ブエノスアイレス郷愁?

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この日練習を休んだが、どうもその理由が「アルゼンチンが負けたから」ということになっているようだった。誰も異論を挟んでくれなかったらしい。
まあ似たようなもので、親と遊んであげなくてはならん日だったのだ。GWからずっと日程あわず、私が間違えて4日ならといってしまったのだ。後で練習があるからとリスケをお願いしたら映画の指定席券をとったから変更不能という。。映画の指定席なんてとるもんかよ。リタイアしてから、割引料金を利用して夫婦で映画観まくっているらしく、最近はネットで席を予約するんだそうな。
「全くなんだ昨日のアルゼンチンのザマは!」と開口一番吼えた父親が観たいといった映画にお付き合い。アルゼンチンタンゴの映画。今流行のドキュメンタリー形式で、ブエノスアイレスのタンゴ全盛期の往年のスター達が何十年かぶりに一堂に会し、テアトル・コロンで演奏する。国宝級なスターもいる夫々のマエストロの思い出と人生をインタビュー形式で綴るもの。何でこの映画を娘さそって観たいとおもったかというと、両親が人生で最も華やかなりし時を過ごしたのが、私が幼少時代、ブエノスアイレスに4年半いた時だったのだ。同国通貨のインフレの所為で、給料をドルで受け取っていた普通のサラリーマン駐在員の父は一人バブルだったのだ。金をためずに使うのは我が家の血。プール付高級マンションのペントハウスに住み、夜な夜なパーティに出かけていった。幼い私は我が家は金持ちなんだと勘違いしていた。(日本に帰って狭くてかび臭い社宅に詰め込まれた時のショックたるや)まあそんなことで、華やかな時を追体験したかったのだろうが、ドキュメンタリー映画だと知らなかった母は退屈でずっと寝ていた。私もタンゴミュージシャンしらんから・・感動はしないんだけど・・。幼少時バレエの時だけ連れて行ってもらえたコロン劇場は綺麗だったな。父はそれなりに楽しんだようだ。その後、渋谷のスペイン料理「びいどろ」で食事したが、スペイン坂のなんたるかを知らなかった両親はびびっていた。私も久しぶりにこの20歳以上近寄るべからず的な坂を下ったよ。
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by violatsubone | 2010-07-04 15:00 | 映画/TV