日の夜にある練習に配るチケットを分ける作業。働き者だな、私。ポーの小説に出てきそうな赤い部屋は魅力的だった。しかし朝から飲まず食わずの私、ジュースサーヴィスくらいは期待したのに何も出てこなくて、脱水症状を起こすかと思った。店を広げちゃったので外に行くわけにも行かないし。店の人は個々には覗きにも来てくれない。しょうがないから、演奏の音だしでやはり少し早くやってきたずっきーが持参していたペットボトルのお茶を奪ってがぶ飲みした。
教訓:次回は水分を持参すること。

ロブションの料理は「ザ・フレンチ」といったような王道もの。
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これフォアグラ。こんなの食べたら、メタボな人は大変!と思ったが、YANAさんは2人分食べたらしい。これ、この量が美味しく感じるギリギリなんだが・・凄いなやはり音のデカイ人のやることは違う。料理も美味しかったが組合せで出る器のセンスが素晴らしかった。見た目もあわせた芸術なんだとつくづく思う。
こりに凝って小冊子の様になっているプログラムには、式次第から、演奏曲の順番も書いてある。そして次のページには曲目解説まで書いてある。次のページはゲストの紹介。総勢60人ほどで半分くらいが親戚の為、今回友人関係は少なめ。その代わり12月に盛大にやるんだそうだ。私は絶対スピーチだけはごめんだ頼んだら絶交だと予め言っていたので、この日の役割はブーケ制作と、友人代表で人前式の誓訳表にサインすることだった。サインったって字が汚いし・・。ということで、予め断っては置いたが、英文でサインしてしまった。ホテルの勘定を払う時みたいに。
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旦那がプロオケの事務局勤めの為、ゲスト演奏はプロ桶な方々。豪華なものだ。最初に無伴奏チェロ、それから3人(Y響コンマス・ビオラ・チェロ)によるトリオ、最後には新郎新婦+ずっきー(次回の新郎)の6名でブラームス6重奏1番の1楽章を演奏した。ごーかだ。チェロ餡もあった。新郎が演奏するときに緊張するのを始めてみた、と、この日は振袖姿のEっちゃんとつぶやいた。ずっきーも緊張していた。Eっちゃんは、見もせずに「あの人最初はいつも駄目なんです」と食べながらつぶやいた。暫くたつと、「あ、でも、調子づいてきましたね」。プロの(しかもプロオケコンマス)の隣で演奏するんだから緊張するわなー。練習の時は、「ぐっぴも宅配も緊張しちゃって、俺は楽しくてしょうがなかったのに」なんて余裕の発言であったが?。それにしてもプロ3名と、うちのオケを代表する奏者3名の組合せによる6重奏は素敵だった。(最初は緊張からかちょっと合わなかったけど)なんでもこの曲が出会いの曲だって。ふーん、ようするにツボツバじゃん。
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「ヴィオラのメンバーが休みのときに、ぐっぴさんが良く代奏をして、それがきっかけとなり・・」
要するに、私が出張中だったときとか、どしゅが休みのときに、ってこと。実はどしゅがキューピットだったのねん。
新郎新婦のこだわりは席次にも現れて、自分達もゲストと一緒に座っていた。同じ目線というのはいいけど、高いところの方が見る分にはいいんだけどな。何しろ後ろ向かないと新郎新婦見えないし、同じ眼の高さだとどうしても新婦の強力な胸パットを注目しちゃうし(-_-;)。2人はなにやらパンを配ったりしていた。そういえば新婦弟というのを始めてみた。新婦ににて自由な感じの人だった。新郎父親は明るいという評判だった。
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プロの司会者を頼むのが嫌だというまた妙なこだわりから、Fオケの人が代わる代わる司会に。というより本来は進行役は新郎職場の同僚だったのが、体調不良にて急遽欠席。突然の依頼がまたしてもΩ氏のところに来たらしい。どこいっても緊張してしゃべっている人である。しかし中々こなれたもので、ぐっぴ父に会場の人かと間違えられていた。彼はFオケの伸縮自在首になっても、現在の会社からリストラされても、色々他にやっていけることがあるということだ。芸は身を助く、だなwwYANAさんも普段職場でセミナーを行っているだけあって、為れたものだった。大勢の前で上手く話せるっていいよなあと思う。
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何かに物凄く熱中し、その成果も立派に残すが、イマイチ足元を冷静に見ないがために何か危うさも秘めていたぐっぴ、その危うさって余り他の人は気がつかないと思うけど、「彼女は一人じゃ生きていけない人ですね」と表現していた宅配は流石であった。彼女の自由さと闊達さは、多分下で支えている人がいないと、糸の切れたタコみたいになっちゃいがちなので。全然逆の性格の様で、音楽に対する情熱とこだわり、そしてややアニヲタなところ、と共通点も多く、それなりにお似合いのカップるではある。「バブル女は年下のオタクをゲットする」という例の「バブル女は死ねば~」の本(同期の間では、ばぶ女=babujyo といわれている)そのまんまだけど、まあ目出度い事は良い事だ。
普通に祝福をするが、ばぶ女が全て今だに結婚願望を抱いているとは思わないで欲しい。ぐっぴ母・・・。さてさて、この物事に熱中するととことんまで拘る人達、12月のパーティも物凄い力の入れようだ。こちらはあたしが幹事となり、べっちも巻き込んだが、メンドクサガリヤの私にはちと荷が重い。なんつうか今年の後半は他人の結婚式の世話で終わってしまいそうだ。
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by violatsubone | 2010-11-28 08:20 | お遊び