カテゴリ:映画/TV( 50 )

バベル

お尻と腰が痛いんだけど・・。 まず とにかく感想はこれだ。普通の映画館じゃないから椅子が悪いのだ。毎年そうだ。しかもこの映画は2時間半。足元も狭いのでエコノミークラス症候群になりそうだった。
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弊社には組合の「クラブ委員会」なるものがあり、色々イベントが行われる。大企業の特権というか驕りで、大抵貸切。応募して抽選で当たれば参加。映画やコンサートがメイン。落語も2回ほど。数年前から派遣の方にも応募資格が与えられたので、お嬢さん方と時々参加する。今回は映画。1000円で弁当つき(取引先関係のものだから、K○Cが多い)。話題の「バベル」です。場所は試写会専門?の有楽町でかカメラの7階。ここ、本当に椅子が悪いんですよ。。

封切り前なので、余り内容には触れないでおきます。まあ、内容触れたところで支障ないかもです。コミュニケーション不全、分かり合いたいのに分かり合えない悲しい人間の性という内容です。綺羅星の如く豪華の出演者陣ですが、それぞれの役割はとても地味。(一番しょうもなくてアホっぽいのはあたしのごひいきの、ガエル・ガルシア・ベルナルだ。たまにはまともな役やらんかねえ)菊池凛子が賞候補になったんは、障害者の役だから?それとも脱いだから?(日本人体型なのが微笑ましいです)と、ちょいと疑問だったりして。しっかし日本のエピソードたるや・・。最近の女子高生は皆ああなのか、私にはもう分断されていてわかりませぬ。
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でも真面目すぎて面白いかというと面白くないっす。オムニバス形式というか、バラバラのエピソードが少しづつ時間をずらして進んでいくんですが、このテーマに対して、別にこういうストーリーじゃなくてもいいじゃん、みたいなのはあるな。最近私は単純化されているので盛り上がりに欠けるのだめなのかもー。

追記:で、お奨めなのかどうなのかというつっこみが入りましたので。正直、私は余り好きではない。
面白くないから。深かろうが何であろうが、映画は面白くないと嫌なの。「ぱひゅーむ」は面白かったよ。深読みするものが好きであれば、いいかもしれません。好みです。
これだけは言いますが、デートには、向きません。映画みて議論するのが好きなカップルであれば、どうぞご自由に。

バベルの題名は旧約聖書の「バベルの塔」からとったものです。私は聖書でこのエピソード読んだ時、「なんて狭量な野郎なんだかみさまって!」とあきれたことがあります。大体神様、怒りっぽいし、すぐ罰するし、全然博愛じゃないよな。(信仰心の厚い方、ごめんなさいませ。)
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by violatsubone | 2007-04-17 19:00 | 映画/TV

パヒューム  (漸く書きました)

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*写真は公式HP、DL用画像。

実は4月5日に見たのでした。本日は深夜残業故ネタもなく、いんちきしました。(^_^.)

22時スタート六本木ヒルズコース。最近のお気に入りです。品川も21時頃からあるのですが会社の場所から離れるというのがミソ。非日常感が大切ですからね。

「臭い」の映画。鼻が異様に利く男の話。

私は原作から入った口。読んだのは2003年だった。読み終わった本は大抵ブックオフ行きなのでまだ手元にあるというのは気に入っていたのだろう。1985年にドイツで大ベストセラーになった本書。へえこんな「ブンガク」がベストセラーになるんだ、ドイツって文化国だなあと変な事に感心した。日米とは格調が違うと。読後感は、寧ろ悪い。感情移入なんぞ出来ない。それが逆に印象深い。史学科の私としては18世紀が舞台の物語って垂涎ものですし。池内紀の訳がまたいいのだわ。
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以下はネタばれ含まれます。ご注意。

2時間半という時間が長く感じない、よく出来た映画だと思う。原作の持つ雰囲気を壊さず、映像もとても美しく。女性の死体とか。死体がね、本当に綺麗なのよ。18世紀パリの雰囲気とか(撮影はバルセロナらしいが)、果物をむいている映像はフェルメールの様。そう、全てのシーンが額縁に入れると絵として飾れるくらいだ。映像化されるとは思わなかった群集による集団絡みのシーン。700人以上が全裸で絡み合うんですが、このシーンもロマン派の絵みたいなんですね。R指定にしない程には映倫も分かっている。話運びもテンポ良く、適度などきどき感もある。商人の娘が狙われるシーンは、何度もここで実は殺される?と思うぎりぎりのシーンがあり、少しヒチコック風かもしれん。原作読んでしまっているからこのあたりのスリルは100%享受できたわけではないのが残念。そしてとぼけた口調のナレーションにより、少々の笑いの粉をふりかけて。ダスティン・ホフマンが道化師の様な化粧で楽しんで演技してるのが、笑いの要素かも。

話題の一つ、香りを音で演出。BPOがいいのか、音質がいいのか、曲がいいのかはわからないが、いい香りは香り初めから徐々に音が大きくなり、ソプラノが入ったりして、香りが強くなったり広がったり、遠ざかったりする様子がわかる。そして主人公が理想とする香りがある音楽で表されるので、今、その香りがしたのだ、ということがわかるようになっている。成程。通り過ぎたり、強く香ったり。香りを表現というか、香りの移動、強弱が良く分かったな。
しかしサル系ドラキュラ顔のサイモン君が指揮者になってから、映画露出が増えたねBPO。
「ベルリンフィルと子供達」もサイモンだし、なんとかブルー(シャチがアシカを食べるシーンがあたしはトラウマだ)も彼の時代。活動範囲を広げることはよろしいことで。

映像が暗くならないのは原作では目立たない醜い男だが、映画ではきりりとハンサム。これでしょうやはり。まあ、普通こういうタイプは人と眼を合わせなく、いつも下を向いたりするのだが、こいつは人の眼をきっと見る。ちょっと違うけど、主人公には華がないとね。悪魔は天使より美しくあるべきで、ヒールキャラは美形が鉄則さ。処刑台の上での挨拶の優美さよ!。手足が長いとああいう宮廷風挨拶が決まるんだ。関係ないが「ハンニバル・ライジング」も彼がやったらかっこよかったかも。。

と、ほぼ大満足な私であったが、実は原作と映画の決定的な違いに対しては、少し不満。ほんの数分の回想シーンの挿入で、本と映画は全く違うものになった。映画の主人公は憎しみが原動力だった。でも映画は・・。映画の方がカタルシスが得られ、観客はちょっとぐっときながら、主人公に味方する。あの時少女が死ななければ?普通に恋愛ができて?。と、思わず思ってしまう。

でも、私は、本当に個人的な感想だけど、切なくなる分、主人公の人間像がとても普通なものに思えて、がっかりした。もっと悪でいてほしかったんだな。憎しみと絶望を抱えたまま最後のシーンを迎えて欲しかったんだな。究極の香りを欲した理由がそんな「あたりまえの事」であってほしくなかったんだな。

あの数分の回想シーン。それだけで全てひっくり返すんだから、それが狙いだとしたらたいしたものだ。そしてそのシーンがあるからこそ、日本では多くの映画館で上映されたのかもしれない。主人公を演じたベン・ウィンショーがカッコイイというのもあるけどね。

娘を溺愛する父親を演じたアラン・リックマン。大好きなおぢさま俳優です。
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by violatsubone | 2007-04-12 22:00 | 映画/TV

パンが無ければケーキを食えとは言わなかった

んですよ、マリーアントワネットは。別の貴婦人のセリフらしいですよ、史実は。
じゃあ彼女はなんていったか、
「貧乏人は麦を食え」

なわけないでしょ。

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というわけで、マリー・アントワネットの映画鑑賞。
私は映画鑑賞の9割は一人。気が向いた時に丁度やっている映画をみるもので、余り計画性はない。計画性がなくてふらりと入れるので映画が好きなんだ。だからいちーちネット予約したり前売り券買ったりとかしない。今日も午前中はまだ熱がある状態で午後もちんたら仕事しており、当然そのまま帰って寝るつもりだったが、丁度外出先直帰の時間が遅くなり、もー、こうなったら映画みてやると思った時にやっていたのがこれ。


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新宿はバルト9なる新しいシネコン。丸○の上にあるんですね。バルトって何かというとWald。ドイツ語だったんね。で、9は日本語読みでしかも後ろについてるし。造語ってへんなの。日本で一番高いところにあるシネコンだそうだが、だから?何?。
2月にオープンしたばかり。食べ物が少しヘルシーなのか。とりあえず食欲はないのでそれは今度試す。例によって指定席なんだが、20時の回、がらがらのはずなのに、特定の3列程が横ぎっしり、他の列はゼロ、という異様な指定配置になっていた。上映途中で隣の男がビール臭いので移動。終映後にインフォメーションに一応ご意見申し上げた。なんでもネット予約用の席と当日席と分割管理しているからだそうだが・・・20時の回わざわざネット予約すっかよ。予約席ゼロだよ。その状況を当日席分配の時にみられないのか。だいたい普通配分する時隣あけるだろう。・・・嫌味なオバサンがクレームつけた、と思ってるだろうな。


で、映画。巨匠コッポラのお嬢様、セレブ監督のソフィア・コッポラがお嬢様の視点から、アントワネットを観てみました、という映画。ガーリー(girly)なっていうんですか、今風な表現ですと。とにかく女の子のお洒落な映画。正直、中身はありません。面白いかというと、退屈です。まあ、カンヌでブーンイングだったそうですが、「ベルバラ」を有する我々日本人には無邪気なアントワネット、割と違和感無く受け入れられたのでは?。ベルバラ読んでいない世代であっても、お洒落な洋服とお菓子満載というだけで、深刻な歴史劇より、日本女性には人気あるんでしょうね。興行成績は結構いいらしい。

「ベルバラ」世代だと、最初に洋服取り替えるシーンとか、デュバリー夫人に声かけるシーンとか、仮面舞踏会でフェルゼンに出逢うシーンとか、クライマックスのベランダでのお辞儀とか、皆なじみのシーンですね。一応史学科な私としてはその垣間見る史実にちょっと喜びました。

私は区分がよくわかりませんが、音楽はバロックだけではなく、英国ニューウェーブとか、テクノといわれる曲が多く入っていたのが新鮮というか。最初オープニングの音楽聴いたとき、映画を間違えたかと思いました。そういう新しい感性はいいんだろうけど。

もう少しストーリー性があってもね。お洒落を見せて、だから何が言いたいの?ってなると。言いたい事がわからない映画って、いくら画面が綺麗でも退屈してしまいます。

主役のキルスティン・ダンストは子役?で出た「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の吸血鬼役がずっと印象にありますが、最近はいろんな役やってますな。色素の薄い顔にぴらぴらドレスがしつこくなく、似合います。しっかし如何せん目つきが三白眼なので、スパイダーマンのヒロイン同様、なんか感情移入しにくいです。悪人面に見えるんだ。
(映画好き上司は、スパイダーマンはヒロインがブスなところがいいといっておりました。私はヒーローが間抜けなぼっちゃん風なところが好き)
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by violatsubone | 2007-03-16 20:00 | 映画/TV

リトル・ミス・サンシャイン〈お薦め!)

レッスン帰りに衝動的に観た映画です。アカデミーの候補になってるとか、ピア出口調査で評判よかったとかその程度知識です。最近映画雑誌読まないので。

どうしても重い大作を見る気力がなく(笑)硫黄島まだ見ていない。元気の出る映画がいいなあと。特に落ち込むことがあったわけでは無いのですが、年ですかね、以前は暗い映画、サスペンス、等を好んでみていましたが、最近は何か少しでもハッピーなものを選ぶようになりました。軟弱化かな。

新年早々幸せになりました。愛すべき素敵な映画です。評論はパンフに書いてある若林ゆりさんの文章が完璧だったので、私がどうかいてもその真似になってしまうので書きにくいんだよな。 えーと また 明日考える。  
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by violatsubone | 2007-01-13 16:45 | 映画/TV

<DVD鑑賞> ダ・ヴィンチ・コード

角川書店の決算を一気に押し上げたであろう、単行本と文庫合わせて国内1000万部を超える売り上げを記録した、世界的大ベストセラーの映画化。たしか世界同時放映だったんだよな。
キリスト教国では上映禁止なところも出るほどとか。
この本は、イエス・キリストとレオナルド・ダ・ヴィンチという世界でもっとも有名な宗教家と芸術家に関連する話なので、題材チョイスから売れないはずはない。そして、驚くべき謎解きに、ジェットコースターなサスペンス&アクションが盛り込まれており、難解でもなく、まあ何をとっても売れる要素満点の本。私も既に手元にはないが、(ブックオフ行き)まあ一気読みしたかな。正直、前半部分(ダヴィンチの絵の解読)が一番面白く、後半のアクションとイエスの謎は、いまいち興奮しなかったが。(後半はさほど新奇性はなく)。「よかったじゃんジーザス、君も男だったんだねー」というのがこの本のまとめよ。(笑)。日本人は殆どが熱心なキリスト教信者ではないので、欧米の受け止め方とは違い、純粋にダヴィンチの絵の謎解きと、アクションを楽しんだかと。シオン修道会の話とかマグダラのマリアとか聖杯とかはピンとこないんだろうなあ。で、 別にこれを映像化することに対してなんの期待もなかったので、特に観に行かず。なんといってもトムハンクスという健康的な優等生役者があたしは余り好きではないし。で、まあDVDくらいは見ておくかと。


結果。映画いい評判聞かなかったがそのとおりかも。本の要約なんだもの。ベストセラーの映画化は難しいねえ。特に謎解きが絡むと、結末わかっているので興奮が出来ない。少しでも変えてくれればいいんだがそんなことはしないし。だいたい映像も音楽も暗すぎ。アメリのオドレイ・トトウは終始顔がこわばっていて演技らしい演技はしてないし。ロン・ハワードは至極真面目な作り方をするので、良い監督なんだけど、こういう原作再現だとちょっと遊びなさすぎてつらいかなー。

つまらん。 観ていない人は観る必要なし。
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by violatsubone | 2007-01-08 22:00 | 映画/TV

DVD鑑賞・M:I:Ⅲ

バラエティと格闘技が苦手なため(スラップスティックギャグに対して余り反応しないの)年末年始は観るものがない。

で。観たわけこれ。

映画館で観るもんですねえこういうストーリーなくてアクションだけのって(笑)。
相変わらず、トム・クルーズの映画。(このシリーズは本来団体行動なのよ)今回は悪役が彼を食ってましたね。フィリップ・シーモア・ホフマン、アカデミー俳優。存在感でいえば、マトリックスシリーズのローレンス・フィッシュバーンとか。(私は「オセロ」で惚れましたが、めっきり太ってしまったね)演技力ではトム様が到底及ばない名優を敵役と脇役にすえるところは度胸あるか。 007のモナコとベネチアに対抗し、MI3はバチカンと上海、スパイものって色々観光旅行させてくれますな。今回はテレビドラマを撮っている監督さんらしく、確かに次から次にアクションあわただしいことです。で、アクションは007同様派手なんですが、今回のトム様もやっぱり必死。「自分の妻の命」なんていうファミリーなものがかかってますから。アメリカ的で嫌なのよねえ、公的業務より家族を優先させるスパイって。スパイはゴルゴ13みたいに寝た女でも容赦なく殺すようじゃなくちゃ。そんなわけで、今回のストーリーは、

「スパイとして一体何を阻止したいのかわからんかった。」

という根本的疑問が・・。単に「俺の女を取り戻せ」というアクションものか。前回(MI2)も2丁拳銃と回転アクションと白い鳩だけが印象に残った香港アクション映画でしたが、株で大もうけというちんけな悪役の目的だけはわかった。今回のはなんかさっぱりわからん。

スパイが人を救出とか俺の女を守るとかそんなん駄目でしょ。あと、どっかで観たようなアクションの連続で新規性がないの。組織内の裏切りも第1作で既出だし。
大体「CIF進入より厳しい」という上海でのビル進入があっけなく完了ってなによ。スパイものは大仰なサーカス技よりも、建物内の細かい技をもっと丁寧にとってくんなくちゃ。

単体アクション映画としてはとてもスリリングで良く出来ていると思うので、映画館で何も考えずに観るもんだな。ほんと。

PS。昔のスパイものは使用しているスパイグッズが「ありえない」と思うようなものが殆どだった、でも今は現実のテクノロジーが進んでいるので妙に説得力のあるハイテクグッズになってしまっていて、それはそれで、つまんないなあ。

PS2. 女性が美人なのと、ジョナサン・リース・マイヤーズ@美男が出ているポイントは高いわ。あのベトナムハーフな女優さんの、金太郎ドレスは余りに大胆で、目が点でした。
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by violatsubone | 2007-01-03 22:00 | 映画/TV

ぬるぬるじーべん でした。

いい年した男女がだ、残業後夜の六本木に繰り出して、何したかというと、深夜映画。
忘年会キャンセルになったとたん、私の頭は映画モードになり、呑みに行きますかねといった同僚の誘いを無視して、あたし映画いくの、と立ち上がったわけ。映画は私にとって、もっとも手っ取り早いストレスの解消法。仕事で少し色々あったので、仕事どっぷりの呑みなんてしたくなかった。H「えー、今からですか」局「22時から。ヒルズ」H「何観るの」局「深刻なの嫌だから007とかにしようかな」H「だったら僕もいこうかな」。こいつとは昨年「ヒトラー」を観に行ったきりだったな。私自身がもう映画は一人で行ってばかりだったし。まあ007なんて一人で観る映画っじゃないからいいか。家も近いからタクシー代も浮く。

で、007。私が在独時代、そのころはロジャー・ムーアだったんだが、映画館に「ヌルヌルジーベン」って書いてあってなんじゃこれは、アメーバのパニック映画か?と思ったらドイツ語でゼロゼロセブンの意味だったと。

今回から6代目ニュー・ボンドの登場です。話が遡るので少し若くて青臭いボンドという設定。時代を遡るといっても9.11の話題がでたりするので時のねじれがございます。これ原作の第一作なんですね。わたしゃ007なんて原作読んで比較するもんでもないと思ってるのでどれが忠実でどれが違うかも分からん。結果的にはスカッとして面白かった。スピーディだし、真面目なアクションものってかんじです。以下はつっこみです。
*オープニングの歌がなんとかならんのかというほどダサい。最初はあのテーマかからなかったっけいままで?。
*エンディングに例のテーマ音楽流れてくるが、劇中では流れないのが不満。ミッションインポッシブルも007も登場人物も芸風も変わったりしているが、統一されているのは音楽。だからもっと使ってほしかったな。
*初めての金髪碧眼のボンド。この手の顔は現在では悪役になる場合が多い、酷薄そうにみえるし。でもまあ健闘しているか。
*とにかくまだ失敗も多いし、体張って仕事しているが、ボンド特有の余裕感みたいなものが少ない。必死で頑張るボンドって・・。
*ボンドが女を愛するってのもねえ。やっぱ体の関係で、さっさと捨てたりしなくちゃ。あたしゃ上○千鶴子じゃないので、別に原作者が女性を飾り物にしか使って無くても、それはそれでオッケーなんだけどねえ。頭の切れるボンドガールねえ。
*ボンドガール。顔もきりっとしすぎるが、乳がたれとるし、華奢すぎ。
*ジュディ・デンチ、素敵。Mの役ですが、イギリスはばあさん女優がすばらしいね。彼女にしろ、MI-1に出ていたヴァネッサ・レッドグレイブにしても!。

そして・・

*拷問シーン。私はわらったが同僚は「あれは痛い」と真っ青。これだけでどの種の拷問かわかるってなもんですが・・。原作立ち読みしたら(あほか)確かに同じ方法だ。
肉体的より精神的ダメージが大きいそうで(笑)。

Hはその話題を持ち出すだけで「痛そうだ」とつぶやくだけ。おもしろー。

で、ちょっと呑んでそのままタクシーにて帰宅。色気もへったくれもない。
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by violatsubone | 2006-12-14 22:00 | 映画/TV

(映画) thank you for smorking(続き)

美術館がさっさとしまってしまったので18:00には夜の都会におっぽりだされ、このまま帰るのもなあ、東京文化会館のぞくとオペラだっていうし、高いし、長いのでこれもパス。節約中につきデパートに入るなどもっての外、で、映画にしました。何を見ようか全く考えていなかったのでマリオンにとりあえず歩きましたら余り観たいものが無く、シャンテに。最近本当に邦画+アジアン映画ブームでそれは大変よろしいのですが、テレビの延長のような邦画や、アイドル映画のような韓国ものには余り興味ない。邦画は浅田次郎や筒井康隆の原作ものも色々あるが、結構前の作品が多く、全部既読ですけど今更映像化されてもなあ・・。「パプリカ」なんて凄く面白い話だけど、アニメってなあ・・。映像化が楽しみなのは「愛ルケ」くらいか(笑)。いや冗談。N新聞で真面目なサラリーマンが大手を振って読めるポルノで私もちょっと読んでたりしましたが。爆笑とんでも不倫もの。寺島しのぶでしょ、冬香役。渡辺好みの楚々とした美女じゃないじゃん。いかにも「いつでもどうぞ」とやる気満々な・・。いや何をかいてんだか。ええと、今日の映画よ映画。
・・・・以下本題は明日。

Thank you for smorking はタバコの話、ではなくSpin(情報操作の話)。主人公はタバコ研究アカデミーなるところの広報部長。別名「ニコチンのカーネル・サンダース」日に1200人殺すタバコ業界の広報を背負って立つ男。専門は「情報操作」。多分予算は無尽蔵。合衆国に蔓延する嫌煙家たちを文字通り話術で煙に巻く彼をめぐる、タバコ狂騒曲な話。まあ、タバコが是か非かはどうでもよくて、「情報操作」の面白さ・(或いは恐さ)と、「命より健康が大切」なアメリカのヒステリックな健康志向を皮肉った映画です。IQが高い映画。米国が珍しく自国を嗤っている映画です。こういう自虐ものがヒットするとは、奥が深いねアメリカも。自虐と思わずみているのかもしれないけど。
ニックのディベート術は商社お局としては見習いたいところです。嘘は言わず、上手く攻撃の矛先を避ける。いやこういう才能ほしいよなあ。国会議員とかにこういうディベートの名手いたら国会中継楽しいのになあ。。
この映画のいいたいことは、「周りにいる考えを押しつけてくる人の言葉を鵜呑みにするな。大切なのは自分で考えることだ」 っていうせりふの通りだと思うんですが、大衆はやっぱり情報鵜呑みにしちゃいますよね。アメリカは自由の国っていいますけどかなり情報統制されているようですし、特に田舎の方とか本読まない人たちとかはニュース源がテレビだけになっちゃったりして、そうするとその世界が判断基準のすべてになったしまい勝ちではないかと。まー有名なのは戦争関係ですけどね。どこの国でも同じかこれは。
結局ストーリー展開としては主人公は命の危険にさらされてタバコ協会やめるし、家族愛ってものが相変わらずサブテーマとして横たわるのはうざったいのですが、とにかく楽しめる知的エンターテイメントでございます。

ロブ・ロウが出ていたのよロブ・ロウが。私はこれだけで受けてしまいました。
あと、ケイト・ホームズがお前こうやってトムクルーズ落としたのか、という役回り。こんな小娘のどこがよかったのだか。女の趣味落ちたよなあ。ニコール・キッドマンからこのおっ○い星人だぜ。
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by violatsubone | 2006-12-02 19:15 | 映画/TV

悪魔はプラダよりダナ・キャランが似合う(書き換えました)

「プラダを着た悪魔」観ました。お洒落なファッション映画と思っており馬鹿にしてたのですが。面白かったですよ。これ。予想外の収穫。
ストーリーは、一流ファッション誌の編集局にジャーナリスト志望の女の子が入り、そこの上司に絞られつつ出世していくかというビジネス成功譚。
構成がしっかりしている、テンポがものすごく良い、下手なアクション映画よりいいかもしれない。音楽もファッションもいい(のは当然だが)、そしてなにより悪魔役のメリル・ストリープ!。このオスカー女優、最近コメディ路線やると素敵なのよね。もう演技に余裕あり、遊んでいるでしょという感じですが、超パワーウーマンのオーラが素敵。
キャッチフレーズは「恋に仕事に頑張る女の子」でしたが、恋どころか、24時間臨戦態勢のお仕事マンたちのお仕事奮闘記。ビジネス入門書ですよ。あるいは「彼女は如何にして上司の心をつかみ出世して行ったか」。

この映画のお仕事教訓は以下の通りです(笑)

○人は見た目が9割
ー 主人公がお洒落になっていったのは、仕事で必要だから。アメリカは日本よりビジネスの場で見かけを重視するそうだ。デブは駄目とか。ファッション誌であれば、彼女達のファッションは会社を代表するファッションであるとみなされる。彼女はだから服を借りてまで着飾った。又は
「郷に入らば郷に従え」
男心を捉えるためではなくて、ビジネスの戦略としてのお洒落だなんて、なんて素敵かしら♪

○ビジネスはやはり人脈である
ー 会った人を覚えていると、いつか活用できるチャンスがある。

○とりあえずどんな理不尽な仕事であれ、新人は全力を尽くして結果を出す。
ー愚痴ったりごねたりする前に、行動すること。まあビジネスでは新人に殆ど脳みそ要求されないからね。大抵は手足。何もしないで理屈だけは一人前な新人君 近くにいませんか?

○要求されている事の先を読め
言われた事だけをこなすのではなくて、その先も予測し、ちょっとだけ先回り。(余り先回りしすぎると逆効果)

○ちやほやされている人の心をつかみたければ、ちやほやするな
ー人に囲まれている人にありがちなこと。みんながこびへつらっている中で、しどろもどろと反論した気骨に興味をしめした。周りの知り合いとかでも、皆に「すごいねー」といわれいている人気者の前で「ふん」という態度示すと逆に興味もたれるよ。私も経験あり。

映画の中で主人公とか上司の行動に関して考えてみました。ありやなしやと。

○悪魔上司の要求に関して
A. 朝のコーヒー、昼のステーキの手配
ーニューヨークのビジネスマンは余り昼ゆっくりとらないんじゃないのかねえ、とは思うが
これは秘書の仕事範囲内だろう。

B. 自宅へ本を届ける 洗濯ものも届ける
ー本を届けるというより、重要なところに付箋を貼るところで秘書の力量とわれそうですね。
洗濯物は公私混同ですが、まあ。。許容範囲かなあ。

C. 子供の演奏会にあわせて飛行機を手配する
ー公私混同。女性のビジネスマンが子供を仕事場に持ち込んでいいのか。男性でも愛人のお出迎えを秘書に頼む人もいるだろうが、こういう公私混同はトップビジネスマンとしては慎むべきですね。

D.子供に未発売のハリーポッターを手配させる
ーこれは公私混同どころか、出版業界に勤めるものとは思えない行為かと。著作権法とか違反しないのかなあ。出版前のコピー流出だよ。これ、コンプライアンス違反でしょ。訴えたら上司負けるでしょ。

E.自分の保身の為に、長年尽くした部下の栄転を反故にした。
ー主人公は非難しているが、これはもちろんあり。部下の人事権は上司が持っているのでビジネス戦略の一環。そもそも「内定」状態のものはいつでも覆るので、普通は人に言わない。

2.主人公の女の子に対して

F。 お洒落をするにあたり、ナイジェル(eの部下)に頼みサンプルルームの服を借りる
ー女性誌で非難していた人がいたが、戦術としてありです。金がないけどお洒落をしなくてはならないのだから、お洒落の先輩に指南を仰ぎ、融通してもらうことは 要領と機転の範囲内。

G。彼氏の誕生日祝いを仕事でドタキャン
ビジネスマンとして当然の行為。むくれる男が小者。

H。Dの件で親しくなったジャーナリストと旅先でメイクラブ
どうせならビジネスに活用すればいいのに(笑)。考えも無くよろめくなっつうの。利用しなされ。

I. 上司に認められたのにEの件が引っかかって最後に会社辞める
EよりもDのほうが問題だろうに。。。 

素敵な頑張りや主人公の最大の欠点は。

だめんず

なんだあの彼氏は。仕事で自分の誕生日を祝えないからといって拗ねる男。女のビジネスでの成長を素直に喜べない男。いつも同じ場所で、自分の隣にいることを望む進歩の無い男。教養もない。確かに優しいが、女が自分をおいてステップアップしていくことに恐怖すら感じている。
アメリカでもそうなのか。ちょっとこの彼氏のあり方には反吐もんだ。優しいだけの男など捨てろ。などと書く私は根本は男嫌いなんだろうな。

最後に、プラダですが、女性服は余りビジネス向けではないと思います。その証拠にこの上司の着ている服でプラダはパーティードレス1着。仕事着はダナ・キャランとかカルバン・クラインあたりがいいんじゃないかなあ。主人公のシャネルはとてもキュートです。
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by violatsubone | 2006-11-24 22:00 | 映画/TV

世界で一番有名な死体の話

びっくりなさらぬ様、映画の話でございます。

日曜午後は映画を見に行きました。11月までの半額株主優待券、
つかわないと勿体ないし。

オケストラで楽器演奏が趣味って人はあまり映画沢山観る人は
いないかもしれません。そんな暇あったらさらうかオケ練習参加するか
コンサート聴きに行くんだろうな。私はいかんせん楽器を
弾いていない失われた10年がございますので、その間、やたら映画を
観まくりました。社会人の癖に年間80本くらい。
今はせいぜいが20本。

「ブラック ダリア」
ジェイムズ・エルロイ原作 ブライアン・デ・パルマ監督
(ストーリーを知りたい方はどこかで調べて頂戴ませ)

未解決の猟奇殺人をテーマにした原作を、再現しようとして
はっきり言えば失敗している映画。

エルロイの原作は、かなり色々なエピソードが入り、
ミステリーにしては複雑。
パルマはそれを一生懸命編集したんだろうが、
まとめ切れていず、未消化な感じ。
私は原作読んだので、ふうん殆どそのまんまね、
と理解は出来ましたが読まない人には原作つまみ編集的なこの映画
理解できないのでは。
同じ作家の「LA コンフィデンシャル」は映画だけ観ても秀作だったので
ついつい比較していまう。パルマだし、映像美だけみりゃいいかな。

事実が一番グロテスクで、映画はこれのどこがR15なのだか
理解できなくらいエロもグロも控えめ。それがまた物足りなかったり(笑)。
主演のジョシュ・ハートネットがちょっと影がなさすぎ、
ただの盛のついた若者にしか見えないのが痛い。
今一番の色気女優といわれているスカーレット・ヨハンソンも
自慢の唇半開きにして不満げにしているだけだし。
アカデミー女優のヒラリー・スワンクはシガーニー・ウィーバー似の
男顔なので化粧厚くしても、ファム・ファタルどころか
ドラッグ・クイーンにしか見えなくてコワイ。
もっと大人な俳優達が演じてくれたらねえ。
雰囲気だけでももう少し楽しめたんだけどねえ。

なんにしてもハリウッド映画で「原作読まないと理解できん」なんて
もんをつくっちゃだめよ。
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by violatsubone | 2006-10-29 03:53 | 映画/TV