Lesson49 去年ヨヨギハチマンで


「おい、この曲はマーラーだぞ、マーラー」
鼻息荒く教則本を指差す。あーん、最初の3小節がマーラー3番の6楽章の出だしと同じというだけじゃないのか。あとは違うと思うけどなあ。とはいえ教則本のなかでは非常にメロディックはフレーズであることは間違いない。表題は「哀しい歌における弓の使い方」、件のなんちゃってc0102375_0591241.jpgマラ3はdolce cantabile。そんな箇所を無表情に弾いてかくのごとく怒られたのでした。
前はオクターブ、次は甘く歌う、そんで次は線を跳躍した(C線からD線へ、みたいな)音の連続、と めまぐるしくテーマが変わります。忙しいなあ。

「それで、次回はヴェルディだな」
ご自分から曲を言い出すなんて、よほどお好きなんですね。
「俺は大好きだ! 特に AGNUS・・以下略」
師匠の「好き」「いい曲」にも色々違いがある。ブラ2も確かに「毎日弾きたいほど好き」ではあったが、ヴェルディのときの鼻息は無い。そういえばマラ9の時もそうだった。鼻息が荒くなる時程特別さが強いのだなあ。
「演奏会は?」
「11月」
「何?? なんでそんなに近いんだ。あんたのとこのスケジュールは偏りすぎだ」
「色々事情があるんです」
「3ヶ月でヴェルディやろうってのか!!」
うーん、このセリフ。丁度昨年の今頃、同じシチュエーションがあったはず。
ああ、マラ9の時だ。あの時も8月に演奏会が終わって、次回が1月でマラ9だというと、眼をひん剥いて驚いたのであった。そして・・・
「こらあ!そんなんでヴェルディが弾けると思うのか!」というレッスン中の怒号も、昨年と全く同じ。ああ、1年って早いとつくづく思う今日この頃でした。次回でレスンも50回になってしまうんですねえ。。。
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by violatsubone | 2008-07-22 20:00 | ビオラレッスン