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予告された崩壊の記録

「初回TUTTIはきっと崩壊する」と、師匠は予告した。実際その通りだった。

きっとぐちゃぐちゃになると皆感じていた。やっぱりその通りだった。マルケスの殺人じゃないけれど、皆がなんとなく予想された状態で、崩れていった。

ティル・オイレンシュピーゲルはなんつう根性のひねた奴なんだろうか。まあ弦の状態は想定内、木管がとても大変だった。うちのオケは、木管は割りと安定していると思っていたので、結構びっくりした。

エルガーも大変だった。えにぐま変奏曲はそれぞれが人を表現しており(1曲川に飛び込むわんこもあるが)、本人自身を表現している最終楽章で、予想通り崩壊した。だいたいが、怒涛の箇所の後に弾かないfirst endingの箇所があるので、思わず間違えてつっこんで回復不能になる。x書いているだけだと、つっこみがちになるので完全に塗りつぶすか白い紙をかぶせることにしよう。
散々崩壊したこの日の夜中、私がやったことといえば、どしゅさんがしこしこ作製したシールを譜面にはることだった(-_-;)。各楽章の顔写真を観たい方はコチラ。写真シールはどしゅさんが鋭意配布中。

「何で弾いた事ある人が多い割に間違えるんですか!」と某チェロトップが文句を言っていたのが聴こえた。ブラ4.間違えるっつうか、凄い汚かった。何もかもが大雑把な。

この日の指揮は、マラ9以来のMR川さんだった。N響の正式団員になられた。最近はTVでお見かけする事も多い。ちょっと大人っぽくなった。頬の赤味がなくなったからかなあ。相変わらず容赦なく速い指揮振りだったが、ティルなどは細かく丁寧に(というかそうせざるをえない惨状だったのだ)みていただいた。指導にも貫禄が付いて来た気がする。一回り以上下なので先生なので、ちょっとオバサン的視線でみてしまふ。落ち着いた感じがするのは自信かしら。ただこの若さでこの体型はちょっと心配だわ、おばさん。。

さて、これからどうやろう、と、結構頭抱えているかもしれない。MR川さん、いつも難曲ばかりですいません。またよろしくお願いしますね。

by violatsubone | 2009-03-21 18:00 | おけすとら