ディエスイレ鑑賞
Fオケが今度やる「パガニーニの主題によるなんたら」はまたしてもラフマニノフでまたしてもテーマがディエスイレ(怒りの日)テーマ拝借。ラフマの頭にはこのテーマが常にぐるぐる回っていて何の曲書いてもつい無意識にいれちゃうんじゃないか、なんて思ってしまう。
さてこの日はそのディエスイレ繋がりで、久々の読響・かんぶるらんの「幻想」を聴きにいく。平日のラインナップの方が人気あるそうだが、平日の演奏会は極力排除したい私としては(19時前には余り会社を出たくない。電話も多いし、部下に迷惑かけるし・・・)同オケ勤務の友人に土日指定としたらこの曲だった。だから前振りは意味なくて偶然なんだが。
オペラシティは久しぶり。やっぱり新宿から手を挙げてしまった。。
モーツァルト40番。かんぶるらんのモーツァルトは、ぱきぱきしていて、全ての楽器の音の輪郭がはっきりしていて、すっきり爽快な感じであった。それでも色気が無いわけじゃなくて、充分に優雅だった。都会的で現代的。
彼にとっての鉄板であろう「幻想」。こちらも爆音でも重々しくもないスマートな感じがしたが、楽章ごとに色分けがくっきり出来ており、最後の「怒りの日」で金管は都会的に吼えていたww。ずっとこのオケ聞いてきたわけじゃないけで、昔の常任指揮者時代とはかなり音がかわったんじゃないかな。なんか読響ってドイツものをどっしり弾くイメージあったんだが、随分垢抜けた演奏をするんだなーと。良い常任指揮者を選んだのではないかしら?。
都響のびよら弾き、で、一旦何故かフロマネ?デビューしていた背の高いWさんが、寅で出ていたのはびっくり。あのでかさは間違いないのだ。
by violatsubone | 2011-09-17 14:00 | 音楽鑑賞