ヲタを持ってヲタを制す

1回前の定期orz...

11月と12月は読と都の定期演奏会が連日にある。18:30に会社を出るというのは通常ありえない(月に一度のノー残業ですら19時)ので、朝から色々やり繰りが大変。仕事をこなすというより、普通に18時過ぎに「この文書今日中に作成して」とふつうに言ってきたり、20時過ぎに「海外にきいといて、明日朝答えてね」つう問合せの電話をする客が多いからだ。夜型の私にとっては普通であれば何の苦労もないのだけど・・。
そういうわけで、この組合せはもう無理。来期はまた都響定期一つにもどす。読は関係者がいるのでお薦めのチケットをとってもらおうと。(不定期にしたら結局いかなくなりそう?!)


読響。活きの良い寒ぶり、もといカンブルランの、今年のテーマ「ペレアスとメリザンド」シリーズの最後。コンスタン編曲ドビュッシー。良く覚えていない。ドビュッシーってこんなかな?編曲するとやはり編曲者の音楽になっちゃうわね、と感じた程度かな。因みに寒ぶりの来年のテーマは「ロメジュリ」なので色んなロメジュリが聴けるようだ。「ペリメリ」よりも私には馴染み深いから面白そうだな。寒ぶりの回は聴きに行こうかな。
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲。これ、中々面白い曲だった。よくしらんけどウィーンの作曲家だったんだってね。ナチス政権下、アメリカに亡命し、1930年代の映画音楽を沢山つくり、今のハリウッド映画音楽の原型を作った「映画音楽のパパ」みたいな人なんだそうだ。私がこの協奏曲、「ハリーポッターににてるー♪」といったら、JWが似てるんだよ、とyevさまに言われた。彼は亡命し「映画音楽」なんて書いたという実績から、欧州のクラシック音楽界からは実質抹殺されているような扱いなんだよねと。ソリストの若くて美人で透明な弾き方のヴィヴィアンさんへの挨拶が、なんと手にキス。挙措がとっても自然なんだよね。おふらんすだわーーー。おされだわーー。
マーラーイヤーというので、マラ3の2楽章、でブリテン編曲「野の花々が私に語ること」。寒ぶりさんのプログラムって、なんだかちょっと捻りが聴いていてお洒落な気がする。
そして4曲目!はシューマンの4番だ。駄目ですね音楽の感想の記憶保持期限は1週間。くだらないネタは1年前のことでも書けるのに。今年はこのクララ夫の生誕200年なんだそうで、「ライン」の演奏会を翌年にやる我々はちょっとずれている(笑)。

今日は寒ぶりファンの赤いバシストと、仕事が終わったので当日券で見たというYevさまと、赤いCD売りのつるべえと、我々の5名で例の店行きますか、と歩いていたら、突如横からにゅっとへんな方向に反った手が伸びてきた。
「今日はマーラー10分だし、まさかいるまいと思ったんですけど」
「ワタクシはコルンゴルトを聴きにきたのであります」
コルンゴルトファンでもあったとは迂闊であった。
総勢6名となったが、例のコルンゴルトの説明の時、世界史話でヲタたちが盛り上がり、私が「永遠の零」読んだ、ゼロ戦の空中戦のシーンがとても臨場感あって興奮した、とちょっと一般的なネタをいったら、Yevさまとワグナ氏が戦闘機の話で大盛り上がりをしていた。これぞ、ヲタを持ってヲタを制す、だ、とこの2人の盛り上がりをみて感心してしまった。ワグナさんはFオケには少ない、同方向の話が出来るヲタ仲間がいて嬉しそうにツバを飛ばしていた。

結局平日夜の演奏会なんてさ、ツボネかヲタしかこないのよね、と、後でおれんじとつぶやいた。
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by violatsubone | 2010-11-29 19:00 | 音楽鑑賞