Lesson90 あちらのお方からミュートが

この日何かあったっけと思ったらレッスンだった。(@_@)。

重音祭りの曲、苦でない重音と苦手なのがこの頃はっきり。5度は特に手の角度からかA線を含むものが苦手。だからそんなに角度を変えるからだ、弦と弦の間押さえてりゃひびくだろ。以前は方向変えてぺっタリやれっていわなかったかな、と思ったけど、まあその場に言われたことに従うことにする。今の楽器の方が響くからかも。どーしてもいやなのが4の指をつかうやつ。それに開放と組み合わさると苦手だ。小指に筋肉がないので、小指がどうしてもペタッとなる。なので、例えばG線3ポジでFを弾いて、D線は開放とかになると、小指がD線に触れてしまって変な音がする。その音だけ弾けばまだいいけど、前後も重音で指変えたりすると、全然音にならない。
「ま、理屈はわかってんだろうから鍛錬だな」
鍛錬してりゃ苦労しないっすけどね。
これは当然次回もということになり、次なる曲は、なんだかメロディックな感じ。
「これはいいぞー。さてこのフレーズの最後の音にスタカートが付いているのは何故か。練習して見て初めてわかる謎だぞー」うきゃうきゃと嬉しそうにいった。

人の楽器を弾いて、
「なんだか変な雑音がするな」という。このミュートか。
「そうなんですミュートつけてると変な音がするんです。」
「ちゃんと動かないようにつけておけばいいじゃないか。こうやってとめて」
「留めても動くんですよねー」
「古くなって切れ目がでかくなってるんじゃないのか。まあミュート付けないときは外してろよ。」
「でも忘れそうなんですよね」
「俺も備えれば憂い無しで、いつも本番燕尾のポケットには入れているぜ。ミュートは複数もってるんだ。フランスものとか使うもんな。」
「男性はポケットがあるからいいじゃないですか。女性の黒ドレスには普通無いですよ」
「ふふ、俺はミュートを忘れたりしない。ポケットに入れておくのは、女に貸す為だ。」
「はあ・・」
「俺の隣に座る女が忘れたりすると、というか、横でちらっとみて付いていないときは、こっそりポケットから取ってさっとなげたりするんだ。観客に気付かれない様こっそりな。そうすると隣の女の子は、忘れた事にはっときがついて、恐縮する。俺はにっこりわらうわけだな。」
「ははあ、目の前にカクテルが来て、あちらのお客様からです、ってバーテンが言うとカウンター奥の男性がにっこり微笑むシーンを思い出します。新手のナンパみたい」
「ナンパではないぞ。さりげない心配りというものだ」
「しかし凄いですね。御自分は忘れないのに女性のために常備しておくんですね」
「だから備えあれば・・といっただろう」
いつ何時どんなケースで女性にアピールをすることがあるかもしれない。プロの、トップサイドに座る女性にミュート付け忘れる方がそれ程いるとは思わないけど、その少ない確率の「心配り」のために常備しているとはね、流石肉食の鏡だ。
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by violatsubone | 2010-04-05 20:00 | ビオラレッスン