レッスン!あるいは 毒舌漫才

就職活動のどさくさに紛れてレッスン辞めているので実に18年ぶり!ビオラのレッスンです。

豪快なM先生。現在はT交響楽団も引退され、悠々自適な毎日かと思いきや結構お忙しいらしく。というか引退するにはエネルギー有り余っている感じでございます。

部屋に入ると若いお嬢さんのレッスン。開口一番。「あんた会社入った時、彼女生まれてないんじゃない?」あのねー。18年ぶりなんだからのっけから年の話しないでちょうだいませよ。「幼稚園です」「よかったねー。生まれてるって。でもこの子は卒業して今社会人だよね」「はい」ええ弊社の新入社員もそんな年齢です。今のG大学では弦トレーナー続けていらっしゃるらしく。相変わらずおしゃべり先生。3人の会話が終わったのが15分後。

さて、「楽器みせてみな」。 と渡してから楽器弾くまでが長かった。私のボケと先生の毒舌突っ込み。
きったねー楽器だなあ。」
やにわに楽器をふき始める。 
「これさー、松脂べたべたしてるだろー、ニス溶けるんだよねー」
ふいてるんですけどー。
「楽器を溶かす女ってのもめずらしいぞ」
「さぼてん枯らす女という称号はもってるのですが」

更に
「なんだこの肩当は!!」
「以前のものが壊れたので。。。終売になったと楽器やに聞いたのでこれにしました」
「んなわけないだろう。まだアメリカで作ってるよ。Resonansが一番軽くていいんだ。あんたの使っているKUNは楽器を傷つける不良品を作ったところだ。販売価格が高いから利益率が高くて楽器やみなこれをすすめるんだよな。あんたは楽器やのいいなりだな。どこだその楽器屋は」「だって周囲にresonansの人いないですよ」「楽器屋め、みな示し合わせてるな。安いから利幅薄くて扱うの嫌うんだ。これからはネゴれ。ネゴはプロだろう」「はあ」

その上
「なんだこの透明で変な松脂は」
「アレルギーにいいって楽器屋に言われて」
「どこだ中国製か」
「いえアメリカ」
「フランスのがいいんだ。まったく楽器屋のいいカモだな」

「だいたい松脂のつけ方がおかしいんだよ。色が均一になってないじゃないか」
ふぉぉぉ。 

そして
「なんだこの弦は。ヘリコアか」
「いえ、オブリガード」
「A線も?!」
「いえAはラーセン」
「オブリガードぉーーー。何処がいいんだ。また楽器屋だな。あんたみたいなのが楽器屋の利益源なんだぜ。高けりゃいいものとおもってるだろー。え」
先生はガット弦しからずんばドミナントとのことでして。まあすぐ変えろとは言わなかったが。

漸く。
まあとりあえず スケールでもやってみ。
「おらああ、そんなシバン近くで弾くなあ。もっと駒近くでがりがりやれええ」
ははあ。 

「campagnoli(教則本 2冊目)はどうした」
「Sitt(教則本 1冊目)ならあるんですけど、引越しに紛れてCampagnoliどこかにいってしまいました」
「あんたはどーゆー生活しとるんだ。今コピーするから19番を来週までやってこい」
「へ、来週ですか」
・・・2週に一度くらいのペースを考えていたんだが問答無用。

その後、連絡先を教えてくれたFオケのトラさん(次回入ってくれるとうれしいな)がレッスンに着たが、また一緒に15分くらいおしゃべり。ここには載せられない様な指揮者の悪口とか・・毒舌満載。
「トロンボーンやってる指揮者って多いんだよな。トロンボーン吹いて駄目な奴は何吹いても駄目だから、指揮者にでもなろうってなるんだよ。そういう指揮者にろくなのいねえんだ。楽器が一流でない奴は何やってもだめ」ははあ。私も知っているんですがTb出身指揮者・・。「うちの楽団行ったら指揮者候補の自薦書が山ほどあるんだよな。ほっとんどがゴミ箱行きだよ。がははは」
「俺なんか弾いているときに指揮台けとばすんだ。だがまだ蹴飛ばしているうちはいいんだぞ。本当に救いようがないと、練習のときは何も逆らわず、はいはいいって本番で思い切り無視してやるんだがはははは」

いや、この先生の毒舌は、びよら的寛容さ?がないと、駄目な人もいるかもしれん。私の性格にはこのくらい強烈なキャラが心地良いのでありますが。

久しぶりに毒舌で私が圧倒されました。お局完敗。
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by violatsubone | 2006-11-12 23:56 | ビオラレッスン