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マラ9@サントリホール

会社は期末なので事務仕事の方はそろそろ忙しくなってきます。営業職と残業時間が逆転する時期です。てなわけで私はお嬢さん方が必死にインプットなどしている横をそっとすり抜け逃げるように会社を後にしました。
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本日の放課後メニューは、003さん経由でチケ割引購入した読売日響のマラ9@サントリ。
なんだかマーラーづいていますが、先日のマラ5は定期公演のメニュー。今回は来年当団で演奏することになったマラ9の予習の予習ということで。マーラーに左程入れ込んでいるわけでも無く、(1-5番までは聴く機会も多いんですが)なにせ生マラ9はアマオケで聴いたきりですし。(ルスコね)。「美しい箇所があるものの全体としてはまだワケワカンナイ曲」なんですわ。このままシーズンに入ってしまうのもやばいんで、極力聴くようにしておりまする。
で、見晴らしの良い席(予習には観る事も大切なんでして)を確保していただき、LCの5列9番かなり良い席です。読売日響の常任指揮者、ゲルト・アルブレヒトの常任としてのラスト・コンサートとのことでした。
読売日響、私は余り聴いた事がないけれど、弦が重々しく鳴っていて良かったです。圧力のかかった音が出てました。(先日の東フィルのマラ5よりよかったかも)。4楽章は結構ゾクゾクいたしました。9番は弦トップのソロが非常に多く、インパクトも大きいのですが、ビオラのソリスト凄かったです。プログラムみるとビオラとチェロはトップ奏者という書き方ではなく、普通の団員と、ソロビオラ、ソロチェロ、は分かれて記述されてました。ビオラ2名いるけどどちらの人だったんだろ。
どうしても弦に注目してしまいますが、ホルンも指揮者が真っ先にたたせていただけあります。いい音だったと。
しっかしこの曲やるんですよねえ・・。演奏するだけじゃなくて人に聴かせるんですよねえ・・。
あの重さが私には出せないので、ちょっと気が遠くなりそうな。まあ、私がレッスン再開したのは一つはこのマラ9があることが原因。こんなん今の実力じゃ弾けないし、というのと、マーラー好きの師匠が良くムーンフェイス満面の笑みでソロパートを弾いていたのを思い出し、個人的にもアドヴァイスもらえないかなとか、来期あわよくば一度くらいパート練習なんて見てもらえないかなとか。。動機が短絡的だなー。
003ご夫妻やTpのまろさんもいらしていたのですが、待ち合わせの約束もしていないし、ここでたたずんでいても仕方ないかと帰ってしまいました。探してくださっていたようで大変申し訳ありません。。

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アークヒルズの夜桜が美しかったです。私の携帯カメラだとイマイチ上手くうつらないのですが。夜桜は色気がありますね。。昼間みる桜より妖艶で好きです。

by violatsubone | 2007-03-29 19:00 | 音楽鑑賞