ハルサイ@サントリふたたび 不動王子、びおりすと学君<続きだらだらと>

またしてもニュー☆サントリホール。今度は都響定期です。
いそいそとカラヤン広場への扉をくぐったら
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どんどんどんがらがった!! (注:ドボ8びよらパートではない) と 太鼓の音。
ワタクシはサントリーホールに向かっているのであって、盆踊りをするためではない。ハルサイを聴きにきたのであり、ナツサイを観にきたわけではない。広場一体に露店。でかい櫓が組んであり、太鼓がどんどんと、そしてまわりにゃ盆踊りの方々。余りにサントリーホールと不似合いな風景。なんだっけな赤坂祭りだったかアークヒルズ祭りだったか。露店が「スープストッ○」だったり「ホテルxxx」だったりするところがちょっと違う。ヘンにハイソなお祭り。
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そして一階しか見ていない前回見逃していた、サントリホールの違い!!。ここ、2階のバーです。さて、何か違いませんか。はい、ソファーが撤去されております。以前は開演前にここでパンをかじっている人よく観ました。バーのサンドイッチ高いからねえ(笑)。見栄えは余り良くないなと思っていたのでありますが。。
今回の定期から漸くサントリーに戻ります。オペラ街、遠かったもんな。新宿出てからが遠かった。JR新宿駅と新線新宿の遠さは全く持って腹立たしかった。大人の乗り物でもワンメーターでは行かないし。アクセスもそうだけど、ホールとしてもサントリーの方が好きなのよね。レイアウトも響きも。今回は2階、LCつまりやや左側に突き出しているところの最前列という処を取ってみました。観るにも聴くにもとてもいい場所です!。同じS席でも色々ありますからね。

さて、今宵の曲目は以下です
ブラームス:ピアノ協奏曲第一番 ピアノ:ゲルハルト・オピッツ
ストラヴィンスキー:春の祭典
指揮:小泉和裕

ピアニストが登場して、思わず「ブラームス、生きていたか!」といいそうになってしまいました。このゲルハルト・オピッツ、ブラームスそっくり。もう少し腹肉が少ないかな。顔大きいし。ブラームスとベートーヴェン弾きとして有名とのことです。ピアニスト殆どしらない私でした。成程、派手さの無い、枯れた雰囲気が抜群!。ブラームスのコンチェルトって、ラフマニノフ・チャイコの浪花節ロシアンと異なり、歌えるメロディーも少なく、例によって音の構造物みたいなしろものです。ピアニストも華麗にメロディーを歌いタイプは不向き。多分ある程度の経験と年齢で円熟した演奏が出来ないと。ブラムスなこの人の演奏は力強いけれど堅実で且つ音もとがっていなく、落ち着いて聴く事が出来ます。オケは最初全力で演奏しており、おいおい協奏曲なのに大きすぎないかと思ったけれど、ピアノとやりあうくらいで丁度いいのかもこの曲。

ハルサイは、出だしのファゴットがそれは見事。弦楽器のダウン攻勢もそろっていてかっこよく。打楽器は勿論おお張り切り。全くリズムに破綻のない良い演奏でした。都響は危なげないんだよな。フィルと比較して。しっかしこの曲でどうやって踊ったんだろうね。初演はニジンスキーだったそうですが、彼のハルサイ観てみたいです。って今日は他に書くことあるのでハルサイは以上。

さて、我々、以前から気になっていた奏者がおります。トップが入れ替わったりしているのでいつもでは無いのですが、今日のトップはでした。え、彼とはソロ・コンマスのYBっちでも、チェロのぷりんすF川様でもございません。我がビオラにまた新たな星を発見したのであります。上背があり、やたらと姿勢が良い。そしてTフィルSさんのプロペラ奏法とは対極を為す不動奏法。上半身動かざること山の如し。(ザッツの類含め)。ものさしが入ったようなまっすぐな背中、パラリとかかる前髪。マナブ君(以下マー君)でございます。ちょっと遠目003さんに似ているかも。結構端正であられます。故に王子。あそこまで不動のトップは珍しい、しかも対面のコンマスYBっちは華奢な体をくねくねさせて弾いているというのに。マー君はしかも弾いてない時、左手をキチンと左腿の上に置く。バヨリン含め他のプルトみても、左手は楽器を腿の上に立てている。マー君、楽器は?。彼は楽器を右腕に抱えるのですね、そして構える時にまるで居合い抜きの様に左手を廻して楽器を構える。ゆっくりと。
何か「自分の美学」ってものが確立している人っぽいです。それは別の表現を使うとちょっとおナルかな?と思わせるような。あのセットにやたら時間かかりそうなハラリの前髪もそうだろうし。一つ一つの所作、例えばピアニストへの拍手の仕方、構える時の足の角度、など全ての所作に美学が垣間見えるのです。何か今までの「びよりすと」概念を払拭するようなお方でございます。まさか「びよりすと」に王子がいるとは、我が楽器ながら意外でした。
T響で面白いのはメンバー紹介が別冊子であります。メンバーの顔写真・プロフィール・趣味等。これ結構面白い。さて、我らがマー様(様に昇格)を見てみましょう・・とページをくくると。。
両頬に手を当てた奇妙な写真。あんたグラビアアイドルか。しかもこだわりの写真らしく一人ドイツ人に撮らせている。この写真でリサイタルとかするのか。。そしたマー様、ご趣味は
                    「お風呂」

・・・・変かも。かなり。

とはいえマー様とチェリスト アルト・ノラスが共演するドンファンを(定期外だが)聴きに行きたいねえ、、、と話す我々でございました。
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by violatsubone | 2007-09-15 19:00 | 音楽鑑賞