ブルックナー行列

今日(11月9日)のネットニュースで、80歳が20歳をストーカーと読んで、なんだかブルックナーみたいだと思ってしまった。。

この日の定期は エルガーのチェロ協奏曲と ブルックナー4番。
指揮者はベルンハルト・クレーという。クレーはパウルと名のつく画家しか知らないが、結構なおじいさまの指揮者だった。立ち振る舞いが優雅且つキビキビとして、手の振る舞いが美しく、打点が高いので見やすい指揮。

本当にブルックナーを聴く機会が多い。何でだろう。集客がいいのかな?。大曲感があるからかな。4番は都響定期で2回目じゃないかなあ?。2回連続ブルックナー。まるでブルヲタだ。
都響だというのに、ブルックナーの所為でいくらかもっさりしている。「男お一人様」が多いのだ。それも颯爽とした紳士というより、ヲタ ヲタ ヲタ。最近はオタクは褒め言葉であり、私もオタクな友達も多く彼らに色々知識を頂いているので、尊敬?こそすれけなしたりは消してしないがww、華やかさに欠ける事ったらありゃしない。そしてこの作曲家になると見られる珍現象が、男子トイレの長い行列とガラガラの女子トイレ。世の中の何処のトイレとも逆転するこの状態。この現象を「ブルックナー行列」、と命名し自分のネーミングセンスに恍惚としたが、どうもこのホールの男子トイレは一つ工事中?らしい。

前半はエルガーのチェロ協奏曲。なんかデュプレの印象だけ強くなっちゃう曲。ボリス・アンドリアノフというチェリスト。プログラムの写真はソフトフォーカスだ。男子たるものそんなもんで撮るなといいたい。本人はロシアのコメディアンという風貌だった。ちょっとオケとちぐはぐしていて、珍しく都響が戸惑っていた。うーん?。

後半のブルックナーは新鮮だった。ホルンはH氏の表現する「首の皮一枚」という感じが良く判る緊張感あふれるものではあったが、全体的にクレー氏のつむぎ出すブルックナーは流れるようで優雅だった。その腕の流麗な動きと同じような。4番という「ほんとうのブルックナー」からはちょっと異なるらしい交響曲だからか、「実はちょっとはもてそうなブルックナー?!」と勘違いしたほどだ。都響はブルックナーも優雅なのかしら。ところでライナーノーツによると「ロマンティック」という副題は本人が名づけたらしい。へえそういう願望や妄想があるんですか?と思ったら要するに中世ロマン主義への思いらしくって妄想といったら中世騎士とかそんな感じなんだと。やっぱりこのおっさんしょうもない。現代に生きていたら、やっぱり20歳の女の子ストーキングしてたんじゃないだろか。

まあブルックナー好きがどう思ったかは知らないけれど、「ちょっともてるかもしれないブルックナー」悪くないと思った。
c0102375_1384193.jpg
帰りはぐっぴとイタリアン。兎に角ワインファンになったらしくて、この間突然日本酒と騒いでいたのはなんだったんだ、と日本酒の会とか開いていた人達は面食らうであろう。相変わらず上手く付き合わないと振り回されるタイプである。宅配偉い。何処の場所かは、覚えていないようで覚えていない。マアマア美味しかったが、ちょっと食べすぎかな。なんだか忘れたイタリアワインのエチケットがビアズリー風で素敵だった。
[PR]

by violatsubone | 2010-10-25 19:00 | 音楽鑑賞