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FAF(エフ・アー・エフ)管弦楽団 第37回演奏会終了

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(ここまで時間たって他の団員が書いた後に書くには、あまり真面目なものを書いても仕方ないですね)
本番当日、最大の懸念事項はみなとみらい9時集合ということ。受付総括の私としては、会社の会議には遅刻しても、この集合時間に遅刻するわけにはいかない。流石に、Hrの某氏の様に横浜まで大人の乗り物を使うほどには、やや抵抗がある。真面目に武蔵小杉で乗り換えて、みなとみらい15分前着。ぞろぞろと楽器を持った人達。そして持っていないけれど見覚えのある人達=合唱。みなとみらいの長いエスカレーターをFAFが陣取る。朝の挨拶は、さわやかでいいもんだ。会社ではやらないんだけどさ。
入り口はいると、私は忙しい。フロマネの姿をみつけて、ばたばた説明し、荷物をチェックし、1人で無駄にばたばたしているうちに、手馴れている団員がちゃんと仕事をしてくれている。フロマネM様はなれたもので、ここの段差がとか、ここの動線がとか、素早く、効率的にチェック。ふーん、そうなんだ。T屋さんはリハの時間が短いので逆に雑用係は楽なのである。

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リハーサル。まずは天使のラッパ。バンダの位置調整から。舞台の上に上がったり下がったり。音がでかくなったり小さく聴こえたりする。隣のおじさまと「アイーダそのまんまだねー」。我々は後ろの方のプルトなのでラッパが耳に直接とんでくるのだ。その位置が決まり、あとは多少調整するとあっというまにリハは終わってしまった。ソリストいいのかしら、と思ったが、彼らも本番前であまりやりたくは無いらしい。ソリストと指揮者と合唱指導者で色々意見が異なったり、どうなんのかねという感じ。
とりあえず受付の方に挨拶などをせねばならんので、営業ウーマンスマイルで、受付に飛んでいきにっこりご挨拶。ダンゲの方は若くて美しい方が多い。花束嬢にして正解。ビオラが2名いるという。へえ、最近のビオリストはみな可愛いねえ。師匠が鼻の下伸ばすはずだ。(註:ダンゲはG大生がかなり多い。ダンゲのビオラパートは師匠アプルーバルだそうだ)私の頃は、痩せ型美女はバイオリン、まるっこいのがビオラ、と仕分けされてしまっていた。なのであまり美女がいなかった。


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本番。ドレスの上にブラウスを羽織っていたが、暑くて脱ぎ捨てた。蕁麻疹とシミなどで小汚い背中、いつか皮膚科かエステで何とかしようと思っていたけどその暇も無いまま、さらす羽目になった。前のグッピも二の腕丸出しである。年取ると露出度が高くなるのか。男性諸氏は逆であったらよかったのにと思うだろうが。もしかしたらカラードレスで現れるかも?と思っていたソリスト2名はちゃんと黒だった。しかし、何処まで黒で派手に出来るかを真剣に考えた黒だった。片やレースのマント、片や光モノだらけ。2名とも素敵なドレスだったと思う。
私の位置は、Obの003pの直ぐ隣。木管前列と同じ列。ソリストが立つと指揮者は良く見えない。トップもあまり見えない。仕方ないので前のグッピを見て弾く事にする。大きなホールでの合唱は声がのびのびしていて素敵だ。練習の最初の頃とは全然違う。声の質が違う気がした。そしてソリスト!流石二期会。2000人のホールを人一人の声で聴かせる、何度もしつこいが人間という楽器の力量は素晴らしいものだ。表現力は木や金属では敵わない。本当にオペラの華麗さ。しかしやっぱりずれた。最初は良かったのですがね。もう少しで、というところで。前と後ろが決定的にずれている。あーあと思い仕方ないのでパート内は合わせる様に、と思ったつもりで弾いたがずれていたかもしれない。DVDで顔しかめたり横見たりしていなけりゃいいんだけどな。まあでも楽しい貴重な経験だった。多分早々弾けない、いや、もう一生弾けないかもしれない。

これで受付係さえなければ、もっといい思い出なんだがな。

by violatsubone | 2008-11-09 16:30 | おけすとら