休館美術館


c0102375_14251148.jpg音楽には冷淡だが美術には厚遇な弊社。例えば美大卒業生の支援なんぞもしていたりする。美術館優遇は色々あって、ボランティアで車椅子押しながら閉館後の美術館をゆっくり展示というシステムもあり(社員ボランティアプログラムの一環)最近はオケ練習と重なって参加できないのだが、これは中々良い企画と思う。まあ私は基本ボランティアなんて資本主義経済の回転に反した行為には興味ないのだが、単純に空いている美術館にいけるのはよいということだ。
今回はオルセー美術館展に協賛したつうことで、協賛者様特別休館日ご招待なるものがあった。全社員というより社内掲示板に張り出されていたのをいち早く応募してゲットしたのだ。Fオケの他の方の会社も協賛していたな。日にちが今日限定。本当は午後半休取得予定だったが3連休の後にかえるにかえれずけっきょく夕方から。それでも20時までやっているので、2時間は見られる。チューブトップの様だといわれるクネクネしたフォルムの国立新美術館は久しぶり。サラリーマンとかその家族っぽい人は結構来ているが行列は無し。そしてガイドもタダだというので、初めて借りてみた。しかしこれは忙しいな。事前情報としてはいいけれど絵を観ながら聞くもんじゃないね。結局途中までつけていて、最後は椅子に座って一挙に全部きいてから、最初から無しで回りなおした。まあそういうことも出来るくらいには空いていた。
この展覧会は「ポスト印象派」所謂印象派展から離れていった人達の部分がメイン。最初からおなじみのモネが出てくるがこれは序曲。これが出品されれば品格アップのセザンヌの存在感や光の眩さを表現したスーラやシニャックの絵もそれなりに充実をしていたが、中心はゴッホ&ゴーギャン、ナビ派とか象徴主義なんだろう。(ナビ派展などといっても人ははいらんからな)ドニとか、ボナール。平面に自分がみえると感じた鮮やかな色彩をぺたっと塗っていった、大胆な画法。美しさの表現から、内面の表現への移行。まあぶっちゃけヘタウマな感じも否めないが、見ているうちに引き込まれる強さのある絵たちだ。ドニの木々の中の行列とか、初めて見たので中々印象深かった。
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パリに行ったのがいつが最後がすら覚えていない私は、以前も言ったが、ジュードボーム美術館とかオランジェリー美術館で、今展示されている「印象派」な絵はお目にかかっている。久しぶりな絵もあり、こんな絵があったんだ、という新発見も多くはないが、あった。
まあ、新美術館の大きさからか、展示されている絵はそうは多くない。マネ中心に80点もそろえたマネ展の方が充実度は高い。ちょっと広げすぎた感じもあり・・。
まあそれでも比較的空いている美術館をゆっくりみてまわれるのは、日本じゃないみたいで、楽しいものだ。1枚だけ飾っておけるのであれば、セザンヌの「水浴の男達」いえ、それもそそりますが(何をだ)まあ、ゴッホの「星降る夜」かな。紺を中心とした我が家のインテリアにもあうし(笑)。
辻某@みぽりん旦那の執筆がオフィシャル本になっていたので、彼が絵の解説をしているのかなと買ってみたら、単に絵をモチーフにしてミニ小説かいているだけだった。折角タダで入ったのにへんなもんに出費してしまった。
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by violatsubone | 2010-07-20 18:00 | 芸術鑑賞