Lesson 10 早く帰りたいんですが・・あの・・

「いいか、この曲はカサニカカルヨウニ弾くんだ」
と、2回目になるG線エチュードに関して、師匠のたまふ。
「傘?。」日頃の語彙力の乏しさ故とっさに理解できない。「どういう弾き方ですか」


こういうふうに、だ。

と、エアービオラで朗々と弾くまねをすると同時に顔に満面の笑みを浮かべて人の顔10センチくらいまで迫ってくる。思わずたじたじと後ずさりをする。
「嵩にかかる」ってえばっているというイメージの語彙だったので、ぴんと来なかったが、つまりは攻めろということらしい。
「一つの線でポジション上げて弾くときは、感情の高ぶりを意味するんだ」
ははあ。いやあ音程とリズムくらいしか見てませんでしたすいません。
「ほらここの<>をもっと重々しく。」と今度はしかめっ面で重々しさを表現する。いや普通でも重々しいっす。

今日はその後が控えているので時間には終わらせたく、少し早めに行ったが、前のレッスン(先生奥様による、中学生のレッスン)が終了せず。もったり話す子で次のレッスン日が中々決まらず、はよ終われといらいらする私。10分過ぎ、入れ違いに入ってきた師匠は、まずお約束のジュース。そして、のっけから「日本一下手なオケ」と豪語してやまないG大学OBオケへの不満だ。もう5回くらい連続できいているかも。今日は更に強烈。何しろこのオケが師匠の愛するマーラーを演奏するからだ。師匠大爆発。
「あそこのビオラの面子しってるか。」
「さあ。」(私は殆ど接触ないんだから知らないって言うのに・・)
「俺のレッスンのなかでもダメな奴の吹き溜まりだ!」
(う。多分私は H木君の次くらいの劣等生だから、つくづく入らなくて良かった)

「奴らは練習のときしか楽器にさわらないんだ。で、出来が悪いという認識もないんだ。あればもう少し地に足の着いた選曲をするだろう。マーラーだぞマーラー。下手なくせに週に一度しか楽器触らない連中が弾く曲じゃあないんだ
はっは、それちょっと前の私だとか思いながら、うちもマーラーしかも9番なんですと(前に言ったが多分覚えていない)はいいだぜず。
とはいえ聴きにも弾きにもいったことないオケの悪口いわれたところで反応の使用がない。そうですねえとか適当に相槌をうち、だから早く帰りたいんだから曲いきましょうよと心の中ではそれだけ叫ぶ。

流石に3回目なのでこちらのエチュードは余り捕まらずに。でも、やっぱり音程悪いんだよなあとぶつぶつ。
「もちょっと基礎練習やっとけよな」
(あたしは基礎練習をここでやってもらおうと思ったんだけど・・。)
スケールも大事だが分散和音を沢山さらっておけということでした。それでポジションを少しずつあがって弾く練習。

18時だ。さて帰ろう。とおもったらやはりでた。
「ダンケ○ーク 聴きに来るんだろ?!」(→殆ど命令)
「いえですから出張で・・」
「どこだっけ」
「かりぶの方で」
「おおいいなあ、どこで乗り換えだ」
「JFKです。」
「ってことはNYもよるのか」
「いえ同日トランジットです」
「何だつまらんなあ。」
「ええ。トランジットだけに限れば米国は最低の国ですからね」
「おおそうだそうだ。俺はいつもあそこでは乗り換え急ぐんだと文句言うぞ。」
で、世界の空港について。ヨーロッパは以前は頻繁にいったものの最近では2年前のイタリアくらいだ。師匠はミラノあたりの空港がコンパクトでいいという。まあミラノはそんなハブ空港でもないし。
「最悪がヒースロー。ターミナル1から4が凄く離れていて、トランジット3時間もあったんで俺は空港内のオイスターバーで呑んでいたら、あっという間にギリギリになってしまった」
そりゃヒースローの所為じゃないでしょう。最後のお客様でーすとかいわれて、赤ら顔のまん丸い師匠がビオラ片手にきっと悪びれもせずに飛行機に乗り込むシーンを想像した。大英帝国の皆さん、日本人はふつうはもっと小心ですからギリギリまで呑んでたりしないものです。

なこといっている間に、6時10分になってしまった。早く次のレッスン決めてください!!。

出張があるので、次回は3月4日です。>レッスン記事お待ちの皆様。時間あいてすみませぬ。4日は午後はダスビの演奏会とか、きっとその後(と決めてかかっている)Fおけビオラ会もあるだろうから、涙を呑んで11時から。前日は映画鑑賞会だがその日にさらうしか道はない。

なんか演奏会の曲いつさらうんだろうわたし・・
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by violatsubone | 2007-02-10 17:00 | ビオラレッスン