おろしあ旅行3日目 そしてトラブル&失敗は続く

赤の広場で、携帯メールを確認しようと思ってカバンから出したら、・・・死んでいる。 電池切れのサインも無かったのに、いきなり落ち、復活しない。ありゃ充電が悪かった?でもアダプター使ってるのに?知らないうちに電池切れたかな。。 ま、いっか。とそのときは思った。

さて今夜はチャイコフスキーコンクールの審査員も勤めておりまする、音楽院出身のウラジミール・オフチニコフ氏のピアノコンサート@モスクワ音楽院小(マールイ)ホール。オケが良かったのだがこの日の大ホールは何故かコスタリカ管弦楽団。モスクワまで来て中米の楽団なんざ聴きたくない。本当であれば、一番のお奨めは音楽院の生徒の演奏会@入場無料でそこらの招聘楽団よりずっと上手いとのことだが、本格的に始まるのは10月からの様でした。残念です。
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19時開始ね、「地球の歩き方」を握り締めて楽勝と思った。適当に教会みたり博物館冷かしたり、そうしてクレムリンからまっすぐ伸びる目抜き通りトゥヴェルスカヤ通りを店など見ながら歩き、途中でカフェにも入り、結構距離あるなあなどと思いつつ、漸くプーシキンツカヤ広場を過ぎ・・

この記述段階で私の犯した間違いに気が付くでしょうか。モスクワ旅行経験者の皆様。

距離感ゼロですが、プーシキンからかなりありました。地図にチャイコフスキーと書いてあるのでそれを頼りに、凱旋広場までたどり着きました。もっとひっそりした通り沿いだったと思うんだけど、どこか小道はいるのかな。と見回して間違いに気が付いたのは19時10分前。
私の目の前には[チャイコフスキー記念コンサートホール]がありました。こちらは純然たる音楽ホール。両方とも「チャイコフスキー記念」ってつくから不愉快なんですけど、私が聴く予定のコンサートは「チャイコフスキー記念モスクワ音楽院」なのです。昨日連れて行ってもらって音楽院の前の風景は覚えたのに、そこまでの道筋が。。
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日本或いは他の西洋諸国であれば、手を挙げてタクシー拾います。しかしロシアは基本的に白タクなんだそうです。正式なタクシーもあるが、ワンメーター2500円!。しかも不慣れな旅行者だと吊り上げるらしい。白タクも友人と一緒に一度乗りましたが、おんぼろの車が止まり、かなり強い調子で価格交渉をして乗る。これがルーブルだと思ったらドルだったり、ヘンなところに連れて行かれたり、拳銃で脅されたりという話もきくので、流石に白タク拾う気にはなれない。地図をひっくり返す。うーん地下鉄でも乗り換えなくちゃいけないし微妙に距離ありそう、走ったほうが早い?(笑)と、信じられない結論。海外だと私はお局じゃなくて学生バックパッカーになっちゃうのであります。本当は地下鉄2駅乗る、が正解だったんですがね。とにかくプーシキンまでもどって環状道路の公園を突っ走りました。写真の様にやはり黄葉がまぶしい綺麗な並木道。信号が無いので兎に角ダッシュ。ええ演奏会に遅れるのはいいんです。1曲プロじゃないし。携帯壊れたので友達に遅れるという連絡が入れられない。それが焦ったのだ。
道すがら、ハンサムな警官に「グジェー コンセルバトーリオ」(音楽院はどこじゃ)とどなりつつ、まっすぐだといわれそのまま突っ走る。二キーツカヤ通りをまっすぐ下りそのままいきゃ着くのに、ピアノの音が聴こえたんでまがってしまう。そこは寮だった。ハンサムなサラリーマン風な人が通ったので、また同じ事を聞くと端正な英語で「follow me」にっこり。まあいいわよどこでもついていくわ♪焦らねばならぬのに兄さんカッコイイし久しぶりの英語だし、と一緒に早歩き。「音楽院だよね?」と再確認までしてくれるので「間違えてホールにいっちゃったけど音楽院のホールに行きたかったの」というと朗らかに笑っていた。「そりゃ遠かったね」 3分程で着いてしまって残念だわ。
小ホールの入り口でチケット差し出すと、K○B見たいな怖い兄ちゃんがにっこりと、いいから早く入れのポーズ。もぎりすらしない。学生は只で見られるという話だけどひょっとして学生にみられたかしら?♪ マールイホールまでしかしたどり着かん。階段を上るとまたキリル文字ばかり。Малыйの文字を形状で覚えてその示す方向に。途中でお手洗い。出てきたら逆方向に進んだようだ。ドアがあるのでここに違いない!とバタンとあけたら・・・・
レッスン部屋だった。
先生と思しき男性に睨まれて「ホールは上だ」(多分そういっている)。すいませんレッスン邪魔して。その上のドアを開けたらホール2階だった。私は1階の席なんだけど行き方が判らない。諦めて2階席の椅子に座る。
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前プロはドビュッシー。奇跡的にそれに間に合った。2階席は途中入場も出来るみたいだ。
ベルガマスク組曲。でも4曲目だった(T_T)月の光聞きそびれた。その後で「喜びの島」。かなりしっかりした感じのドビュッシーでした。割と生音です。その後はスクリャービンピアノソナタ5番。曲としてはドビュッシーの方がずっと好きなのですがこのロシアンな方にはこちらの方があっていた。休憩が終わり、友人に上からこえ掛けて迎えに来てもらう(-_-;)。誘拐されたのではないかと心配され、大変申し訳ないと小さくなるばかりです。
後半はラフマニノフのロマンス。このピアニストは、ラフマニノフをロマンス過剰に弾く事は無く、わりと固めに弾く。感情過多のベタなラフマも恥ずかしいながらもスキだけど、こういう土臭さがはいったラフマニノフもいいですね。華麗という表現からは遠いので、ちょっと野暮ったく感じるかもしれないかな。スクリャービンが一番よかったかなあ。ここのホールは小さいので本当に響き渡る感じです。風呂オケではなくて生のピアノ音が響く感じ?。それが余計おろしあな感じがいたしました。
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by violatsubone | 2007-09-24 19:00 | 旅行&出張