眼の前美術館その2

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このあたりから酷暑はスタートしたんだったな。ギラギラした日差しの中、美容院を出た私、そういやあ会社もそうだが美容院も眼の前が美術館じゃないの。展示会はよくわからんが、ちょっと寄って見よう。庭園美術館。出し物に「天空の音楽」って書いてあったので、面白いかなと。
有元利夫という人は良く知らない。でも絵は観たことある。CDケースだったか、本の表紙だったかそうした類だ。なんでもピエロ・デラ・フランチェスカをはじめとする15世紀ルネサンスイタリアのフレスコ画に魅せられてその影響・・いやいやそのフレスコ画に現代風の味付けをした絵画なのだ。フレスコ画特有のオレンジ色を漆喰の様に塗って、あの当時のイタリアな服装の人物達。フレスコ画の風合いは日本画の画材が近いのだそうだ。なんというか中世のフレスコ画-キリスト教+ルネ・マグリット、それからどんどん人物が丸くなっていくので、ボテッロも足した風合い、といったかんじかな。殆どに人物が登場するが、彼らの行動が明確にわからんように、足はドレスで多い、手はぼんやりとしか描かず、表情は無い。観る人に任せます、なんですかね。音楽を題材にした絵ということで、カノン ソナタ フーガ とかいった題材のもの、ビバルディの四季を題材にしたもの、など小品がいくつかある。まあつっこめば、絵の時代と音楽の時代はずれてるけど、好きなもの同志を組み合わせたという事か。自身はリコーダーを吹き、ちょろっと作曲もしたみたい。この美術館のこじんまりした雰囲気とあいまって、中々面白い展示物だった。良く見れば没後とかいてあり、どうやら30代で病死している為、彼自身のスタイルが確立してから数年分の絵しかないのは惜しまれるところだ。(というかこの展示みて彼の年表みるまで生きてるのかと思っていた。ポスター良く見ろよ)
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庭園美術館というからには素敵な庭園が売り。外にも出てみたが、暑い。木陰にシートしいてピクニック気分のカップルが何組か居た。寝転ぶのも気持ち良さそうだ。いつの間にか影が動いてしまったら、悲惨なことになるけど。
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by violatsubone | 2010-07-18 14:00 | 芸術鑑賞