都響定期 万歳王子様

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本日の定期公演内容は以下です。
指揮:ベルンハルト・クレー
チェロ:ダニエル・ミュラー=ショット
ヘンツェ:室内協奏曲05(日本初演) (あ、へんつぇだ・・・)
シューマン:チェロ協奏曲イ短調op.129
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調op.92
なんか誰かさんの好きそうなラインナップですね(w。

この公演の目玉はしかし、”イケメンチェリスト”の様でして、チラシは前面にでかでかと彼の顔です。A定期のバヨリニストも美形なので、のだめ演奏でつかんだ女性の心を離さない為にビジュアルで選んだのか。いやしかし最近のクラシック音楽家はホント国内外男女問わず、美形が多いですね。普通の容姿の人が気の毒になるくらい。

本日はペアで行っているぐっぴが都合悪く、りえびさんをおよびしました。チェロコンだからチェロ奏者がいいかなとおもって2名ばかり声かけたんですが都合悪く。で、チェロの方はこの人の演奏、後でY-Tube貼り付けておくので見て置いてください。ちょっとおもろいです。

いつもの席に座り、さて開始まで後5分、というところで、なにやら四角いガタイのおやぢが席の方に歩いてきて、我々の席の後ろに座っている誰かにこそっと「今日の奏者は、ちょっと・・・忌憚ないご意見を」と顔をしかめて去っていった。

始まる前にそんなこというなよ!!

まずは日本初演のヘンツェです。15人の奏者。弦各1名。<バヨリンも1名>Fl Ob Cl Fg Hr
Tp Tb Perc Pf Hp 各1名です。すごーく不思議な編成。勿論トップ奏者です!
矢部さんとか古川さんとか。ホルンは笠松さんでした。しかもFlもObもClも持ち替え。意地でも15人にしたいらしい。最初はシンフォニーのつもりだったがどんどん改定していてそぎ落としてくうちにこうなっちゃったそうなんで。まあ構えたほどゲンダイなものでもないです。2楽章とかビオラのメロディーが非常に美しかったし。そうですバイオリンはミューミュー双方で言っているだけでビオラが結構中心なんですわ。3楽章はロンドソナタ形式とかいうけど全く構造わからんまま終わってしまった。ヴィオラの中山洋さんの音がとても深くて響いていたのでそれで満足。

で、急いで舞台配置を変更。今回はタイ交配置(なんだこの変換)対向配置なんですね。しかもコンバスは左側。ヘンツェの変則的な配置からの変換は大変ですわね。やや左側が定期のS席定位置ですが、いつもバヨリンの後ろばかり聴こえて来る感じでした。この配置だとコンバスが響くのが嬉しい。低音が聴こえないとねー。
そして、パリコレのモデルですかーみたいな9頭身の王子が颯爽と登場!。顔小さい足長いチェロ小さいー。そして自身が充分「自分のカッコよさ」を認識している身のこなし。
弾き方が面白いんです。アクションがど派手。体や顔を揺らすのは勿論ですが、弾ききる時に両手を離してぱあっと上に上げるんですね。ということで私は万歳王子と命名しました。
「魅せる開放弦の弾き方」がうけますよー。ということでYoutube画像見つかりました。モーツァルトトリオの為アクションはかなり控えめです。なんか弾きながらバイオリン奏者口説いているみたいです。
楽器のせいでしょうか、音はアクション程には華麗ではなく、わりと篭った音です。力強さではなくて甘美な、というんでしょうか。2楽章ではオケのチェロトップとの2重奏があるのですが、古川さんのチェロの方が音響きます。古川さんの楽器の方が大ホール向き?なんでしょうか。音がそういう感じなので、オケの弦が少し人数多いかもしれません。
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支配人が「ちょっと・・」といったのは彼自身の演奏じゃなくて、オケや指揮者との相性なのかもと思いました。ショット君は白い羽か赤い薔薇が舞うような華麗な弾き方で歌うような演奏をしてるのですが、クレーもオケもカッチリと演奏しておりまして、なんとなくソリスト浮いてるような。。
とはいえ大人気。休憩後にCD販売があったのですが、若い女性が群がってました。帰る頃にはほぼ完売。凄い。。

そうそう、彼のHP見つけました。演奏が聴けます。お得感のあるHPですよー。
先までスケジュールみっちりです。王子。

さて、ベト7.そういえば「のだめ」の演奏も都響だったんですよね。でもテレビのオープニングよりテンポも遅めでカッチリした感じです。成程、やっぱりクレーはそういう人なんですね。勇ましい感じのベートーヴェンです。都響とも以前客演していたことがあって息ぴったり。協奏曲の時に感じたちょっとした違和感は全くありません。2楽章もそれ程陰鬱な感じではないです。今回の配置で初めて都響のビオラ上手いと思いました。別の席にいた人は違う感想もったかもしれませんね。そしてバヨリンのアクション!も派手でいいです。ファーストのトップ2名、(矢部さんと山本さん?)1楽章では尻上げアクションぴったりあってます。4楽章では少しタイミングずれましたな(笑)。矢部さんって小さくて痩せてるのねー。だからアクションすると余計若々しくて(笑)。

ベト7がとても弾きたくなりましたー!!。

今日は中々満足です。
ところで東フィルと都響、何が違うって観客の熱さが違いますね。都響の拍手は凄く大きくていつもブラボーの嵐だし、なんか必ずスタンディングオベーションするへんなおやぢもいるし(あたスタンディング余り好きじゃないんだけど。後ろの人が見えないじゃん)舞台まで駆け寄ったりするし。
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by violatsubone | 2007-06-22 19:00 | 音楽鑑賞