悲劇な悲劇的&喜劇な同期会

東京都交響楽団定期です。インバルのマーラーです。インバルはこの度都響の常任指揮者に就任いたしました。フィルハーモニア管と来日した際にもマーラー攻勢でしたが、ちゃんと都響の為に、通受けする6,7,8番を残しておいたそうでございます。来年の定期はマラ8から始まります。さて、本日は演奏を聴くだけではなく、演奏会の後に都響のK先生とのみに行くイヴェントもございます。先日の目白カンマーゾリステンで20年ぶり?にお会いして、そういう段取りになったのでございます。私とぐっぴ、ビーンズ君。KZM君が都合悪くなってのですが、その代わり、K先生と偶然電車で遭遇したという同期の天才TpAK氏が参戦することになりました。
c0102375_3343670.jpg
さて、サントリーホールもクリスマスモード。カラヤン広場もこんな感じになってます。
このあたりはちょっと大人なイルミネーションです。写真はカラヤン広場の植え込みです。
ぐっぴは本日オペラグラスを用意していました。勿論観たいのは・・。K先生・・いやそれもそうですが・・ビオラトップの学様を観たいと。しかし、今回はビオラ中だった。(チェロが外)。 しかも指揮者が登場して台に載ったら、月食の様に学様はお隠れになってしまいました。いえ、月食でしたらしばらくすれば現れるのですが、ずっと皆既月食のままです。
インバル邪魔!!と大指揮者に対して憤慨してしまいました。
本日の学様はお茶目にも黒縁眼鏡をつけていらして漫画風であったのに。あの姿勢の良い演奏姿が見られないのは悲劇です。正に悲劇的です。
さて、マラ6はマーラー自身で名づけた(らしい)「悲劇的」なる題名がついております。何が悲劇かというと終楽章で何か崩壊したまま終わってしまう暗さが悲劇的なんだとか。1,2,5の交響曲の様に勝利の雄たけび風でもなく、9番の様にひっそりと終わるわけでもなく、破滅的に終わるであるらしく。個人的には死の行進を思わせる1楽章の冒頭部が印象的です。弦の厚い響きが迫力あって腹のそこに響きます。(でもこの箇所を聞くとどーしても某銀英伝が浮かんでしまうの)。3楽章が美しいですね。弦が伸びやか。例によって不安定な美しさではあるんですが。4楽章は、ずらりと並んだ打楽器奏者の中で唯一の女性で最も華奢な奏者が、とことこあるいて巨大なハンマーを体全体で打ち下ろすところがとても印象的でした。ハンマーって始めてみたよ。なんつうか、巨大な餅つき(-_-)。しかも打ち下ろしたと同時に、女性はとことこと舞台上手に消えてしまう。で、舞台裏を移動して下手から出て行き何事もなかったかの様に小太鼓に・・様々な打楽器を使用しているので奏者は忙しいのですね。あんな木槌振り下ろしたらぎっくり腰にならんかねー。タコ7の「ちちんぷいぷい」に似たフレーズがありますね。。
ブラボー出てました。かっこいい演奏でした。私はCDを2回くらい聴いただけなので、解釈やら演奏内容を云々は言えませんが・・。都響はフィルハーモニアの迫力は無いけれど、弦が精緻でいいと思います。マラ9も何度も聴いて良さが解かったので、この曲ももっと聴きこめばいいのでしょうね。予習不足でありました(>_<)。

演奏終了後、初めて奏者を「出待ち」しました。地下の駐車場出口に皆たむろして出演者を待っています。ちょっと学さん逢えないかしらなんて期待はしたのですが、今回は会えませんでした。K先生は全く変わらず、歩き方もかわらず、上着を肩にかける癖もかわらず。体型も変わらずです。もっともびーんずもAK氏も殆ど変わってませんが。徒歩5分くらいの「藩」をびーんず氏が押さえてくれたので、こちらで呑みます。そこででるわでるわ先生の恐ろしいばかりの記憶力の良さ、我々の演奏会の時の中プロまでパパっと言えますし、(あたしは度忘れしてました)そのときの演奏の感想も、団員の様子もよく覚えています。すんたんままさんが秋田に在住時に演奏旅行に来ていた先生と会い、そこで彼女が通っていた大学の弦分奏をみることになったなんてしらざれるエピソードなど。先生のお陰でかなり記憶の糸を手繰る事ができました。
師匠といい、皆様本当にお元気ですね。また、出待ちしてお誘いしちゃいます。びーんず君、セッティングありがとうございました。
[PR]

by violatsubone | 2007-12-19 19:00 | 音楽鑑賞