都響定期 巨人デュメイ

c0102375_535590.jpg
東京都交響楽団 
第667回定期演奏会
ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲
ブルックナー 交響曲第6番
指揮 マーク・ストリンガー
ヴァイオリン オーギュスタン・デュメイ

しかし、2曲プロだというのに終了21時半です。長い。特にベートーヴェンのコンチェルト、45分もするんですねー。改めて長いと思いました。

久しぶりの定期だというのに今日は始まる前から嫌な予感。ヴィオラのトップ席に座布団がおいてあります。この枯れた雰囲気の座布団に座るのは学さまでは、無いはず。
想像通りもうお一方のN山さんでした。いやあN山さんもものすごく上手なのですが、爺さんだし。。と思ったら実は見た目よりお若いようでした。失礼!。兎に角、オペラグラスもってスタンばっていたのですが、がっかり。
このチラシもそうですが、指揮者のストリンガー、私より少し上のはずなのに、見た目若いわねと思っておりました。そうしたら登場したのは白髪の爺さん。おい、何年前の写真を使っているんだ。でもこの爺さん私と2,3歳しか違わないのね。外人の年齢はわかりません。でも写真は何年前までって規則無いんでしょうか。
2曲プロなのでいきなり遠近法を踏み倒すほどの巨人が比較して小さくみえるバイオリンをもってとことこ登場した。デュメイー。190センチ以上あるそうだ。都響のWなべさん(180センチ以上あるびよりすと)小さく見えます。後ろの奏者が、中世の絵の背景ように極端に小さく見えます。こんなだったのか。ヴァイオリンがおもちゃの様に見えます、この人ポジション移動せんでも全部とどくんじゃなかろうか。
演奏は余裕しゃくしゃく。ソロが出るまではオケのパートをオケのほうを向いて一緒に弾いてみたりしてました。体は巨人なので野太い、迫力系の音かと思うと、音もどちらかというと繊細で、吼えたり叫んだりしない音です。緻密に且つ正確に演奏し、でも結局は1本で桶を圧倒できる
迫力がある。譜面のPはより繊細に、Fは澄んだ美しく響く音。完璧という感じでした。
多分、見かけによらず、(しつれい)とても丁寧で繊細で結構シャイな方なのかもしれません。登場するときも退場するときもコソコソ小走りに、指揮者と手なんてにぎっちゃって、背中丸めて退場するんです。何かいたづらがばれた子供の様に。それが完璧な演奏と対象に印象的でした。

後半はブル6.この作曲家の曲は全部聴いてもえーとどれがどれだっけと困るのでありまして。これもCD持っている事は覚えていますが頻繁に聴くわけじゃないので、ぴんときませんでしたが、始まってああ結構良く聴いていた時期があったかもなどと思いなおしました。重みもあるなかで、クリアーでくっきりした演奏でした。2楽章の弦は本当に美しい!。

また出まちをして、K先生といつもの場所にのみに行きました。先生からブル6の譜面コピーも見せていただきました。やっぱりこのリズムばっかりと笑ったり、プロでも指書き込んだり、要練習のところを丸で囲んでいたりするんだなあと感心したり。終演時間が遅かったのであっという間に閉店でした。
[PR]

by violatsubone | 2008-09-26 19:00 | 音楽鑑賞