(映画) thank you for smorking(続き)

美術館がさっさとしまってしまったので18:00には夜の都会におっぽりだされ、このまま帰るのもなあ、東京文化会館のぞくとオペラだっていうし、高いし、長いのでこれもパス。節約中につきデパートに入るなどもっての外、で、映画にしました。何を見ようか全く考えていなかったのでマリオンにとりあえず歩きましたら余り観たいものが無く、シャンテに。最近本当に邦画+アジアン映画ブームでそれは大変よろしいのですが、テレビの延長のような邦画や、アイドル映画のような韓国ものには余り興味ない。邦画は浅田次郎や筒井康隆の原作ものも色々あるが、結構前の作品が多く、全部既読ですけど今更映像化されてもなあ・・。「パプリカ」なんて凄く面白い話だけど、アニメってなあ・・。映像化が楽しみなのは「愛ルケ」くらいか(笑)。いや冗談。N新聞で真面目なサラリーマンが大手を振って読めるポルノで私もちょっと読んでたりしましたが。爆笑とんでも不倫もの。寺島しのぶでしょ、冬香役。渡辺好みの楚々とした美女じゃないじゃん。いかにも「いつでもどうぞ」とやる気満々な・・。いや何をかいてんだか。ええと、今日の映画よ映画。
・・・・以下本題は明日。

Thank you for smorking はタバコの話、ではなくSpin(情報操作の話)。主人公はタバコ研究アカデミーなるところの広報部長。別名「ニコチンのカーネル・サンダース」日に1200人殺すタバコ業界の広報を背負って立つ男。専門は「情報操作」。多分予算は無尽蔵。合衆国に蔓延する嫌煙家たちを文字通り話術で煙に巻く彼をめぐる、タバコ狂騒曲な話。まあ、タバコが是か非かはどうでもよくて、「情報操作」の面白さ・(或いは恐さ)と、「命より健康が大切」なアメリカのヒステリックな健康志向を皮肉った映画です。IQが高い映画。米国が珍しく自国を嗤っている映画です。こういう自虐ものがヒットするとは、奥が深いねアメリカも。自虐と思わずみているのかもしれないけど。
ニックのディベート術は商社お局としては見習いたいところです。嘘は言わず、上手く攻撃の矛先を避ける。いやこういう才能ほしいよなあ。国会議員とかにこういうディベートの名手いたら国会中継楽しいのになあ。。
この映画のいいたいことは、「周りにいる考えを押しつけてくる人の言葉を鵜呑みにするな。大切なのは自分で考えることだ」 っていうせりふの通りだと思うんですが、大衆はやっぱり情報鵜呑みにしちゃいますよね。アメリカは自由の国っていいますけどかなり情報統制されているようですし、特に田舎の方とか本読まない人たちとかはニュース源がテレビだけになっちゃったりして、そうするとその世界が判断基準のすべてになったしまい勝ちではないかと。まー有名なのは戦争関係ですけどね。どこの国でも同じかこれは。
結局ストーリー展開としては主人公は命の危険にさらされてタバコ協会やめるし、家族愛ってものが相変わらずサブテーマとして横たわるのはうざったいのですが、とにかく楽しめる知的エンターテイメントでございます。

ロブ・ロウが出ていたのよロブ・ロウが。私はこれだけで受けてしまいました。
あと、ケイト・ホームズがお前こうやってトムクルーズ落としたのか、という役回り。こんな小娘のどこがよかったのだか。女の趣味落ちたよなあ。ニコール・キッドマンからこのおっ○い星人だぜ。
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by violatsubone | 2006-12-02 19:15 | 映画/TV