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数年ぶりの同期会


数年ぶりの同期会_c0102375_0523382.jpg部署再編とかで、顔と名前の一致しない同期が同じグループに来たからといって、(それも4月のことだ)今更ながらお披露目会をしようと、会社の同期からメールがきた。12人くらいか。女性は5名。実はこれが全員参加だ。男性は20人はいるんだろう。多くが、一度5-6年の海外赴任、或いは2-3年の国内赴任を2度程経て、最近は本部にあつまりつつある。いやーみんな帰ってきちゃったねえ。私らは変わらないねえと男性に言われたが、そりゃあ、4名未婚、既婚者もDINKSなわけだから、老ける訳がない。男性は、頭髪が「不毛地帯」になりつつある奴や、ロマンスグレーはもう一歩みたいなのが多く、また残業接待残業接待によりぶくぶく肥えて行く。新人の時はビジュアル系バンドのベーシストだった美形君もいまや目だけは切れ長のアザラシだ。
20代の時は彼氏彼女の話、仕事の前向きな話が多かった。30代の時は、腰が痛いだの病気自慢及び生まれた子供の話、そして上司の愚痴が多かった。40代は・・・
「俺達が新人の時は山程借金こさえてよー」
「独身寮のある埼玉にずらりとベンツやBMがとまってたよなあ。」
「寮はきたねえ癖に車だけは凄かったよな。みな借金してなんぼだったからな」
「今の若い奴って、なんで貯金もってるんだろうなあ」
「俺、今でもないんだよね。ついつい若いものとかにご馳走しちゃってね」
「でも今の若いもの可哀相だよな。俺達のときの部長って、10時頃来て、新聞読んで、必要な指示と決断をして、18時頃に、じゃあといって客と呑みに行くか銀座に消えて行ったよな。かっこいいなあ、いつかは俺もあの椅子に座りたいと思ったもんだ」
「今の部長って、社内の手続きに追われたり、内部統制の資料に判子おしたり、誰よりも早くきて誰よりも遅くまで残ってメール見まくって、誰もなりたいと思わないよな」
「出世意欲が無いと、自分のやりたいことだけやるという、割り切った感じになって、何だかギラギラするもんがないんだよね・・。それが逆にいいのかもしれないけどね」
・・バブル回帰と「今の若いもんは」でしたね。

あんにょんはせよの国の駐在員の愚痴は面白かった。
「現地社員であっても、いざとなれば敵国日本なんだよな。誰かが勤務態度が悪いので給料減らすといったら、『俺のばあちゃんはお前達に酷い面にあった』って過去の事をもってきて泣きつかれる。それでも肯んじなかったら、K国社員全員翌日エレベーターの前で鉢巻しめて『暴挙!』とストはじめやがるんだ。もう辟易だ。しかもあいつらは平気で嘘をつく。俺はあの国の企業に出資なんかするの絶対反対だ。騙されるだけだ。あの国とC国からは手を引きべきだね」。私も同意だ。

○の内からちょっと日比谷よりの店に入ったが、最初から最後まで貸切だった。安い店じゃなくて、バブリーズがいかにも選びそうな、ちょっと照明の暗い、お洒落な店ではあった。

by violatsubone | 2009-11-09 19:00 | ○の内