カテゴリ:音楽鑑賞( 162 )

ヲタを持ってヲタを制す

1回前の定期orz...

11月と12月は読と都の定期演奏会が連日にある。18:30に会社を出るというのは通常ありえない(月に一度のノー残業ですら19時)ので、朝から色々やり繰りが大変。仕事をこなすというより、普通に18時過ぎに「この文書今日中に作成して」とふつうに言ってきたり、20時過ぎに「海外にきいといて、明日朝答えてね」つう問合せの電話をする客が多いからだ。夜型の私にとっては普通であれば何の苦労もないのだけど・・。
そういうわけで、この組合せはもう無理。来期はまた都響定期一つにもどす。読は関係者がいるのでお薦めのチケットをとってもらおうと。(不定期にしたら結局いかなくなりそう?!)


読響。活きの良い寒ぶり、もといカンブルランの、今年のテーマ「ペレアスとメリザンド」シリーズの最後。コンスタン編曲ドビュッシー。良く覚えていない。ドビュッシーってこんなかな?編曲するとやはり編曲者の音楽になっちゃうわね、と感じた程度かな。因みに寒ぶりの来年のテーマは「ロメジュリ」なので色んなロメジュリが聴けるようだ。「ペリメリ」よりも私には馴染み深いから面白そうだな。寒ぶりの回は聴きに行こうかな。
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲。これ、中々面白い曲だった。よくしらんけどウィーンの作曲家だったんだってね。ナチス政権下、アメリカに亡命し、1930年代の映画音楽を沢山つくり、今のハリウッド映画音楽の原型を作った「映画音楽のパパ」みたいな人なんだそうだ。私がこの協奏曲、「ハリーポッターににてるー♪」といったら、JWが似てるんだよ、とyevさまに言われた。彼は亡命し「映画音楽」なんて書いたという実績から、欧州のクラシック音楽界からは実質抹殺されているような扱いなんだよねと。ソリストの若くて美人で透明な弾き方のヴィヴィアンさんへの挨拶が、なんと手にキス。挙措がとっても自然なんだよね。おふらんすだわーーー。おされだわーー。
マーラーイヤーというので、マラ3の2楽章、でブリテン編曲「野の花々が私に語ること」。寒ぶりさんのプログラムって、なんだかちょっと捻りが聴いていてお洒落な気がする。
そして4曲目!はシューマンの4番だ。駄目ですね音楽の感想の記憶保持期限は1週間。くだらないネタは1年前のことでも書けるのに。今年はこのクララ夫の生誕200年なんだそうで、「ライン」の演奏会を翌年にやる我々はちょっとずれている(笑)。

今日は寒ぶりファンの赤いバシストと、仕事が終わったので当日券で見たというYevさまと、赤いCD売りのつるべえと、我々の5名で例の店行きますか、と歩いていたら、突如横からにゅっとへんな方向に反った手が伸びてきた。
「今日はマーラー10分だし、まさかいるまいと思ったんですけど」
「ワタクシはコルンゴルトを聴きにきたのであります」
コルンゴルトファンでもあったとは迂闊であった。
総勢6名となったが、例のコルンゴルトの説明の時、世界史話でヲタたちが盛り上がり、私が「永遠の零」読んだ、ゼロ戦の空中戦のシーンがとても臨場感あって興奮した、とちょっと一般的なネタをいったら、Yevさまとワグナ氏が戦闘機の話で大盛り上がりをしていた。これぞ、ヲタを持ってヲタを制す、だ、とこの2人の盛り上がりをみて感心してしまった。ワグナさんはFオケには少ない、同方向の話が出来るヲタ仲間がいて嬉しそうにツバを飛ばしていた。

結局平日夜の演奏会なんてさ、ツボネかヲタしかこないのよね、と、後でおれんじとつぶやいた。
[PR]

by violatsubone | 2010-11-29 19:00 | 音楽鑑賞

略してメジゾリっていうらしい

・・長すぎじゃないかしらん。曲最低でも2曲は削ればもっと各曲を楽しめたのに。弾ける人が多いのだし、どれもソツの無い出来だったと思うのだけど、聴く方もちょっとこの長さ苦痛かな。。。でも演奏者も大変だわなあ。。
目白カンマーゾリステン。練習が重なっていた前回は行っていないので2年ぶり?宅配氏の言葉を借りれば「来年死んでしまうのではないかと思うくらい詰め込んだプログラムですね」。

ラモー 「ダリュタニュス」
コレルリ「クリスマスコンチェルト」 ばよりんソロ 若者2名 チェロソロ 若者1名
バッハ「ブランデンブルグ6番」  びよらソロ Kぐちさん、ぐっぴ
バッハ「チェンバロ 弦 通奏低音の為のコンチェルト」 チェンバロ ミセスK池
ここで休憩。ここまで1時間半
モーツァルト セレナーデ9番「ポストホルン」これだけ3,4楽章抜粋
ハイドン スケルツァンド (びよらレス)
モーツァルト 交響曲40番 勿論全楽章・・・

それから、カラードレス指定なのか黒ドレスなのか連絡がはっきりしていなかったのだろうか?それとも大学卒業したての若者にはカラードレス買う余裕などなかったのだろうか?いずれにしろ女性の半分が黒ドレスで、色にしても上だけとか地味めで、EBISUのドレスやでそっこー(何故か2着も)キンキラドレスを買ったぐっぴはかなり浮いていた。これがF桶であれば消して派手ではなかった筈なのだが、、、。

1曲目は印象に無いのでスルー正直。クリスマス・コンチェルトは気持ちよい曲だった。ソリストたちが若者なので、良くも悪くも真っ直ぐさが出ていた演奏だった。
ブランデン6番は師匠の愛弟子K口さん(1番)ぐっぴ(2番)の共演。みかけなかったが師匠もこっそり聴きにきていた。珍しく体調不良でこの2曲だけ聴いて帰った。「2人とも頑張っていた。バロックなのだからもう少しコンパクトで固めの弾き方にすればいいのにな。あとは前に出すぎだな。もう少しTUTTIと同列で演奏したほうが良い」というのが彼の感想。
永遠の美少女といった小作りで小顔で服もつつましいK口さんと、デカイびよらに強い眼力に「どうだ」のキンキラドレスのぐっぴはかなり見た目アンバランスではあった(笑)。ホント彼女のびよらはデカイ。K口さんのも41センチじゃなかったかなと思うけど、なんか5センチくらいでかく見える。全楽章通してやっていた。さすがのぐっぴも緊張が見えたけれど、(K口さんは普段どおりって感じでするする弾いていた。これがまた対照的な・・)だんだん彼女らしい力つよく豊かな音が出てきた。結婚式の直前にようやるわ、と感心したもんだ。まあ彼女の火事場力は充分知っているから驚かないけど・・。
チェンバロっていい音。バロック羨ましいのは第一にチェンバロの音なのだ。もう少しチェンバロコンチェルトの弦人数が少なくて、ブリブリ弾かなければ、バランスがよかったかも?と思った。後半のポストホルンとスケルツァンドは集中力切れて覚えていない・・。プログラムで「びよらレス」という言葉だけは印象にのこった。そっかびよらが無いこと、確かにそうだわな。びよらレス。
初稿(どこがそうなのかは知らん)という触れ込みの40番、大好きなシンフォニー。シンプルな編成で、面白い演奏だった。

演奏が盛りだくさんなんだから、プログラムももっと丁寧に作ってもいいのにな。

先生が自らハンティングをしたメンバーというだけあって、しっかりした音で揃っていて破綻が無かった。バロックを以前はもう少しバロック的なピリオド奏法で弾いてなかったっけ?覚えてないけど。とりあえず結構現代的な、ちょっとロマン派的なアプローチが多かった気がする。若い人と中年の年齢さが大きく、親子桶の様だ。ちょうど30代がすっぽり抜けている感じ?。なので良い意味で、音も若くて真っ直ぐな音と、熟練した音とが混ざっている感じだった。あの白髪の人はどなたなんだろう?!

が。次回は是非、2時間以内を希望する
[PR]

by violatsubone | 2010-11-23 13:30 | 音楽鑑賞

ブルックナー行列

今日(11月9日)のネットニュースで、80歳が20歳をストーカーと読んで、なんだかブルックナーみたいだと思ってしまった。。

この日の定期は エルガーのチェロ協奏曲と ブルックナー4番。
指揮者はベルンハルト・クレーという。クレーはパウルと名のつく画家しか知らないが、結構なおじいさまの指揮者だった。立ち振る舞いが優雅且つキビキビとして、手の振る舞いが美しく、打点が高いので見やすい指揮。

本当にブルックナーを聴く機会が多い。何でだろう。集客がいいのかな?。大曲感があるからかな。4番は都響定期で2回目じゃないかなあ?。2回連続ブルックナー。まるでブルヲタだ。
都響だというのに、ブルックナーの所為でいくらかもっさりしている。「男お一人様」が多いのだ。それも颯爽とした紳士というより、ヲタ ヲタ ヲタ。最近はオタクは褒め言葉であり、私もオタクな友達も多く彼らに色々知識を頂いているので、尊敬?こそすれけなしたりは消してしないがww、華やかさに欠ける事ったらありゃしない。そしてこの作曲家になると見られる珍現象が、男子トイレの長い行列とガラガラの女子トイレ。世の中の何処のトイレとも逆転するこの状態。この現象を「ブルックナー行列」、と命名し自分のネーミングセンスに恍惚としたが、どうもこのホールの男子トイレは一つ工事中?らしい。

前半はエルガーのチェロ協奏曲。なんかデュプレの印象だけ強くなっちゃう曲。ボリス・アンドリアノフというチェリスト。プログラムの写真はソフトフォーカスだ。男子たるものそんなもんで撮るなといいたい。本人はロシアのコメディアンという風貌だった。ちょっとオケとちぐはぐしていて、珍しく都響が戸惑っていた。うーん?。

後半のブルックナーは新鮮だった。ホルンはH氏の表現する「首の皮一枚」という感じが良く判る緊張感あふれるものではあったが、全体的にクレー氏のつむぎ出すブルックナーは流れるようで優雅だった。その腕の流麗な動きと同じような。4番という「ほんとうのブルックナー」からはちょっと異なるらしい交響曲だからか、「実はちょっとはもてそうなブルックナー?!」と勘違いしたほどだ。都響はブルックナーも優雅なのかしら。ところでライナーノーツによると「ロマンティック」という副題は本人が名づけたらしい。へえそういう願望や妄想があるんですか?と思ったら要するに中世ロマン主義への思いらしくって妄想といったら中世騎士とかそんな感じなんだと。やっぱりこのおっさんしょうもない。現代に生きていたら、やっぱり20歳の女の子ストーキングしてたんじゃないだろか。

まあブルックナー好きがどう思ったかは知らないけれど、「ちょっともてるかもしれないブルックナー」悪くないと思った。
c0102375_1384193.jpg
帰りはぐっぴとイタリアン。兎に角ワインファンになったらしくて、この間突然日本酒と騒いでいたのはなんだったんだ、と日本酒の会とか開いていた人達は面食らうであろう。相変わらず上手く付き合わないと振り回されるタイプである。宅配偉い。何処の場所かは、覚えていないようで覚えていない。マアマア美味しかったが、ちょっと食べすぎかな。なんだか忘れたイタリアワインのエチケットがビアズリー風で素敵だった。
[PR]

by violatsubone | 2010-10-25 19:00 | 音楽鑑賞

爺様お久しぶり@読響

本来の定期公演は16日土曜だが練習が重なっている事をいち早くおれんじ嬢が指摘し、変更依頼をしてくれた。なんだかんだいってマメなのである。
そして私は出る直前までサントリーホールだと思い込んでいたのだ。ふとチケットをみて、のだめみたいにムキャーと悲鳴を上げ、客先には明日朝に折り返すむねのメールを一方的に送りつけ、飛び出た。池袋というところは、東京から手を挙げても全然近くないトンでもないところである。赤い印の営団地下鉄に乗ったほうが、多分速いのだ。そしてあの長いエスカレーターを駆け上がり、もぎりをすぎて尚、エスカレーターを駆け上らねばならない。毎日芸劇にギリギリに通って3階席を取ったら、きっと痩せる気がする。芸劇ダイエット。
本日はスクロバさん。久しぶりというか去年もいたし、まあ私の演奏会頻度だと、そんなにお久しぶり感は無いのだが、常任を一応引退しているし。そしてまた読響xブルックナーというもてなさマックスのプログラム。でもシューベルトあるし、ブル7はちょっと派手でメジャーだから、それ程でもないかな?いや、やっぱりおっさん臭はする。
前プロは、スクロバさんで始めて聞く、シューベルトの『未完成』。やはりというか、もったりしていない、ややすっきり味のシューベルトではあった。しかし、密やかなところの柔かさ、繊細さがとても美しく、音の伸びがやや短め(芸劇のせいもあり?)とはいえ、繊細で丁寧な未完成であり、硬質が持ち味(と思ってた)爺様のまた素敵な一面を見せていただいた。木管も金管も柔かく、それでいて、すっきり感もある(なんか食べ物の解説みたいだ)音楽だった。
ブル7はまあ細かいつっこみは楽団側にあれど、相変わらず、ぴしっとしてだれないブルックナーで「もてない男」つうより「男が惚れる男」ってかんじの演奏でした。
翌日のサントリーの方が、金管の響きとかがきっと壮麗に響いたかもしれないな。

このプログラムはやはり大人気。知り合いも多くきており、困った時のライオンも2テーブルとることになった。別にブルックナー好きじゃないんだけど、爺様のは、なんだか良いね。
[PR]

by violatsubone | 2010-10-15 19:00 | 音楽鑑賞

DS14

今更アップですみません(10/13)
何でもこの日はショスタコーヴィチ氏の誕生日なんだそうだ。それにあわせたわけじゃないということだがきっと狙ったはずだ。あのダスビでは実現できない唯一の交響曲。編成が弦楽器と打楽器と歌いう超桶泣かせの編成だが、ショスタコの人生観と哲学に「アマオケに演奏してもらえる曲」なんてものはなかったから仕方ない。弦楽器も人数が少ないので「タコ愛度」のテストでもして出演者決めたのか?かなーり難しそうだから技術伴ってないと無理だろうけど、技術よりも愛なんじゃないかって思ったり(笑)。ビオラのトップはどしゅ、サイドはどしゅ妻。そういえばどしゅがトップの演奏を聴くのって、(最近はダスビでもトップじゃないので)久しぶりですかねー。この夫婦、弾き方が似ている。身体や弓の動きとか。夫の方が上下運動が激しく、妻の方が最初から高い位置に楽器を構える、という違いはあれど、知らない人が見ても、夫婦か兄弟かと思うだろう。何故なら1プルトとその後ろでは動き方が全然違ったし、後ろのH氏の動きはまた独自のものであったから。コンマスの男性はいいだしっぺの団長らしいが、体がデカイ。コンマスだったらいいけど、それ以外のときは配置に困りそうなくらい、デカイ。余裕のある弾き方と音で当然ながら上手だった。横に座っているはずのKIちゃん@Fおけが皆既日食となって全く見えなかった。私がびよらびゅーの席を選んでしまったこともある。そしてHMJ兄様が参加されていた。楽しそうだった。
前半のシチェドリン編曲のカルメン。これむちゃくちゃ面白かった。本家ビゼーの組曲より数十倍面白い。セカンドバイヨリンのアップアップアップの弓がお洒落に決まっていたなという印象がある。そういえば、仕事で行けなかった都響の演奏会もシチェドリンのお茶目ななんたら、というのにタコ1の組合せだったなあ。もし行けていたら2日連続タコ&シチェ日だったのにね。
こんな人しらなかったが、偉大なバレリーナ、プリンセツカヤの夫だったのね。私は彼女が50数歳の時の舞台を見たことがあるよ。本当に凄い人だ。
タコさんの曲は見るからに難しそうなものだった。編成小さいから余計難しそう。11曲もの詩を題材に曲をつけてるが、以外なのはロシアの詩は1曲しかない。ロルカは雰囲気わかるけどアポリネールやリルケとはねえ。国際色豊かだから全曲を原詩で、となるとスペイン語フランス語ロシア語ドイツ語となるらしい。クラシックでスペイン語なんて聴かないのでちょっと聴いてみたい気もした。
チェロが上手かった。ダスビと全く同じメンバー?あのソロの人もそうなのかな。コンバスはあいかわらずずんずん良く響く。どしゅのソロもかっこよかった。割と皆硬質な音だしで、それが統一されていたのでぴしっと引き締まった演奏だったかな。

(って、こんなに時間たったら余り覚えてないよね。。私ももっと書きたい事あった気もするけど覚えてないのだよ。すんません)
[PR]

by violatsubone | 2010-09-25 18:00 | 音楽鑑賞

読響 メタボな盛り盛りプログラム

濃すぎる。どれがメインでもおかしくないくらいの3曲。ゴージャスな聴き所満載のラインナップだった。土曜日の夜はしかしアマオケ奏者にとっては鬼門。結構練習入っていたりするんだよね。某姉の様に途中で飛び出て参加という方もいらっしゃいますが(笑)(まあ寅だしね)
定期会員になって2年だが、実は正指揮者の下野さんを指揮台でみるのは初めてなのだ。定期公演で2回程あるのだろうが、いつもその日はいけなかったりする。なんか客席ではよくみかけるんだけどね。指揮台の下野さん、ちょっと小さくなった?いや遠近法じゃなくて、少し痩せたかな?
さて、本日のメタボプログラムは、やっぱり下野さんのこだわりが感じられるものだ。
別名下野プロデュース。

ヒンデミット 歌劇「本日のニュース」序曲
シュトラウス メタモルフォーゼン
ここで休憩
シュトラウス ホルン協奏曲第2番
 ホルン、ラデク・バボラーク
ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容
めたもるふぉーぜん→変容だから 最後の曲もめたもるふぉーぜん。どれもこれも難しそうで、中身が濃くて、おなか一杯だからメタボ・プロ。

シュトラウス、メタモルフォーゼンは弦楽器23パート、23人がそれぞれ別々の音を奏でる。TUTTIとは異なる弦楽器奏者のそれぞれの音が、あちらがめだったりこちらがめだったり。やっぱりYASさんはひときわ華やかだなあとかCHRさんの音はどっしりしてええのーとか。別に段々太っていく男の嘆きの歌ではなくて、戦時下で作曲・演奏されたこの曲は戦争への憤怒・嘆き・諦念が盛り込まれたベートーヴェン交響曲3番の葬送行進曲の、変奏どころではなくて、変容したものらしい。変容って何か化け物めいた不気味な言葉だな。尚、9月30日に演奏されたベートーヴェン「英雄」はこの曲とのリンクらしい。この指揮者はそういう関係性を色々考えて曲を選ぶのだそうだ。
(ちなみに関係筋からチケットを頂いたが、仕事でいけないこと判明したので、知人にあげた。大変申し訳なし>関係筋様)

休憩時、コーヒーに並んでいたら、眼の前を変な方向に反った手がにゅっと出没した。腕をこの角度でひねる人は一人しかいない。割引券があるというので、ありがたく頂いた。

ああこの顔は良くDVDで見たことあるなーと思った。でかい。下野さんがプチに見えるほどデカイ。デレク・バボラーク。ホルン奏者にとっては神なのだそうで、私も良く映像で見かける人が生で吹くのを初めて聴いた。これがホルンの音なのかと思うくらいの豊かで且つはっきりとした音。細かいパッセージも全然乱れず、最後まで息切れをもせず、ホール中響いているのに音が消して割れることなく、マダマダ出せそうな余裕のある音。やはり映像よりずっと凄い。しかもこのシンフォニーの後に余裕しゃくしゃくでアンコール2曲も吹いた。ブラームスと、アルペンシンフォニー。驚異的だった。そのスーパー奏者にひっぱられるように、オケパートのホルンもいい音を奏でていたと思う。シュトラウスってコンチェルトにいたるまで難しい様だ。メタモルフォーゼンで緊張のソロ弾いた23人の奏者が、これひいて、最後にウェーバー・メタボだ。何か考えるだけで疲れそう。
そしてその後に、ウェーバーメタモルフォーゼン。ドラマティック、エキサイティングに盛り上げる。もう、本当に濃厚なプログラムだった。
(この記事を書くにあたりもう一度聴き直そう思ったらそういえば頂いたCDを貸し出ししていたんだった)
[PR]

by violatsubone | 2010-09-18 18:00 | 音楽鑑賞

Y&Mガチンコ勝負@まろわーるど

c0102375_15197.jpg
凄い組合せだ。私にとっちゃバルサのCロナウドとメッシの様な。曲もどうだのブラムス2連発。
ホールが小さいだけあって、発売日即売り切れの様だったという。我々の席はほぼ一番後ろだった。
まろわーるど
ブラームス ゼクステット 1番 &2番
びよら1番 鈴木Yす@よみ びよら2番 鈴木Mぶ@ときょ 《他のメンバ忘れた》
このブログの読者はワタクシの興奮様がわかると思う。
えぬ響のコンマスまろ氏は時々お気に入り?に「あーそーぼ」と電話するらしい。こわいな、「ともだち」みたい。それがまろわーるど。Yさんの方はどうやら常連らしい。Mぶさまは初の声かかり?

初めてまろわーるどというものはどういうものかがわかった。こんなゼクステット聴いた事無い。いちおうツボツバで演奏する事になったとき、5,6種類は聴き比べたものだ。が、こんなのは初めて。もう「まろわーるど」としか表現しようがないのだ。いきなり出だしから溜まくり。ど演歌のようなブラームス。確か観ていただいた先生からは「若々しい頃に書いたのだからテンポも前向きに」なんて習ったんだけど、超後ろ重心。なんか美空ひばりなのだ。鈴木YもMもドイツな方々だからもっと硬質でぱきっとしたのが好みじゃないかとか思うけど、まろは違うのだ。他の団員が前に行こうとすると、まろ止める。余りにも極端で、最初から笑いぱなしだった。
そんな中、YASさんの2楽章はブリリアントで素晴らしかった。歌うヴィオラ、華のあるヴィオラ。
Mぶさまの2番はどっしり支えるいぶし銀のヴィオラ。浪々と響く甘くて太い音。そして何よりもMぶさまがYASさんに寄り添ってあわせている様がかわいい。いつも楽しそうなYASさんに感化されたのか、なんとMぶさまがニコニコしながら身体をスイングさせてあわせているのだ!。笑うMぶさまというものは初めて見た。TO響の室内楽では至極真面目な顔してたのに。
c0102375_1183233.jpg
アンコールのハンガリー5番(MAROZART?!)我々のつっちー演奏があっさり見えるくらいの極端さ。最初はこってり後で超特急。その極端さにMぶさまはきょろきょろしていた。
遊びなのだ。まろさんが気の知れた(或いは演奏で信頼おける)仲間と、やりたい放題に遊ぶエンターテイメント。だからこういう極端な弾き方をしたりして、楽しんでいるのだ。これがCDになってなったらまず「珍奏」扱いで買わないだろう。でぶでたったら面白そうだけど・・。客層は団塊マダム以上が多い。どうやら「きみまろ」並みにオバサマに一定のファンがいるらしい。彼のMCの上手さや、極端な演奏、幕間のワイン&ケーキのサーヴィスみてみると「音楽家はサーヴィス業」に徹している企画なんだなと思う。お客様からお金を取る以上は楽しんでもらう、それが評論家やクラヲタやスポンサー企業重役じゃなくて、ふつうのおばさんたちに喜んでもらう、そういう企画なんだ。そういうサーヴィス精神日本のオケ奏者にもっと根付いたらいいのかもしんない。
写真は幕間にでたスタインベルガー。親がドイツから帰国する時に箱買いしていたっけな。(両親は殆ど飲めないので、客用)エーベルバッハだってよと教えるとぐっぴが興奮していた、何でも彼女は日本酒から興味がワインに移っているようだ。興奮の仕方がちっとちがうとおもうけど。

終演後は新装開店M越上のイタリアンに行った。新規なのでサーヴィスが中途半端でかなり待たされたので一応クレームしておいた。ホテルはレストランのサーヴィス業は、不満な時はそれをきちんと伝えるのが客の役目と私は思っているので。食事は美味しくCPはグッドであった。
[PR]

by violatsubone | 2010-09-17 19:00 | 音楽鑑賞

昴21 デザートはスペイン

c0102375_1462847.jpg
可愛らしいチラシ。男性4人とは思えない(笑)

次回も練習見ていただくことになっているMNMN先生、私が昨年APA合宿でお世話になった昴の室内楽コンサート。ぽそっとTAMAさんからメールが来てわかった。月曜日ってちょっと早く帰るのきついので必殺直帰作戦。「いいですよ伺います」「いえっ!ぜひ御社に伺わせていただきます」
なんじゃそりゃ。

ということで無事無事時間までに神楽坂。音友ホールは何年ぶりか。先にきていた宅配氏が半ばイライラいしていったりきたりしていた。ギリギリに着くのは嫌いというタイプ。ぐっぴも通常はもう少し早いのだが出口がわかんなくて時間とったらしい。私と一緒になった。
音友ホールはホール内の段差がないので、(ヨーロッパの古いホールみたいに)平面に椅子が並べてあり後ろだと全然見えない。やっぱり早く来て前の席を取るのが正解なんだろうーなあ。とりあえずビオラビューとチェロビューの席で何とか見える位置に。

ベートーヴェンのラズモスキー1番とチャイコの1番という有名どころカップリング。

前半のラズモは、出だしでちょっと緊張?が見られた。元々男性4名のわりには迫力というよりも柔かい綺麗な音を響かせるSQだと思うが、ラズモにしてはちょっと探るような感じで勢いが感じられない。1楽章の盛り上がりがパリッといかない。ホールの所為なのかな。2楽章の掛け合いも、ちょっと停滞しているような。後で聴いてみたら、このホールは人がいないときと満員(ほぼ満員御礼だった)のときと凄く響きがちがって最初とまどったのだという。成程、ヴァイオリン同士でちょっとあれ?という探りあいで音が小さくなっていたのはそゆことか。らしくなってきたのは3楽章。透明感のある美しいヴァイオリンの音色が高々と響くようになって、中低音がどんどんなるようになってくる。ラズモは3楽章が一番叙情的で美しく、元々がっつり系SQではないので、こういう美しい楽章で本領を発揮しはじめたのだろう。アタッカの4楽章。お互いの綺麗な音が溶け合って、躍動感も出てきて、そうそうこれよね、と嬉しくなる。やっぱり澄んだ綺麗な音、MNさんのヴィオラも柔かい寄り添う音。TAMAさんのチェロの音も色気満点である。宅配氏が「いい音だなあ」とため息をついていた。
休憩時間によかったよかったほっとしたと感想をいいあった。このホールはまたコーヒーが自販機しかない。私は自販機のコーヒーはコーヒーと認めないので、ぐっぴと速攻で眼の前の珈琲館で1杯頼む。ちょっとホッとした。コンサートの休憩時間には一杯の珈琲。これ基本。ワインでもいいけどね。(ビールやジュースという感じじゃないんだよね)しかしやっぱりサントリーホールの珈琲は美味しいということをつくづくと思う。ま、珈琲館、私の嫌いな会社に買収されたから味も落ちたのだろう。
チャイコフスキー。これは出だしのはもりから素敵だった。硬質な(特に1楽章のようなガツンとパートがぶつかって盛り上がる感じの)ベートーヴェンよりこういう柔かく歌う感じの曲のほうがらしさが出るかもしれない。優雅で流れるような、各パートが主張するのではなくて絡まりあって溶け合って優しく歌う。そしてうねうね流れる感じも、最初に感じた停滞感は無かった。男同士でこんなに色気だしあってどうする(笑)というくらい、艶やかな音の絡まりだった。有名なアンダンテ・カンターヴィレも綺麗だったなあ。そしてフィナーレは華やかに、薔薇でも散るような感じに終わった。
おなか一杯、と思ったら、またもやTAMAさんMC
「これから第三部です」
そうそうこれからが長かった。アルベニスのスペイン組曲から「コルドバ」と「セビリア」の2曲、(の弦楽SQ編曲版)他にも2曲くらい(すいませんスペインシリーズの印象強くて忘れました)。以前のような奇抜な現代曲じゃなくて、メロディックなものがそろったものだった。
「このホールあと1曲くらい大丈夫かな。」
「なんで僕達アンコールスペインなんでしょうねえ」
「まあ、ワールドカップでスペインが優勝したってことで」
と相変わらず舞台でブツブツ言い合ったり、TAMAさんが譜面わすれて慌てて取りに行ったりと面白かった。というかこのスペイン組曲が、メンバー弾けまくりでラテン風に熱い演奏で、チャイコに負けず劣らず良かったのだ。

帰りの神楽坂。神楽坂って色々あると思うけれど何も当ても無く歩くとなんだか良くわからない。適当なイタリアンをみつけたが、最初に呑んだ、モレッティとかいうイタリアビールというものがこの上なく味が無くて変なものだった。がっかりしたが食事はまあ美味しかった。
デザートは一番美味しかった。諸事うなぎのぼり、というのが本日の感想。
[PR]

by violatsubone | 2010-09-06 19:00 | 音楽鑑賞

2つめのペレ・メリと桃ちゃん@読響

キング・オブ・タクシーかんぶるら~んは、メシアンとか現代音楽の評価が高いらしい。というわけで読響にしては割と捻った選曲が多い気がする。おフランス人だけあってちょっとお洒落かも。勿論「捻った」というのは、ごくごく一般的な曲しかしらん我々が「珍しいなー」と思う程度なのでマニアやオタクは反論無用。タクシー王、さんとり定期で3回振るのだが共通のテーマに3つのペレアスとメリザンドを入れている。って、2回目に気がついた。前回はシェーンベルグ、今回はフォーレ、11月はドビュッシー。ロメ・ジュリが何曲もあるように、この不思議な悲恋もまあこんな方々が作っていたらしい。あたしゃ存在を知っていたのはフォーレしかないんだよね、それも有名なシシリエンヌが全てと思ってたがはは。今回も「お洒落だわね」とおもうものの、フォーレのそれしかしらん。ところでこの曲も短縮して「ペレ・メリ」とか呼ぶんですかね?なんかロシア風水餃子みたいだな。あれはペリメニだけど。

演奏曲は以下の通り。
フォーレ ペレアスとメリザンド
メシアン 鳥達の目覚め
ドビュッシー ピアノと管弦楽の為の幻想曲
ディティユー 5つの変遷(Cinq Metaboles) 5つのメタボ!
ピアニストは、以前都響で聴いて、名前も顔も(写真で)可愛いのに、何を好んでメシアン弾き、と思った児玉のももちゃん。そうだそうだ思いだした、オンドマルトノ奏者を食ったくらいインパクトのあるトゥランガリラだったんだ。別にこういう打楽器系がちゃがちゃした曲は好きではないんだけど、あの時桃ちゃんは凄かったなと・・。
今回も、正直いいんだかわるいんだかわからない曲だったが、彼女のインパクトと存在感は圧倒的だったとおもふ。んで、やっぱりドビュッシーよりメシアン弾きなんだなと。実は後半2曲は余り印象になくて、前半のフォーレが兎に角透き通っていて綺麗だったな、と、メシアンの鳥達の目覚めつう曲はまんま様々な鳥さんの役の楽器がぴーひょろぴーひょろ鳥のマネをしていて、音楽がどうのというより単純に面白かった。で、やっぱり桃ちゃんはスーパーにかっこよかった。そういえばパリ在住の桃ちゃんのドレスはグレーとピンクを重ね合わせたもので、グレーの下にピンクが透けており、非常にお洒落だ。赤とかドピンクのタフタとかいう安い感じじゃなくていかにもおフランス製というような素敵なドレスだった。多分私がみた舞台衣装のベストかも。

全然曲の感想になってないのは、無論聴いてから2週間以上たっての感想だからであり、初めての曲だからであり・・目的はサッカーの話で盛り上がることだったからであり(笑)。

いつもの100円ビール屋では、プチ個室のようなところに通された。ちょっと前とはいえ電話予約をすると違うらしい。フランス曲だつうに北欧曲ヲタどもが集まり、北欧曲に関してはわりと普通の人であるH氏と、普通以下の私とおれんじで一緒に座ったが、「クラヲタ話」とミーハーサッカー話をする2つにぱっくりわかれた。私は音楽の話では極めて静かにしとるのだが(要するについていけないのでハニワになっとる)つい2日前に終わったサッカー話ではこれ以上無い位張り切って話していた。いやーH氏と対等に話したのは初めてだぞ。いつも「この曲、ご存知ですかね」「知るわけないでしょ」「そのくらいは知っておいたほうがいいのでは?」or「それは別に知らなくてもいいです」つう会話しかないから。

話のネタ?に会社からゲットしたぶぶぜらを持参。ブラボーに混じってぶーぶーやろうと思ったが、ホール出禁になりそうでやめた。入り口でぶぶぜらチェックとかされるようになったら嫌だし。
外で皆に見せたけど、その時にいた北欧系伸縮自在氏に吹かせたら、流石であった。音もまっすぐだし、高い音程も出るし。伸縮自在をちょっと見直した夜であった。

うわーーー 全然音楽の感想になってない。そんときの私の頭はフォルランのシュートとカシージャスのセーブとブブゼラとマラドーナのパフォーマンスと「立てよ怪物」つう歌しかなかったからな。
[PR]

by violatsubone | 2010-07-13 19:00 | 音楽鑑賞

今度はBPOのブブゼラです!!

ドイツ好調ですねー。勢いからいうと優勝候補筆頭ですな。若手の大活躍及び、OKCNに似ている説もあるクローゼが通算得点王にむけてまい進。しかし、サッカー界の32歳いうたらかなりベテランだが、まだFWでバンバン入れて、しかもバク転も健在でたいしたもんです。愛すべきマラドーナ去りし後、パフォーマンスで目立つのは、ドイツのツボネ首相でしょうか?

さて、同じく003さんも所属の夏のロシアオケ、新たなネタが入ってきたことを団長さんがつぶやいてましたのでお借りしました。今度はBPOのワルトビューネです!。伸縮自在じゃなくてラッパとホルンの人がやってます。サッカー負けてりゃ、この企画も盛り上がらないだろうけど、絶好調ですもんねー。タイシン君も元気に弾いてます。曲は「ベルリン気質」

一度行って見たいですねー。何しろこちとら「西」ドイツと「東」ドイツしか行った事が無いし。

しかしとりあえず、準決勝はスペイン応援する・・・べっちとの友情復活はまだおあずけ?!
[PR]

by violatsubone | 2010-07-02 01:05 | 音楽鑑賞