こちらも来日 かんぶるらん

実は今年度でy響の定期はやめたのだが、この放射能騒ぎで世界からえんがちょ状態になりつつある日本に、わざわざ来てくれるというのであるから、私も万難を排して聴きにいこうということにした。ここから手を挙げたら(電車で一本なんだから電車でいけよ)ここから本社までの距離をそのままルートも時間も金額も足した感じだった。やはり遠い。しかし今回は間に合った。最初から聴けたぞ。団員に紛れて入場してくると、カンブルランってホッソリしているということが判る。まあ、この団の団員が全体的に・・(以下略)。今回の追悼曲はなんじゃと思ったらメシアンだった。そして私も数年前に弾いたプロコの「ロミジュリ」。演奏していない曲もあったが、演奏した曲も、ううむこんなに精緻なものだったかと。しっかしタイボルトとか笑っちゃうくらい速い。ばしっと歯切れ良くて爽快だった。
その後、ピアノ協奏曲が2曲。こういうのも珍しい。ラベルのト長調(「のだめ」が共演したがってた奴)と、休憩はさんで同じラベルの「左手」。続けざまにラベル2曲を弾くとんでもないピアニストはロジェ・ムラロ。遠近法を無視する2m近い長身で、のっそり現れて、軽ーくしかし歯切れよく、ピアノの表現力を駆使した多彩な音色で圧倒した。左手は文字通り左手だけで弾くという難曲。右手を下に下ろし、左手でよどみなく、両手以上の表現力。ちょっとジャズっぽくて、ラベル楽しいですねえ。
最後は定番「ボレロ」。出だしのひっそり感から盛り上がりまで、一体感は素晴らしく、我々も音が1段上がる毎に高揚した。判りやすくて明快で、誰でも盛り上がって、有名な曲ってやっぱりいいです♪。びよら集団が(YASさんがダントツだけど、後ろも・・)音が上がる事にアクションも上がっていって、これもまた見事。やっぱり視覚って大切だわと思った次第。

ただ残念なのは観客が。。と003さんみたいなことをいっちゃうと。後ろに座ったおばさん2人連れが電車の中でもデパートの中でも同じだったと思うが演奏前はずっとしゃべりっぱなし。余りにうるさいのでサイレンサー付きの猟銃でうちころしてやりたくなったが、よーく聴くと「あらーぴあの運んでるわよ」「椅子はこぶの大変ねえ」「んまあ、綺麗な音ねえ」とどうも生でクラシック聴いた経験があまりなさそうな。一応演奏が始まると話は止むし、なんか素直に感動しているようだったので、まあこういう人達をどんどん呼び込むことが肝要なんだな、仕方ない我慢するか、と思うことにした。
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by violatsubone | 2011-04-18 19:00 | 音楽鑑賞