Lesson36 ひとりやろうか?

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やんごとなき用事、とはレッスンだったのでございます。
本当は夜だったのですが、コンミス様をみて、皆とお茶してから行こうかなと不心得モノのワタクシは思っておりました。しかーし、素晴らしい演奏を聴いて、やっぱり練習しなくてはということで、一旦自宅に戻りまた直前あがいて、またタクシーで行きました。レッスン代6000円、タクシー代1700円。(帰りはよほどの事がない限り電車です)結構な出費ではありますが、別に他に大きな出費予定が無いからいいのです。金が無い時は自然にタクシーにも乗りたくなくなるし、ものも欲しいと思わなくなります。だから今はいいの。

師匠宅。

本日の師匠、ふ○いは○と(オケの名前)のマラ7がイマイチだったそうで、至極落胆されておりました。我々のマラ9、楽○協会のマラ7に続きM口さんの指揮だったそうです。
「楽○のときはM口さん良かったんだよ。だけど、関西人ってのはこぶしが入るんだ。マーラーにこぶしなんて入れちゃいけないんだよ。もう少し横に流れるように演奏しないと。流れが縦にぶちきれているんだよ」 愛するマーラーなので怒りというよりシュンとしている感じです。
「え?我々の時はM口さん、そんなへんな「こぶし」は否定なさってましたよ。」
(全然聞いていない)「・・大体大阪人は演歌だろ?何でも演歌にしちゃうんだ。今プロのオケは殆ど常任指揮者が外人だろ?あれは単なる人寄せとかコストじゃなくて、日本人はDNAにコブシがあるので、ちょっと歌うところだと過剰にこう(手をしたから上に震わせながらコブシ突き上げる演歌のポーズ)なるんだよなあ。だからもったりするんだ。多くの日本人指揮者が外国でも、日本のプロでも通じないのはそれに気が付かないんだよな」

我々のマラ9がDVDになったら、観せたいな、と思う。なんて感想いうんだろう。

本日のエチュードは実に美しい34番。重音が多くて、うんざりなのだが、重音の響きが合うとほっとする、そして重音の箇所が終わると重圧から逃れたように指が動くので、こういう重音付アダージョの後にプレストやアレグロが来るものは好みだ。お茶をせずに自宅で少しでもさらうとやはり効果は出る。総じて土日のレッスンの方が出来がいいのは直前練習の威力であろう・・。
しかし次回は土日にフリーが無い為、ウィークデイに。ああ、快調だったのもこれまでか。

日曜日だというのに20時の人がいる。ダンゲ(オケの名前)の方だという。しかもダンゲの練習が終わってからレッスンにきたと!。偉すぎ。練習の後は呑むもんだと思っていたのに。
もう2週間後に迫ったダンゲの演奏会、受付でお手伝いしますと挨拶しておく。
「おい、この方は君のいくつ上か判っているか」
まただ。師匠は私の年齢ネタが嬉しくてたまらんらしい。
「xx歳だぞ。そんな大先輩に受付してもらうんだぞ。」
「えええ!そんな、見えません。お若いですね。信じられません!!」
そこまで驚かれると逆にうそ臭くもなる。そこまで気を使ってくれなくてもよろしくてよ。
まあ、私は確かに年齢より若く見える。これは自慢でも卑下でもない。
母親でも無いし、家庭を持っていない、自分の事だけやっている私は、子供だ。
たいして苦労もしていない。生活が苦しいわけでもない。親の介護疲れというのものない。
だから若く見えるのだ。当然だ。だから別にそういわれてもちっとも嬉しくない。

「FAFはビオラは足りているか。何人いる」「まあ最大で12名かなあ。(パトリの癖にイマイチ把握していない)」「もう少し欲しいな」「ええ、あと1-2名は欲しいところです。」
「一人、やろうか?」
はい?
「おい。(とダンゲの子に向かって)今4年のxxとzzはまだダンゲじゃないよな。あいつらどうだ」
ダンゲの子、何故かくすくす笑って
「いつでも差し上げますよ」
本人のいないところでそんな取引が行われているとは知らないだろう。しかし「いつでもどうぞ」という人材にはろくなのがいない気がする。
「あの、スーパー上手じゃなくてもいいので、和の中でやっていける子がいいです」
またダンゲの子はくすくす笑う。
「Kさんが良いです」
「あれはダンゲがもらう」

花いちもんめ の気分だ。
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by violatsubone | 2008-02-17 19:00 | ビオラレッスン