都響 まら3 郵便ホルン万歳

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年度末はどこのオケもどどんと一発いや一曲プロなのかね。マラ7→ブル8→マラ3のラインナップって、まるで野郎のクラ○タじゃないの。あたしは途中でコーヒー飲むのが好きだから(サントリホールのコーヒーは案外美味い)1曲プロは基本すきじゃないのよね。ぶつぶつ。「今日の曲は交響曲で最長ですよ。知ってますか?」と赤いH氏は幼児にもの教えるが如くいっていた。長いのはしってるわよ、この曲はだって銀○伝アニメの出だしと終わりで有名じゃないのよ!!(おい)。あと確か生でも聴いてるんだよね。2回くらい。勿論定期とかたまたま券入手したとかその類だろうが。というわけで、今宵の都響は、インバル指揮、マーラー3番という都響の一押しプロ。確か完売御礼だったはず。
本日のタクシーは非常に優秀だった。部長のトースト(お別れ乾杯)を途中抜けして、やばいなと思いながら35分に乗ったが45分過ぎ到着。直前の用足し含めて走らずに席につけた。
プログラムに今日のコンマス、とかいてあり(今日のランチメニュー、みたいだ)Y部さんの名前だったが、歩いてきた人はスカートはいていた。(それなりに似合いそうだが)女装したわけじゃなくてS方さんにチェンジしたらしい。Y部さんはサイドだった。どうしてそうなったのかは判らないが、普通トップのローテだろうに、豪華だなあ。
1楽章は30分くらいあるのだ。バランス感覚ないのかマーラー。最初のホルンやトロンボーンかっこよかった。ラインハルトー。指揮者による演奏の出来不出来はよみーと比較して少なく、どれもそつなくこなす都響だが、インバルの時のテンションはやはり違う。特に管が違う。TPは、破綻ない都響の中で時々残念な事をするんだが、今回は終始りりしかった。3楽章の舞台裏から聞こえたホルンは天上の響き。終演後前に出ての拍手だったが、その時あげた楽器はホンモノのポストホルンだった。ポストホルン、まんま郵便配達がならしていた無弁ホルン。へんちくりんな楽器をワザと指定してオケのコストと手間を引き上げるマーラーらしい選択だが、結構Tpで代用されることもあるという。そのホルンを見て拍手が一段と大きくなった。しかしあの郵便ホルンで音程も危なげなく、ちょっと宇宙な感じもでており、最高だ。丸いので騙されるが拭いていたのはTp奏者である。あれ、T橋さんかO崎さんかどっちかな。遠めだと似てるんだよね。ホルンもトップは勿論流石であったが、他も100分破綻もなく浪々と響いていた。(勿論最後の方では若干ヘタリもみえたけど)木管もH田さまはじめ色気と凄みが同居する演奏だった。しかしマーラーの木管ベルアップはなんだか酒をイッキしている様にしか見えないんだよね。一斉に素早くやるので滑稽なんだな。
弦も相変わらずキラキラと華やかな高音と、この日は低音もどっしり響いていた。悔やむべきは学さんがインバルの影で皆既日食と化した事だ。この組合せの時だけ席変えたいなあ。バイオリンのS方の伸びやかなソロは本当に綺麗だ。Y部さんはトップの方なので、フォアシュピーラ席でも自在に動いており、やっぱりトップが二人ちう感じがした(笑)。
ビムバム隊の少年合唱団はP席に座り、可哀相に何故か階段にすわらせられている男の子もいた。席あまってんだから席にすわらせてあげりゃいいのに。そして真ん中の席には女王然としたメゾ・ソプラノの朗々とした歌声。黒服きてちょっと魔女的ではあったが、その伸びやかな歌声はやはり懐のデカイガイジンの音量であった。まだまだ大きく出来そうな余裕のある歌声が安心感を与える。そのイリス某、演奏が終わると、やにわに靴を脱いで階段を駆け上がった。下の舞台へ挨拶の為行かなくちゃならんから。合唱を経験してわかるけどヒールのままずっと立っているって大変なのよね。駆け上がる気持ちわかるよ。しかし2階席からの視線真正面なんだよね、お嬢さん。しかも後ろスリットが凄く深いので2階席の観客全員に太ももをご披露だ。舞台挨拶したら、インバルよりも大きく、P席で魔女然としていたのが理解できた。子供との身長差の異様さは日本人ではありえないものだったのだ。

いっちゃった感満載な7番を本当にいっちゃった感じで弾いたサンタ&よみ響と、長い割に割と纏まった構成でまだまともな感じがする3番と、キッチリきめたインバル&都響。いやどちらも物凄く楽しめた。本日の演奏はどの楽器も凄く響いていてまっとうな名演だったと思う。一つあげろといわれればやっぱりポストホルンかなあ。。。あれは本当に神だったと、感じた。

さて上のドーナツだかバームクーヘンの中だけほじくりかえしたものだか、土星の輪だかわからんものは、実は製本テープだ。豆しばさんが纏めて注文するというので、つい大人買いで3つも頼んでしまった。あまりにでかくてびっくり。中に入っているのが今まで使っていたニチバンの奴。このKはら?の製本テープは和紙で出来ており、とても薄いけれど丈夫。いやあ丁度先週楽譜を受け取ったところだったので凄くタイムリーだ。これで製本をしようという気も起きるかもしれない。ちなみにウィーンフィルご用達だそうだが、連中もはりはりするのか?。想像してちょっと微笑ましくなった。
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by violatsubone | 2010-03-30 19:00 | 音楽鑑賞