うねうねシューマンと藩カード@都響

都響定期@さんとり
指揮:ジェイムズ・デプリスト
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
曲:シューマン「ヴァイオリン協奏曲」
ブルックナー「交響曲第7番」

月2回程度ならなんとかなるだろうと思っていたが、どうしてこう同じ週とかになるかなあ。
翌週からは「第9攻勢」になるから、仕方ないのか。
よみーの感想に長文かいちゃったからこっちは力尽きた。

久しぶりのでぷちゃんだ。相変わらず、高性能車椅子がなんともSF的だ。俺が支配者だ的オーラを発する。更にSF的なのは、続いて出てきたでかい姉ちゃんが、シガーニー・ウィーバーだったことだ。おおうエイリアン。イザベル某というドイツ人らしいが、オペラグラスで観たら背格好だけじゃなくて顔もシガーニーに似ている。要するに男顔。ワーグナーのオペラあたりに出てきそうな織り柄のあるドレスで、上背がないと到底着こなせないマーメイドラインが大人っぽくて素敵だった。彼女が涼しげな表情で弾いたシューマンつうのはとんでもなく難しそうな曲だ。しかし、今CDを聞き返しても余り印象にのこらない。ピアノは出だしのメロディーとか残るんだけどねえ。そして良く見るとソロはやたら難しそうでオケも難しそう、うねうねうねうねしていて、何処に頂点があるのかわからん曲だ。混沌としているというか。ライナーノーツにも「無意味に難しい」という素敵な表現を使っていたが、確かに華が無い割にむちゃくちゃ難しそうだ。そういえば師匠も「シューマンはオケのことを全然考えていない書き方をするから、どうってことないフレーズがとんでもなく難しかったりする」と愚痴っていた。k池先生も後で「あれはいっちゃってからの曲だからね」と一刀両断だった。作曲当時「演奏不能」といわれ、妻やブラームスですら無理だと思いひた隠しにしていたようだ。
ファウストは、この報われない難しさを持つ曲を、大人の余裕で弾いていた。この姐さん、只者ではない。
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後半のブル7は、都響の大人っぽい弦が大活躍だった。残念ながら、今宵はmanabuさまはシフトじゃなかった。前回マラ4で見せた、大人のブルックナーだった。私はでぷちゃんの、雄大でゆったりしたものより、もう少し厳しい感じのs爺さんの方が好きではあるが、しかし柔かい中に芯のある弦のひびきは荘厳だ。前回に続き、今回も大人の色気を満喫させていただいた、都響ではあった。

先生を帰りにいつもの「藩」にて軽く。最後にこんなカードもらった。プリペイド式らしい。好みの飲食いで若干ポイントがたまり、800円分たまったそうだ。というわけで私が持ってます。藩カード。
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by violatsubone | 2009-12-18 19:00 | 音楽鑑賞