おろしあ旅行6日目 墓 ストラヴィンスキーがいる??

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お迎えの車がホテルピックアップの時間までまだあるので、もう一箇所観光場所追加。
また墓です。百貨店の名前のメトロ駅から2駅。ペテのメトロは素っ気無いし、ホームが壁に閉ざされているので電車がどちらから来るのかわかりませぬ。で、来るとコンクリの壁の間にあるドアが開きます。本当に電車に乗っているのか判断できん。
おりてよくわからんが観光バスの止まっているところに行く。ビンゴ。チフヴィン墓地。さすが観光地。墓の分際で入場料取ります。また、写真撮影代別料金と書いてありますが、こちらは無視しました。(+_+)。
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でも案内パンフレットも英語版あるし、受付のオバサンがたどたどしい英語で、ポイント(観光客の目当ては皆同じ)、作家と作曲家のみ教えてもらいます。あとは一点、紛らわしい名前の注意。ふうん、成程。ここはモスクワと比較するとコンパクトに纏まっています。最近の大物はやはりモスクワに行くようで。ペテには街路樹というものがなく、モスクワの様な遊歩道もないので久しぶりの自然です。ご覧の通りの美しい黄葉。墓地の塀外では油絵を描いているおじさんがいました。私も描きたい(>_<)。(→もと美術部)。
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まずはおロシアの夏目漱石(笑)、ドストエフスキー。(知名度とか作家の地位という意味で)いやあ最近いくつか読み返してますが、普通に物語として面白いですねー。高校時代・大学時代とは異なる見方を発見して、そういう意味でも興味深く。この墓場の作家でしってるのはそのくらいしかおらん。ここの墓地、デザインはどう考えても本人の希望ではなくて、後世の人がイメージでやったに相違ないものが多い。
その後は作曲家コーナー。<コーナーっていうくらい固まっているので>

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左:グリンカ 
右:ムソルグスキー
薔薇一厘、誰かが添えているのがかっこいいです。グリンカはかなり派手。ムソルグスキーはなんだかソ連風な・・。


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左:なんだか遺跡っぽいですが。リムスキー・コルサコフ。
右:角地で特別扱い。天使に囲まれたチャイコフスキー。ロマンチックーな作風そのままなのか、ちょっと墓としては恥ずかしいくらいラブリーです(+_+)。
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左の写真は遠景です。チャイコフスキーが左はしに、リムスキーの白い墓が右端にあるのがわかりますかな。さて、ここは余り大きくないので、他の墓ものんびりと。樹が高いんですね、だから風情がある。風が吹くと、さわさわと音がして黄色い葉が舞います。そういう場所にボッとしている事は日常生活では余りありませんので。。
団体客が一組、年配の集団です。ドストエフスキーの前に集団で固まっています。作曲家の墓の前を一つ一つ説明付で通り過ぎ。私は遠くから眺めてました。そのうちこちらに来ました。こっちは有名なのいなかった気がするけど?。。と思っていたら、ある墓の前でとまりました。あれ?、この墓は・・・ちょっと悪い予感。ガイドさん、一段高い声を張り上げます。
「みなさああああん、こちらがストラヴィンスキーですっっ」静寂を破り、大声が響き渡る。何で余計声が大きいのだろうか。観光客、「おおおお、イーゴルか!!」「イーゴーだ!!」「イーゴー!!」(と聞こえる。)皆さん大喜びして写真ぱちぱちぱちぱち。大人気です。

イーゴリ・ストラヴィンスキーの墓はヴェネツィアにある。(墓ばっかり固まる質素な島が本島の近くにあるんですの)。これは歌手であった父親のだからと受付に注意されたのです。間違えないようにねって。。このまま去ってしまうのかなあと興味深く観光客のそばに。一人、へんだなあと首をひねっているおじいさんがいたので、とりあえずドイツ語で「ファーターだよ」と言ってみました。おじいさん、やっぱりそうだよね、そうおもったんだ、とにっこりうなずきます。その直ぐ後で、受付の(墓守の、というべきなの?)おばさんが見てられずにガイドに注意。
「みなさあああん、すみません、お父さんでしたあああ」
失望と失笑のうめき声が、木の葉の舞い落ちる音とはもっていました。

・・・パパ・ストラヴィンスキーも、自分の墓の前で写真撮られた挙句に失望のため息とか出されて、親不孝な息子をもったと思うか、有名な息子で鼻が高いと思うか、俺だって当時はブイブイ言わせていた歌手だっつうのに、やっぱり作曲家になっときゃよかったと思うか・・どうでせう?
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by violatsubone | 2007-09-27 15:00 | 旅行&出張