コラリオンと図書館その2.

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というわけで・・夜は時間がないので昼休みに図書館へ。新馬場は品川から二駅程。予約してあるからカウンターに行けば良し。しかしこの周辺は全く何もないのに立派な(一般蔵書は27万)図書館と区立のスポーツセンターがどんとある。何だかなあ。久しぶりの図書館。ふおお、綺麗だ。そして本が沢山ある(あたりまえか)、DVDも沢山ある。魅力的だけどここまでいちいち返しに行くのって面倒だよなあ。自宅から徒歩15分くらいのところにもあるようだけど、小さいし直ぐ改修工事にはいってしまうそうだ。後は目黒区か。
借りてみました。他には音楽解説書をコピー。曲目解説なんてほんとはこれをそのまま字数調節してかけば終わりなんだよね・・。
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早速プルタークから読んでみる。岩波文庫だった。なんだこんなことなら買えばよかった。
初版が昭和28年なので兎に角訳の日本語が古い。旧漢字が多いので読めないものもある。
でも改めて、「すんげー面白い。」と思った。文庫は小刻みになっており確か1巻から13巻までか?。9巻あたりがシーザーとか載っているのだよね。この頃は短縮版で有名人だけつめこんだのもあるみたい。あときっともう少し現代的な訳もあるのだろう。それはもっと一般的に面白いかもしれない。。コリオラヌスはアルキビアデスなどと同じ3巻。アルキビアデスの項は読んだ記憶があるのよね。プルタークの面白いところは、勿論英雄達の生き生きとした描写もあるけど、割と辛らつなコメントなんだよね。英雄伝というわりに、しょうもない奴も多かったりする。コリオラヌスなんてその分類かと。
戦上手で勇敢なるコリオラヌス。本名はガイウス・マルキウスだが、コリオーライというローマ近郊の街を陥落させたとのことでご褒美に名前をもらう。大得意のコリオラヌスと鼻高々の母親。が、時は共和政ローマ。(紀元前5世紀。塩野さんの本だとまだ1巻ですわな。でてこないけど)戦がないと彼もただの傲慢な男。名誉アル政治家として執政官に立候補するが、貴族生まれの彼は庶民ってやつが嫌い。こばかにした態度を取るので、結局推薦してもらえないどころか、敵対する政治家が民衆を煽り彼を追放する。激怒したコリオラヌスはついさっきまで闘っていた敵の懐に入り、ローマを討つ手伝いをするという。で、戦の先頭にたつとローマの都は震え上がる。が、モーレツかあちゃんが彼の前にあらわれ、嘆きやら脅しやら説得やら息子にする。もともとがマザコン気のある男だからころっと心代わりして、和議を結んでしまう。で、その敵に謀殺されちゃいました。悲劇というよりは、馬鹿だろうコリオラヌス。プルタークもあきれている。
単純すぎないかコリオラヌス。

・・・面白く読んだものの、この英雄に関してはなんだか開いた口がふさがらず、てかなんだってこいつの生き様がシェイクスピアとか他の作家を魅了したんだろうととても不思議になった。

で、1行もかいておらず、シェイクスピアにバトンタッチ。
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by violatsubone | 2008-06-06 12:30 |