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譜面に囲まれて

リビングの床一面楽譜だらけだ。明日はレスン。レスンの曲がサイドテーブルにある。譜面台にはM1がありベト4がある。更に床下には楽譜とスコアがペアになり置いてある。今だかつて1日でこんなに沢山の曲をみたことは無い。
まずベートーヴェンカルテットOp18の3、つぼかるで1度だけ1楽章をやって曲にならなかった奴だ。2楽章までにしましょうと主張したのに、誰もきいちゃくれない。ちょっと弾いてみたら4番よりびよらは難しかった。ちょっとモーツァルトが入った割と明るめの初期の曲。シンフォニー4番の5年前。4楽章などは同じように明るくて速いので難しいの上に下品な2文字が付く。難しいとかじゃなくて、出来ん。3連符の掛け上げるところが特に出来ん。当日やはり1,2楽章に・・と頼んでみるしかない。尚難易度関係なく2楽章が一番好きだ。
その横にはモーツァルト、クラリネット5重奏曲。クラの有名なたりらりたりらりたりらりの箇所は弦楽器も代わりばんこにやるが、一つ音程が難しいパターンがあり、指が上手く回らない。あと4楽章のバリエーションの一番暗い奴はヴィオラがメロディーだ。
同じくモーツァルト、5重奏曲KV516.やっぱりカルテットの曲よりクインテットの重厚さが好きな私。そして短調!。これはプロのばよりにすと(MMTA先生)がファーストばよりんを弾いてくださる曲だ。送付されベー連らいたのコピー譜には「メロス四重奏団は138でした」なんて書かれている。そうですかその速度ですか。4楽章の出だしのメランコリックなところが大好きで、ここは先生のメロディーを楽しめる余裕があればいいんだが、うっとり聴いているとその後アレグロになった途端落ちる可能性あり。
はいどん。5度。モーツァルトよりハイドンの方が好きなんだけど、多すぎてどれがどれだかわからんので表題があるものしか覚えていない。やっぱ問題は4楽章のvivaceですかなあ。メロディーに揺らされると絶対落ちる。
そして、ぱがにーに。どんなんだろうと思って譜面をみたら、なんだか裏打ちしかない。どの譜面より圧倒的に簡単だが、スコアがないのでこれでは全くわからない。ぱがにーにはギターも弾けたらしくて、ギターとの曲を結構作っているとのことだ。この曲をリクエストした御仁はチェロも弾くがギターも弾くというひとらしい。CDをつけてきた。私の譜面から想像するに平和な曲なのかもと思って聴いたら、やっぱりぱがにーにだった。ギターよりも、ヴァイオリンが恐ろしく忙しくて難しい。この曲をリクエストした人はギターを弾く。ってことは「これ弾いて」と渡されるヴァイオリニストがいるわけだ。こんなのハイよと弾けちゃう人がいるってことなのね(@_@)。という事に驚いた。しかしパガニーニっつうのはカルテットのバランスを全く無視した曲をつくるんだな。

ぱがにーにが平和なので少し救われた気分になっていたら、もひとつ譜面が来た。MNMN先生との「ヴィオラの部屋」。呑み会じゃないのーと思っていたがそんな事はなかった。なんと送られてきた譜面は
野平編曲の「シャコンヌ」の4番ヴィオラだった。(@_@)(@_@)(@_@)。
MNMN先生が1番を一人で、あとは2人ずつ弾くらしい。で、私が初級者だ初級者だとわめいていたら、多分一番手馴れた人が一緒に4番を弾いてくれることになっていたらしい。丁寧に運指まで書かれた譜面が来た。ところどころ「ド」とか「シ」とかカタカナ入っているところみると、ヴァイオリンとの両刀使いで、ハ音に時々戸惑う人が使っていたらしい。2人一組だがいいものの、この期に及んでシャコンヌ・・。
しかしいつかは弾きたいと思っていたし、私が声かけたところで人が集まるもんでもなし、4番ビオラは音が低いのが一番好きだったのでとてつもなく良い機会なのではある。しかもMNMNさんとシャコンヌだ。

どれも「落ちない様に」するだけで精一杯だ。平日は弾けない日が多いので譜読みだて間に合わないことは確実なのだ。なので毎日いろんなスコアをカバンにいれて帰宅時や昼時に聞くようにしているのだが、中々頭に入らない。しかしすらすらと弾けそうな人達と弾く機会に恵まれたのは幸運で、胸を借りる形で参加すればいいと思っている。

1日中弾き散らかしているうちに疲れてきて、そろそろやめようと思ったら、レスンの曲が後回しになってたことに気付いた・・。

by violatsubone | 2009-09-22 13:00 | カルテット??