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おつぼねカルテット 第12幕 先生付

この惨状でT響のK池先生に6重奏を見ていただこうという大それた企画。
冠江東にて。
先生「うーん、まあ、大変だということは、聞いていたけどね・・」
もそもそと口ごもった。緊張しているので先週の示し合わせ事項とか吹っ飛んでいる。
先生「この曲はブラームスが若い時の情熱的な曲。もう少し若々しく弾いて」
若々しく・・若くないからなあ我々。かといって枯れた感じが出せているだけでもなく、まあ後ろ重心なんだよね。ブラームスのあの真ん丸い体型の歩き方そのまんま。メタボな演奏。

先生「あのさ、れすん前には小節番号振っておくように」
万人の予想を裏切り、開口一番の注意で赤面したのはどしゅだった。(笑)
(その後、誰かが注意されている時に、隙を見て全部数え終えていた。数えるのはええなあ。)

はい、もう一度最初から
おれんじ「1,2,3・・」
先生「本番は、1,2,3って言わないようにね。でさあ、、(以下ツボネの情け)」

先生「まずはアンサンブルのチューニングはチェロからが安定するよ」
先生「どんな作曲家でも1楽章に一番力をいれるんだから。最初がつまらなきゃ誰も聴いてくれないし。その中でも出だしは重要だからね」
先生「オケの時よりより気を使うこととして音はぶちっと切れないように。余韻が続くよう、弓は回転するような感じで弾くといいよ」
先生「ストバイの音量とのバランス考えて余り中低弦ごーごー鳴らさないようにね」
先生「シンコペは前に行く感じで。拍を感じさせるようにね」
先生「②のpizzの音階は後ろが走り勝ちだから気をつけて」
先生「➂♪はその拍分きちんと伸ばすこと、<忘れないように」
先生「出だしの音はもっとはっきり。」
先生「メロディーのヴィブラートはもう少し大きめにかけるといいね」
先生「ダイナミクスの差をもっとだしてね」
先生「⑥は飛ばし気味に」
先生「2楽章メロディーの装飾音符はもう少しゆったりと弾く様に」
先生「2楽章の音階(チェロあとからびよら)はもっと<>をつけて盛り上がるように。まずはスラーとって練習してみて」

先生「練習の録音とかとっとくといいよ、客観的に色々判るから」

今日に限って、慌てててわすれたんだなあKGBグッズ。 

by violatsubone | 2009-03-01 17:00 | カルテット??