ぶるっくなーおじさん

(もう演奏会おわってるっつうに。。)

この週末は2週連続でG友。今日はティルを長めに。1月から参加したが、アマオケの本番直前の鯉の滝登り的上昇って凄いよね。この段階があるから面白いし、沢山練習でようって思っちゃう。

しかし本番まで、ティルのホルンがあんなに上手く行くとは、最後のこの練習でも思わなかった。1番の方はお仕事が忙しくてヘロヘロだったとのこと。

本日は、(本人はきっとネット検索などはし無いと思うので)びよらパートのぶるっくなーおじさんを紹介したい。本番を聴きにいらした方は、アメリカ方式入場なので、いち早く舞台にでて一人モクモクとさらっていた4プル表のおじさんに気が付いたろうか?最初か2回目の練習の時に隣になったおじさん。「よろしくおねがいします」と珍しく殊勝にいってみたが、小さくうなずいただけだった。彼の譜面は衝撃的だ。物凄く沢山切り張りをしており、ページの真ん中がめくったり、前のページの上にはってあったり、と切り張り細工のようになっている。譜捲りを急がなくていいように考えて作っているのだ。たしかに譜面では1小節空きとか、2小節あいているが静かな場面とかいうケースが結構あることはある。自分の譜面を使うことになった私は、この音符の前でめくったれ、とか思っているのだが、おじさんは違う。全てを落ち着いて弾ける様に、切り張りをしているのだ。「よく見ると機能的なんです。でも最初に譜捲りに関する打ち合わせが必要でした」と寅仲間のM上さんが笑いながらいった。「だってあんなに工夫されている譜面を間違えたら申し訳ないじゃないですか。だからその打ち合わせの時だけは僕はお話しましたよ」。寅立場上、後ろの方で弾くので、おじさんのプルトだけ独自のタイミングでの踏めくりが面白かった。おじさんの譜面には丁寧に指もぎっしり書いてあった。どーやって音とんねんと思う箇所多発だったので色々参考にさせていただいた。おじさんは殆ど声を発しない。前から注意事項を回した時は、大きな眼でうなずいてそれきりで、後ろに座っていたびよら若手(S坂氏と大学同期)の美女がまわってこないとおろおろしていた。でも私のプルトのppが大きかった時には、ゆっくり振り向いて無言でppの文字を指差した。
おじさんは多分無遅刻無欠席に近いのではないかと思う。指や弓の使い方見ると達者なかんじはしない、が、凄く真面目にさらっているんだなと思わせる。黙々と練習して黙々と帰っていく。一度だけ、本番となりのプルトに座る女性とにこやかに話されていたのは覚えている。真面目で多分不器用な努力家タイプ、初めて見たときから、このおじさんとブルックナーが重なっていた。
本番の打ち上げに参加されなくて残念だ。一度お話してみたかった。
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by violatsubone | 2010-02-27 18:00 | おけすとら