ラテンアメリカンスタイルの入場~演奏会顛末

寝坊した。(まただ)おきたら8時20分だった。9時集合じゃなかったか。
最近本番に寝坊するのは、興奮だか緊張だかで早く起きすぎてしまって二度ねするからだ。仕方なく、顔洗い、顔塗りをしながら左手で、携帯のボタンを3つ押す。執事に命令するより速い、ハイ・・もといタクシーの呼び方。休日のこの時間なので、結構するっと来た。まだ顔完了していないが、諦めて道具だけ掴み、とびのる。品川まで。そこから蒲田まで10分。9時5分についた。これは自分でも記録だな、と、思いながら楽屋口から入るとなんだか未だ半分くらいしかきていない。10時リハで、舞台は男性の一部がやり、受付は緩い感じでセッティング完了で、音だし禁止でやることない。なんだ、ゆっくり顔塗って朝ごはんたべりゃよかったよ。。。。

リハもがっつりやり、アンコールにまたブルッフの2楽章を繰り返したため、かなりカロリー消費した演奏会だった。翌日にはアンケートがあっぷされていたが、観客の耳は案外良くて、ブルッフに注力しすぎてブラームス練習不足?なんて鋭いコメントがあったものの、総じて好評。案外いい曲ですね、と客にいってもらえれば、マエストロは狙いを果たす事ができたってわけだ。次回、2番とかいうんじゃないでしょーね?。

一つ、小さなハプニングをご紹介。
入場がアメリカンスタイルだった。G友とかと同じ。適当に集まって適当にはじまる、緩い方式。ドイツ帰りマエストロの共通点は、色ドレスとアメリカンスタイルなのだな?。
上手の袖にわやわやと集まり、ふーん、チューニングしにこないんだなあ。なんて思いつつ、舞台をみると、まだ15分もあるのにトップの子はさっさと舞台に出て弾いている。そりゃ袖はやる事ないけど(譜面舞台の上だし)アソコで練習は勇気いるよなあと思いながら、びよらで固まって話す。びよらは何処の団でも何となく仲が良い。
「アメリカンの出るタイミングって、なれないと考えちゃうんですよねー」
「まあボクは後の方にでるタイプなんですよ。」
「でも、出遅れたりしちゃったらわからないですよね」
等とくっちゃべっていた。話している途中にふと思ったが、上手にサブステがいなかった。おしゃべりが終わって気がついたらヴィオラ数名しか残っていない。
「あ、やば、皆でちゃった」
あたふたと4人ほどが舞台にでる。殆どのメンバーが座っていた。譜面を広げたらコンミスが入場してきた。が。
「びよらがいない」
「びよらどうしたの」
木管前列からコソコソと呟きが聞こえる。はたと前と横をみると、裏でさらっていたおじさんと、出遅れちゃったりしてーと冗談で笑っていたサイドに兄ちゃんがいない。そして舞台の上手ドアは閉まっている。おじさんは譜面まで持っていってしまったので同じプルトの女性は固まっている。コンミスKMRさんはチューニングしようと立ち上がり客席に背を剥け思い切りびよらの席にむかって渋い顔をした。と、大慌てでびよら2名、ドアを開けて、自分でドアを閉めて、最後に登場。
仲が良く間が抜けているびよらっぽい微笑ましいエピソードだ、といったらKMRさんは本気でむくれそうだ。


呑み会の席
私「Kさん、自分で遅れちゃったりしてとかいって、まさか本当に遅れるとは思いませんでした」
K@サイド「いやー、Sさんと思わず話し込んじゃって」
私「何でこのタイミングで話し込むんでしょ」
K「いずれにしろ、サブステがいないのがいかんのですよ」
KMR「下手では秒まで正確に時間図ってでたんですよっ!」
K「上手には、時計どころか指示も出てないからなー」
M「要するにびよらはラテンアメリカってことですね。はっはっは」
そーいや、「オーケストラ」つう映画でも、団員がのこのこ遅刻して舞台にのっていたケースがあったな。

教訓
サブステは必要
びよらは不必要に群れるなかれ
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by violatsubone | 2011-06-05 14:05 | おけすとら