Lesson13@新年度最初の用事

新年度早々からレッスンです。またしても決算処理中のお嬢様方をほっておいて帰ってしまいました。昔は私もこの時期ひーひーいってたんだけど、喉もと過ぎればなんとやらです。
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また一夜中漬けだぜ。なんたって日曜日友達を送り出してからさらい始めたんだからなあ。
25時から27時(ーー;)。
今週の課題は重音。というか本当の課題アルペジオの続き、ではあったんですが、曲の最初の2段が重音でして・・・。これがまた苦手なんだわ。今回のエチュードは1ストポジションでEsDurのアルペジオ弾きまくる前回よりも易しいはずなんですがね。

「おい。誰がそんなゆっくり弾いていいといった」
「だって重音嫌いなんですもん」
「オケばかりやってる奴はこれだ。すぐディヴィジでやりやがるからなー」
「だって5度とかずれるんですもん」
「だから今やれ。」
嫌いだと口答えする生徒も生徒だ(笑)。

「指をべちょっと寝させろ。ベッドにバタンと倒れこむような感じだ」
と人の私生活覗いた様な比喩をお使いになる。指の細い人は思い切り指を横に倒さんと上手く重音ひけないらしく。そんなことを今更知る私でした。
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「で、今度の演奏会は・・・悲愴とラフマニノフだな。」<記憶の進歩>
演奏月と指揮者とピアノ協奏曲の何番か、あとピアニスト名、、までは覚えなかった。
「そうか指揮者はあいつか。で、あいつは今何をしているんだ」
「ドイツでオペラおしえてるみたいすよ」
「なにぃーーーーー絶対そんなはずは無い、日本人がオペラ教えられるはず無いぞ。」
「えーーと、オペラ学科とかなんとか。どういうことを教えてるのか知りませんが」
「そーーんなはずはない。大体がオペラってのは日本人は語学の壁、その意味や発音だけじゃなくて細かいニュアンスが理解できないんで、世界のオザワだってドンジョバンニしか振らせてもらえなかったんだぞ。」
凄い剣幕で、楽器を取り出す前に、語学の壁について語るので、えーとオペラってのは私の記憶違いだったかしらと自信無くなって来る。帰って確認したらやっぱりオペラ科じゃんか。来週プリントアウトして持参しなくちゃ。
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「ラフマニノフは誰が、へー誰だそいつは。」
「エリザベートコンクールで5位とか」
「そりゃあ優秀だな。たのしみだなそれは。日本人もラフマニノフ弾けるようになったんだよなあ
ありゃ、Cからオクターブ上Gisまで届く化け物手をしていた奴だからな、あんな奴が自分が弾けるからって作曲した曲だ。日本人は昔は弾けなかったんだ。戦後俺達の楽団が始めて弾いたんだ。中村○ろ子がやっとこさっとこ弾いたのを覚えいているぞ。そういや何年か前にケント・ナガノのピアノで演奏したな。あいつはむっちゃくちゃ上手い。更に本業は教師なんだと。いいよなあ。なんにでも才能があるんだなあ」
珍しく、師匠が人を褒めるだけではなく、羨ましがった。しかも人の才能を、だ。ケントがどうのより、その事実にちょっとびっくりした私でした。

師匠といると、音楽に詳しくなるより音楽業界ネタに詳しくなりますな。

帰り際にまた携帯を取り出す。師匠の愛するダンゲから練習日の連絡だそうだ。
とりあえず質問してみてあげる。「ダンゲの次の曲はなんですか?」
「運命と39番だ。良い選曲だろう」
うちのオケはきっとやらないだろうな、段々大曲志向だからなあ。前のオケではこの手のカップリング多かったような。
「いいですねえ、ベトベンとモツァルトの組み合わせは大好きですよー」
℡が通じる・・
「なに、なになに、ビオラが3名たりない。よし、まかせろ俺が何とかする」
(団員集め、トラ集めまでやってんだこの人)(ーー;)
とにかく、こちらに視線が向く前に、退散いたしました。
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by violatsubone | 2007-04-02 20:00 | ビオラレッスン