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ウェデングプランナー稼業その1

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バブル宇宙人(どんどんあだ名が凄くなる)の結婚式に、私自身も嘗て作っていたことをすっかり忘れていたのに、ブーケ作成を頼まれた。いつの時代だよ。第1次及び第2次結婚ブームってのは20代半ば、30直前、にありまして、その頃は桶も楽器もやっていず、割とフラワーアレンジメント稼業(これもバブルの流行。ただし私は高校時代から始めてた。英国の「ど」田舎だったので、ワゴン車一杯の花を選びたい放題で教会の飾りつけなんぞをしていた)に精をだしていた。友達のブーケ何個作ったか。10個目は自分のだ、なんていわれて気が付いたら12個目で、じゃあ20個目だねといわれたら気が付いたら23個は作っていた。やれやれ。しかし最後に作ってから10年弱立っているので、道具も捨てちゃったし、やり方もうる覚え、馴染みも花屋も遠くなった。さてどうしよっかなと思ってネット検索したら、目黒に「ウエディングブーケ専門」の教室があり、「本番ブーケを作る」という単発コースもあるようだ。思い出すのに丁度いいし、道具もここで買っちゃおう、というのでとりあえずお試しコースをやってみた。ワイアリング忘れているかなと思ったらそうでもなかったが、速度が少し落ちたかな。写真のものは、実際のブーケの半分以下の大きさでまあ30分ほどで出来る。一般のウエディングブーケって、花の頭を切って、ワイアーで串刺しにするという残虐な行為である。ホルダーに差したり、自然のまま纏めたりするのもある。それらの方が残虐感は薄れるか(笑)。ホルダーはしかし重いし花抜けるし、束ねるのはどっちかと言うと自然派なので今度の雰囲気には向かないし。どうやっても数日の命だしおなじこと。ああ、プリザーブド・フラワーも人気みたいだね、2年くらい生きちゃうやつ。

先生が花柄のシャツを着た短髪の男性だったので後姿をみて、なんだか嫌なデジャブが(笑)。しかし男性の先生の方が女性より論理的に教えるから良い。特にお花の先生なんて感性だけの人多いから、人に教えるのって向いてないんだよね。やっぱり作るのは楽しいので、リハビリと趣味兼ねて本番まで2,3回通おう。教室で助手で教えている子は私の多分一回り半くらい下。生徒は案外オバサンがいる。自分の娘のためにブーケを練習しているけなげなママがいた。私も年齢的にはそっちに近いはず。つい聞かれてもいないのに「いい年して・・」と言い訳しちゃうのだった。

リハビリしたので2個じゃもったいないなあ、誰か私にオーダーしませんかね。

by violatsubone | 2010-09-25 13:30 | お遊び