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リカルドの帰還

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年明け。一週間がこんなに長く感じる事は稀だ。それ程この週は長かった。イベントも少なかったからなあ。始業時間ギリに付いたらテレビで社長がしゃべっていた。あれいつもより早いんだっけ。忘れてたぜ。まあ上司は最重要顧客先に挨拶中だ。その下はテレビの前で硬直している。軍人かお前は。皆直立不動で聴いているが別に座っていても見えるので座って聴いている。暫くして上司が戻り、「今年も頑張りましょう!」と大きな声で言う。体育会だなあ。テレビの前で硬直していた軍人は即座に呼応する。でも周りは冷静に仕事を始める。まあそういう課だ。個人主義でまとまりが無いのが私には居心地良い。事務方は年始だろうが四半期決算の月初には変わりないので、年始から忙しそうだ。

前の部署の様に初日に初詣行って新年会というのは無い。私は客に例に寄って挨拶に行き、今日を逃すと週末までチャンスが無いので、帰社したもののワンタッチで抜け、エビスの楽器屋へひた走った。日比谷線だから案外近い。先に電話しておいたので、少し時間過ぎたが待っていてくれた。
再びピカピカになったリカルド君が待っていた。弦も替えてくれていた。ボールエンドだったのでアジャスターを交換したり、ちょっと弾いてみたりして長々と楽器屋にいた。ヘリコアはフルセットで5000円だ。安くてびっくりした。「今はアメリカの弦がお買い得ですよ。価格は弦の質じゃなくて国の経済状況ですから(笑)」とのこと。

早速弾いてみた。なるほどびよらっぽい少し篭った音。ドミナントと比べてC線は鳴らしやすい、A線のキーンとした感じが無くなりやや湿っぽい音になったので、師匠に怒られるかな?とは思ったけど、ちょっと湿気のある音色は嫌いじゃないので無視しよう。多分他人にはわからないけど(どっち弾いても下手は下手)自己満足ということで。

by violatsubone | 2010-01-04 19:00