パンが無ければケーキを食えとは言わなかった

んですよ、マリーアントワネットは。別の貴婦人のセリフらしいですよ、史実は。
じゃあ彼女はなんていったか、
「貧乏人は麦を食え」

なわけないでしょ。

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というわけで、マリー・アントワネットの映画鑑賞。
私は映画鑑賞の9割は一人。気が向いた時に丁度やっている映画をみるもので、余り計画性はない。計画性がなくてふらりと入れるので映画が好きなんだ。だからいちーちネット予約したり前売り券買ったりとかしない。今日も午前中はまだ熱がある状態で午後もちんたら仕事しており、当然そのまま帰って寝るつもりだったが、丁度外出先直帰の時間が遅くなり、もー、こうなったら映画みてやると思った時にやっていたのがこれ。


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新宿はバルト9なる新しいシネコン。丸○の上にあるんですね。バルトって何かというとWald。ドイツ語だったんね。で、9は日本語読みでしかも後ろについてるし。造語ってへんなの。日本で一番高いところにあるシネコンだそうだが、だから?何?。
2月にオープンしたばかり。食べ物が少しヘルシーなのか。とりあえず食欲はないのでそれは今度試す。例によって指定席なんだが、20時の回、がらがらのはずなのに、特定の3列程が横ぎっしり、他の列はゼロ、という異様な指定配置になっていた。上映途中で隣の男がビール臭いので移動。終映後にインフォメーションに一応ご意見申し上げた。なんでもネット予約用の席と当日席と分割管理しているからだそうだが・・・20時の回わざわざネット予約すっかよ。予約席ゼロだよ。その状況を当日席分配の時にみられないのか。だいたい普通配分する時隣あけるだろう。・・・嫌味なオバサンがクレームつけた、と思ってるだろうな。


で、映画。巨匠コッポラのお嬢様、セレブ監督のソフィア・コッポラがお嬢様の視点から、アントワネットを観てみました、という映画。ガーリー(girly)なっていうんですか、今風な表現ですと。とにかく女の子のお洒落な映画。正直、中身はありません。面白いかというと、退屈です。まあ、カンヌでブーンイングだったそうですが、「ベルバラ」を有する我々日本人には無邪気なアントワネット、割と違和感無く受け入れられたのでは?。ベルバラ読んでいない世代であっても、お洒落な洋服とお菓子満載というだけで、深刻な歴史劇より、日本女性には人気あるんでしょうね。興行成績は結構いいらしい。

「ベルバラ」世代だと、最初に洋服取り替えるシーンとか、デュバリー夫人に声かけるシーンとか、仮面舞踏会でフェルゼンに出逢うシーンとか、クライマックスのベランダでのお辞儀とか、皆なじみのシーンですね。一応史学科な私としてはその垣間見る史実にちょっと喜びました。

私は区分がよくわかりませんが、音楽はバロックだけではなく、英国ニューウェーブとか、テクノといわれる曲が多く入っていたのが新鮮というか。最初オープニングの音楽聴いたとき、映画を間違えたかと思いました。そういう新しい感性はいいんだろうけど。

もう少しストーリー性があってもね。お洒落を見せて、だから何が言いたいの?ってなると。言いたい事がわからない映画って、いくら画面が綺麗でも退屈してしまいます。

主役のキルスティン・ダンストは子役?で出た「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の吸血鬼役がずっと印象にありますが、最近はいろんな役やってますな。色素の薄い顔にぴらぴらドレスがしつこくなく、似合います。しっかし如何せん目つきが三白眼なので、スパイダーマンのヒロイン同様、なんか感情移入しにくいです。悪人面に見えるんだ。
(映画好き上司は、スパイダーマンはヒロインがブスなところがいいといっておりました。私はヒーローが間抜けなぼっちゃん風なところが好き)
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by violatsubone | 2007-03-16 20:00 | 映画/TV