びよだーす


c0102375_244056.jpg月曜日から、楽しみにしていた演奏会
テレマン ロッラ ボーウェン バッハ ルクレール デイル モルターリ ノダイラ
本日の作曲家。何人ご存知?

読響ヴィオラアンサンブル。同オケのヴィオリストが12人も集まって演奏会。12人のヴィオリスト!なんだそれは。チェリストやバヨリニストから突っ込みがはいりそうだが、そんなマニアな演奏会があったのだ。しかも、先日の読響の時挟まれていたチラシみて申し込んだら既に売り切れだったと言う。来ている観客も、何となくビオラ奏者っぽい、華やかさにかけた雰囲気があった。
舞台の上にも1ダースのヴィオリスト、観客も100人以上のびよりすと(うちFオケ5名)。他パートが思わず引きそうだ。しかし、この演奏会は最近の演奏会ではベストに近いほど面白かった!!。
読響でソロ契約をしている鈴木の康さんと、「なまぬま??」と間違えて読んでしまった生沼さんを筆頭に、若手から今年定年の方まで。
挨拶代わりのテレマン、協奏曲4番は我々の「びよよん」でもちょっとやった曲。一パート3名。
軽々楽しそうに弾く康さんと、アクション系の妙に熱いN宮さんの対比が面白い。次のロッラ、ビオラ二重奏曲第3番(というからには1と2があるわけか)は割と熱血系イケメンの部類に入るK山さんと、ロケンローラだった?ヤザワすき?と思わせるオールバックのN宮さんの、まるで漫才のボケと突っ込みの様な掛け合い。若手二人のルクリール2つのヴィオラの為の6つのソナタより第4番(というからには1と2と3があるわけだな)は、若手ならではのテクニック、どっしり凄いヴィオラ的な音を出すW辺さんと、きっとどんな超絶技巧も出来る人と思わせるM井さん。微動だにしなく、視線も動かないWさんに、盛んに秋波を送っては敗れて天を仰ぐM井さんって感じのアクションの違いも、若手ならでは?。有名曲ではブランデン3番をヴィオラ全員用に編曲。10名で。、4名ではボーウェンのファンタジー、デイルの序奏とアンダンテでは6つ、モルターリ「ヴィオラの庭」では8つ。色々な編成。フィナーレは、例の シャコンヌ2000を全員で!。

知らない曲が殆どだったが、実はバロックに属する時代の作家から、現代の人まで幅広く、現代曲も尖がった前衛的なのではなく、メロディーが素敵で、ヴィオラのやや曇った音が生かされる曲で、どれも聴き易い。色々な音色のヴィオラ、オケでは一塊だったパートの個人個人が勿論プロなりの技術に加えて個性がある。その中でも康さんのブリリアント・ビオラの音色はひときわ艶やか。

「当団ヴィオラセクションはいつも元気に楽しく演奏しています」と、小学生の様な紹介文が笑ったが、その通りで皆が気があっているというチームワークのよさが目立った。アットホームというか、楽しくて楽しくて仕方ない、という空気が伝わって、見ているほうまで嬉しくなる。これぞ、世界中から冗談のネタにされてもほのぼの楽しく仲良しのヴィオラパートの理想とする姿かも。ソリスト集団のガチンコ勝負も緊迫感があって良いけれど、こういう息のあった『仲間』の演奏会もまた大変面白い。本当に楽しかった!!。

「シャコンヌが一番簡単かも、と思わせるくらい難しいですね」とどしゅの赤い友達H氏はぼやいていた。確かに、なんだか難しそうなのばかり。しかし同じ楽器同士の演奏会はチェロやホルンだけのもんじゃないのだ、ということが判って嬉しい。うちのびよらも人数だけはいるから、何かに全員でチャレンジできればいいな。実力は兎も角、パートの結託だけは、Fオケのどのパートより多分いいので。

JTホールの帰りは、一番絞りホールになり損ねたホールの近くの飲み屋さん。なんとプレミアムモルツが100円!。アフターサントリは次回ここに来よう!。
[PR]

by violatsubone | 2010-02-08 19:00 | 音楽鑑賞