カテゴリ:芸術鑑賞( 21 )

ぎりぎりくれー

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美術展ってあれよあれよという間に終わってしまう。とゆーわけで無謀にも最終日の午後に飛び込んだクレー展。入り口はごった返しており、どうなる事かと思ったが、奥に入ると案外ゆっくり見られた。出入り口だけ込む目黒線パターンか。
作品を裏返したり切り貼りしたり不思議な技法を試したり、、一見単純な線で表現されているが見れば見るほど吸い寄せられる。複製をインテリアにほしいなと思ったが、レジが込んでいたからやめた。
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by violatsubone | 2011-07-31 14:00 | 芸術鑑賞

初めての目黒区美術館

散歩がてら、初めて行ってみた。徒歩10分くらいなのだが、案外行かないもんだよな。区民プールの後ろにあり、まだ陽が高かったためプールが気持ち良さそうだった。しっかし区民プールは子連れじゃないといけない雰囲気だ。子供の頃プールに滑り台から入るのが大好きだったので、ちょっと子供がうらやましい。狭いプールサイドで寝転んでる大人は気持ち良さそうじゃないしなー。(しっかし若夫婦が多いからか女性は皆スレンダーでスタイルいいなあ、これ全員ママなのか)

ウイリアム・モリスとかラファエル前派って、女性にしか人気ないし、美術品としてどーなのかというと、やっぱり装飾品の類だと思うし、ラファエル前派、よーするに美形オンパレードみたいな絵を描く人たち。学生時代に好きだった時期もあるもののずっと遠のいていたが久しぶりに覗いてみた。やっぱり絵本の装飾に相応しい神話の世界を幻想的に美しく描いたもので、何か心にささるかというとそういうわけじゃないが、夏の午後にオールド・イングランドの色っぽい美女達を見るのも悪くはない。尚区民館によくある小さな喫茶店、ここは結構落ち着いてよい感じだな。ゆっくり出来る喫茶店って、ないのよねえ
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by violatsubone | 2011-07-03 17:00 | 芸術鑑賞

ぎりぎりかんでぃんすきー《場所取り。。


c0102375_23183.jpg駆け込みで、終了3日前に観に行ったのだ。徒歩30秒だというのに。。書くと長くなりそうで後回しにしているのよね。いつかはあぷよてい。

まあ、カンディンスキー、序章ってところ?
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by violatsubone | 2011-02-03 18:30 | 芸術鑑賞

休館美術館


c0102375_14251148.jpg音楽には冷淡だが美術には厚遇な弊社。例えば美大卒業生の支援なんぞもしていたりする。美術館優遇は色々あって、ボランティアで車椅子押しながら閉館後の美術館をゆっくり展示というシステムもあり(社員ボランティアプログラムの一環)最近はオケ練習と重なって参加できないのだが、これは中々良い企画と思う。まあ私は基本ボランティアなんて資本主義経済の回転に反した行為には興味ないのだが、単純に空いている美術館にいけるのはよいということだ。
今回はオルセー美術館展に協賛したつうことで、協賛者様特別休館日ご招待なるものがあった。全社員というより社内掲示板に張り出されていたのをいち早く応募してゲットしたのだ。Fオケの他の方の会社も協賛していたな。日にちが今日限定。本当は午後半休取得予定だったが3連休の後にかえるにかえれずけっきょく夕方から。それでも20時までやっているので、2時間は見られる。チューブトップの様だといわれるクネクネしたフォルムの国立新美術館は久しぶり。サラリーマンとかその家族っぽい人は結構来ているが行列は無し。そしてガイドもタダだというので、初めて借りてみた。しかしこれは忙しいな。事前情報としてはいいけれど絵を観ながら聞くもんじゃないね。結局途中までつけていて、最後は椅子に座って一挙に全部きいてから、最初から無しで回りなおした。まあそういうことも出来るくらいには空いていた。
この展覧会は「ポスト印象派」所謂印象派展から離れていった人達の部分がメイン。最初からおなじみのモネが出てくるがこれは序曲。これが出品されれば品格アップのセザンヌの存在感や光の眩さを表現したスーラやシニャックの絵もそれなりに充実をしていたが、中心はゴッホ&ゴーギャン、ナビ派とか象徴主義なんだろう。(ナビ派展などといっても人ははいらんからな)ドニとか、ボナール。平面に自分がみえると感じた鮮やかな色彩をぺたっと塗っていった、大胆な画法。美しさの表現から、内面の表現への移行。まあぶっちゃけヘタウマな感じも否めないが、見ているうちに引き込まれる強さのある絵たちだ。ドニの木々の中の行列とか、初めて見たので中々印象深かった。
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パリに行ったのがいつが最後がすら覚えていない私は、以前も言ったが、ジュードボーム美術館とかオランジェリー美術館で、今展示されている「印象派」な絵はお目にかかっている。久しぶりな絵もあり、こんな絵があったんだ、という新発見も多くはないが、あった。
まあ、新美術館の大きさからか、展示されている絵はそうは多くない。マネ中心に80点もそろえたマネ展の方が充実度は高い。ちょっと広げすぎた感じもあり・・。
まあそれでも比較的空いている美術館をゆっくりみてまわれるのは、日本じゃないみたいで、楽しいものだ。1枚だけ飾っておけるのであれば、セザンヌの「水浴の男達」いえ、それもそそりますが(何をだ)まあ、ゴッホの「星降る夜」かな。紺を中心とした我が家のインテリアにもあうし(笑)。
辻某@みぽりん旦那の執筆がオフィシャル本になっていたので、彼が絵の解説をしているのかなと買ってみたら、単に絵をモチーフにしてミニ小説かいているだけだった。折角タダで入ったのにへんなもんに出費してしまった。
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by violatsubone | 2010-07-20 18:00 | 芸術鑑賞

眼の前美術館その2

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このあたりから酷暑はスタートしたんだったな。ギラギラした日差しの中、美容院を出た私、そういやあ会社もそうだが美容院も眼の前が美術館じゃないの。展示会はよくわからんが、ちょっと寄って見よう。庭園美術館。出し物に「天空の音楽」って書いてあったので、面白いかなと。
有元利夫という人は良く知らない。でも絵は観たことある。CDケースだったか、本の表紙だったかそうした類だ。なんでもピエロ・デラ・フランチェスカをはじめとする15世紀ルネサンスイタリアのフレスコ画に魅せられてその影響・・いやいやそのフレスコ画に現代風の味付けをした絵画なのだ。フレスコ画特有のオレンジ色を漆喰の様に塗って、あの当時のイタリアな服装の人物達。フレスコ画の風合いは日本画の画材が近いのだそうだ。なんというか中世のフレスコ画-キリスト教+ルネ・マグリット、それからどんどん人物が丸くなっていくので、ボテッロも足した風合い、といったかんじかな。殆どに人物が登場するが、彼らの行動が明確にわからんように、足はドレスで多い、手はぼんやりとしか描かず、表情は無い。観る人に任せます、なんですかね。音楽を題材にした絵ということで、カノン ソナタ フーガ とかいった題材のもの、ビバルディの四季を題材にしたもの、など小品がいくつかある。まあつっこめば、絵の時代と音楽の時代はずれてるけど、好きなもの同志を組み合わせたという事か。自身はリコーダーを吹き、ちょろっと作曲もしたみたい。この美術館のこじんまりした雰囲気とあいまって、中々面白い展示物だった。良く見れば没後とかいてあり、どうやら30代で病死している為、彼自身のスタイルが確立してから数年分の絵しかないのは惜しまれるところだ。(というかこの展示みて彼の年表みるまで生きてるのかと思っていた。ポスター良く見ろよ)
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庭園美術館というからには素敵な庭園が売り。外にも出てみたが、暑い。木陰にシートしいてピクニック気分のカップルが何組か居た。寝転ぶのも気持ち良さそうだ。いつの間にか影が動いてしまったら、悲惨なことになるけど。
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by violatsubone | 2010-07-18 14:00 | 芸術鑑賞

七夕ノー残業の日に

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眼と鼻の先にありながら、行く機会がなかった美術館。日中はオバサマたちが群れを成しており、20時閉館なので、サントリホールに行く為にダッシュで出る時を覗いてはその時間に間に合うようには中々出られないわけだが、7月中なので、本日に照準を絞った。18時過ぎに飛び出し、徒歩30秒の美術館の中。この時間だとそれほど込んでいない。つうよりも最強の生き物「団塊マダム」がいないので静かに見られた。
欧米の個人コレクションみたいなこじんまりした建物にどのくらいあるのかしらと思ったが、結構多かった。80点あまりという。流石第一号展というだけあって集めたな。どうもここの館長は以前オルセーに勤務していたという。なるほどコネは重要だな。すみれのベルトモリゾだけかと思ったが、(何の予備知識も入れていない)、他のベルトモリゾもいるし、謎解きが面白いゾラもいるし、オランピアの習作もあり、マクシミリアンの処刑あり、何より黒の使い方が魅力的な”スペインシリーズ”の絵が充実しているのが嬉しい。展示室の真ん中にソファーもありゆっくりみることができた。印象派の父ってことになっているが、彼の特徴は「黒」だもんね。印象派よりもモダンなんじゃないかなと思う。ここのも殆どオルセーから持ってきて、上野でもオルセー展がやってるんだがオルセー美術館おおばんぶるまいですね。私が以前これらの絵を観たのは、オルセーが出来る前だから、ジュー・ド・ポーム美術館だったかな。知らないでしょー若い方々(笑)。
ただやっぱり仕事の後美術館周りは疲れているので、ちょっと浸るまでに時間がかかる。やはり休日に行くのがいいんだろうな。
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by violatsubone | 2010-07-07 18:30 | 芸術鑑賞

O氏の写真展


c0102375_2371818.jpgレッスンの後に、赤桶指揮者が写真展開いてるというので、帰り道がてらのぞいてみた。写真展って滅多にいかないからねえ。習い始めて1年というので、そこの先生のお弟子さんが何人か共同出展ということらしい。
展示物は写真には載せられないが、入ったらいきなりガンダムとシャアザクのデカイ写真があった。こんな写真でもええのか。プラモデル?をより迫力にとったということ?。しかしO先生のはそれではなくて、それに見入っていたら本来の場所に案内された。
白黒写真の、白と黒の間って沢山色があるもんだ。O先生のはかなり黒を漆黒に、白とのコントラストをはっきりととった写真だった。隣の方の写真は黒がもっとくすんでいて柔かい感じだったので並べるととても差がでる。男性っぽいな。メリハリがあって、見せたい所をくっきり見せる形ですか。

被写体は池袋だった。しかも、うらぶれたラブホの裏口とか裏通りの小劇場?(成人用)とか、ホームレスの人とか、ぼろぼろのアパートとか。写真家の被写体の選び方っておもしろいな。何故ここの場所をとろうと思ったんですかと本人に聞いてみたらインスピレーションだという。感性なんですかねー。ラブホの裏(笑)。カラーだとリアルで小汚い場所程、白黒にすると何かレトロで懐かしい感じになる。色が抑えられることで他の何かがでてくるんですかねえ。この白黒の感じはどうやって調整するんですかと聞いたら暗室で光のあて具合を零コンマ何秒の差で調整するんだそうな。その微妙な調整具合でバランスが全く違うとか、うれしそうにおっしゃっていた。
沿道に喪服が並んでいる店の写真があった。こんなところに喪服並べる変な店もあるもんだと現実的な感想を最初に持ったが、芸術家の見解は違った。O先生、一言。
「マーラーだ」

はあ。
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by violatsubone | 2009-09-23 16:30 | 芸術鑑賞

文KA村にてピカソ鑑賞《途中

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昼間のレスンであったので、徒歩にて渋谷まで。(私だって歩く)。休日の昼間レスンだと、ここに寄るのが楽しみなのだ。文化村。気分により、映画みたり美術館覗いたり買い物したり。
お、20周年だそうだ。なんと私の社会人年齢と同い年なのか!。そっかー社会人になったときにここは出来たのだね。

映画がイマイチなので、美術館は何やっているかなと覗いたら、おおっ!ピカソとクレーの展示会だ。これはいかねばなるまい。
何でもデュッセルにある美術館が改修工事で閉館している為その間に貸してくれたのだそうだ。そういやあ観た絵があったなあ。
デュッセルは両親が4年ほど住んでいたが、私は高校の休みに訪ねにいくくらい、行ったらいったで、他の地方や国に旅行にいってしまうので、この街の滞在期間すくなかったなあ。映像で町並みが出ても殆ど覚えていない。

展示物は非常に充実していた。あたしゃフェルメールを並んでぎゅうぎゅう詰めになりながら行くよりもずっとこちらの展示物が良い。

続く:
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by violatsubone | 2009-01-10 14:30 | 芸術鑑賞

明るい小川@大きなバレエ団 (こそこそアップ

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面白かったですー!!これは大収穫。お薦めしてくれたどしゅ氏に感謝でございます。

レポは1週間後ですorz

今日は21日・・・(-_-;)
嘘だ。半月後になってしまった。

ショスタコーヴィチの「明るい小川」@東京文化会館。だいたいこの人がバレエ音楽やってるって事自体良く知らないが、まあ色々やっている人だからな。ええと、最近知り合いも増えた赤い桶な方の影響が無いわけではないが、(正式にはどしゅ氏に言われるまでショスタコの演目だなんて知らなかった)バレエみるなら観た事無い演目がいいと思っていたわけ。白鳥湖もいいんだけどね。
楽しく笑える明るい演目です。トロカデロですか?という女装のシーンもあり。
まあオペラでもバレエでもストーリーは大抵男女のしょうも無い恋愛話。(全ての物語は恋愛もの、といっていいんだけど、大げさにデフォルメされるだけあり、舞台芸術での恋愛話ってかなりしょうもないのが多い)。舞台は「明るい小川」という集団農場(コルホーズ!!)若い夫婦と老より夫婦2組、モスクワからの芸術慰問団(!!)のバレリーナ男女に夫々浮気心を起こす。若夫婦の旦那、老夫婦の旦那が女性バレリーナに、老夫婦のちょっと大助花子の花子そっくりな妻が男性ダンサーにそれぞれ惚れるが、若夫婦の妻ジーナ(実は元バレエダンサー)の友人であるダンサーは、衣装を取り替えたりして、浮気をしようとする彼らをとっちめるという・・。浮気はいかんぞえ、夫婦仲良くやりなさいということで大団円。

ショスタコのこの演目は、35年の「プラウダ」批判以降、暫くロシアでは上演されなかったそうだ。2003年に70年ぶりに、ボリショイ新劇場の最初の演目として、今回の振り付け師、らとマンスキー氏により再演された。もう少し早くされてもよさそうなものなのにね。
ショスタコの音楽にも、振り付け師の演出にも、諧謔たっぷり、ちょっとブラックな笑いという私の最も好きなジャンル(笑)。こんなに楽しい演目がなんだかんだと屁理屈でお蔵入りになったなんて、政治家って狭量よね。まあこの前に「xxxのマクベス夫人」なんて公開するからなんだろうけどね。(ありゃあ、思想とか政権とか関係なく、役人はぶったまげるから)

どしゅ氏はバレエじゃなくてオケピが良く見える場所にしたんだとまたオタクな発言をするので、私はバレエも観たいが、そういわれてみればオケピも見えたほうがいいかと3階LC席をとってみた。何故か横の席は1列纏まって空いていた。勿体無い。どしゅ夫婦は4階の丁度同じくらいの席。どうせオペラグラスの角度が他の人と違っているんだろうな。
赤い幕が上がると、いきなり鎌とハンマーの書かれたモノクロの幕。そこにロシア語でプラウダ紙の批判が皮肉を込めて掲載されていた。(勿論意味は後で判った。)うー、赤いオケの人が狂喜乱舞する姿が眼に浮かぶ、と、あたしは手を額にあててしまった。

如何にもおロシア風な、レトロだが、明るい色の農民達の衣装。色とりどりの明るい舞台だ。ブリューゲルの絵をもっと明るくした様な。舞台を汽車が走ったりする。楽しい音楽とぴったりのプリマドンナはバレリーナ役のマーリヤ・アレクサンドロワ。そしてダンサー役のゲスト・プリンシパルのセルゲイ・フィーリン。この2人が第2幕で服を入れ替える。マーリヤ・アレクサンドロワは宝塚の男役みたいな雰囲気。それだけではなく、女性は男性が踊っていたヴァリアシオンを踊る。男性はなんちゃってシルフィード、チュチュを着て胸に手をクロスしてポワントでつま先立ち。検索したら丁度良い画像がありました。ロシアのTV?キャストは多分同じです。ここ観てみてくださいな。(ようつべ画像)
抱腹絶倒ながらも、テクニックに脱帽です。オペラグラスでみると、表情まで女性っぽくして、目配せやウインクしたり。カーテンコールにまで、女性の仕草をしたりする、サーヴィス精神も流石。

音楽も例によって暗くなったり明るくなったりロマンチックになったり、パロったり・・変幻自在で楽しめた。思ったよりずっと。これはね、バレエファンじゃなくてもショスタコファンじゃなくても、とてもとても楽しめる演目でしたよ。

オケピもみてみた。左の席なのでビオラが良く見える。3プルト目のおっさんは黒なら文句無いだろうといわんばかりにポロシャツを着ていた。精緻というわけじゃないけど、迫力ある演奏。自在な表現力は流石だった。出番の少ないティンパニ奏者が手をポケットに突っ込んで舞台みているのが面白かった・・。(オケは翌日の方が良かったみたい)

帰りの電車で彼らと一緒になった。来日演奏家っていつも品川プリンスなのかな。やっぱり品川でおりていった。車両はロシア語だらけだった。
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by violatsubone | 2008-12-09 19:00 | 芸術鑑賞

タンゴ+能=新宿コマ劇場

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本日は不思議なものをみました。能とタンゴと新内のコラボ、源氏物語「情炎」。
場所は自宅から徒歩15分の五反田ゆうぽーと。会社の関係で招待。踊り好きの先輩と観に行った。例によって源氏物語最凶のツボネ六条御息所の話だ。みんな御息所好きね。能はこの間、鑑賞したし、アルゼンチンは私が幼少期過ごした場所。日本アルゼンチン修好110年という中途半端な記念の年。それと源氏千年紀をひっかけて、タンゴで源氏、というコンセプト。へえ、面白そうじゃないのと、即座に応募した。ポスターを見る限り、タンゴがメインなのか、と思わせる。
しかし違った。
舞台を2分割して、右側にピアノやバンドネオンなどタンゴ用楽器、左側に笛や太鼓の能用の楽器、新内という浄瑠璃の一種で人間国宝の方も出演。朗読者は女優さん。企画はとても豪華。
源氏役はタンゴダンサー。アルゼンチンのダンサーか。中々カッコ良い。何故か総髪で現れてまるで武士の様だ。源氏武士ちがうあるよ。パートナーの女性も中々見栄えがする。日本人だと気恥ずかしくなるくらい足を絡めあうアルゼンチンタンゴをひとしきりおどる。これは良い。その後でまた語り、ダンサーがすすっと退場すると、その後になにやら全身銀色の雌鳥みたいなおばさんが現れた。先輩とは思わず顔を見合わせる。私はあまり正式に観た事が無いが、タンゴっつうのはこの歌手とダンサーが一対のものらしい。銀の雌鳥はどすの聴いた声で歌い出す、日本語の様だがマイクが近すぎるのかドスが聞きすぎるのか何いってるのかわからない。
途切れ途切れに聴こえるのは「おとこおおおおーーー うらみいいいいーー」とかいう品性とは程遠いもの。いつもはスペイン語で歌っているから日本語なれないのかねこの人。
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KOSAKA YU サイトでみたら結構凄い人らしい。昔は美人だったし、アルゼンチン風のひっつめ髪で歌う姿も様になっている。うーんスペイン語で歌えばよかったのにい。
その後で能の舞がちょっとあったりしたが、まあ正直言えば、彼女のオンステージに日亜の踊りがバックについたというイメージだ。途中から銀の衣装を脱ぎ捨て、大胆な赤の衣装になった。足の線も透けて見える。若い頃はさぞかしとは思うがいまだと、新宿コマ劇場、或いは、紅白にでて舞い上がってど派手な衣装を着た演歌歌手、といった雰囲気。
能の舞の方はちょっとだけ、夜叉の仮面をかぶった御息所の怨念がちょっと居心地悪そうに舞台をうごめく・・・が、最期に現れた黄金の七面鳥の様なYOUにすごすご引き下がる。。

最期に合いにきた源氏を振り払い、ふっきれたのよね私、といった御息所の役が黄金の七面鳥衣装なのだが、まー兎に角この方が全てもっていってしまった。

試みはよいし、出演者も一流なので、もう少し音楽面でもダンス面でも融合させればいいのに、かわるがわるの演奏、ではあまりコラボっぽくないなあとちょっと思うのでした。ゆうおばさんのオンステージ!なわけでした。

でもアルゼンチンタンゴの曲は、物悲しくていいですね。ピアソラだろうが誰だろうが似てはおりますものの・・。バンドネオンの音色がよいです。自宅で久しぶりにピアソラを聴いてみた私でした。
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by violatsubone | 2008-10-10 19:00 | 芸術鑑賞