文化の日のHallelujah

c0102375_655687.jpg
S0NY合唱団主催のヘンデル、メサイア鑑賞。ちょっとクリスマスっぽいが、文化の日の出し物としてはまずます。丁度1年前、S0NY・フィルハーモニック合唱団(以下SPC)と、我々はあの神様が怒りまくってるヴェルディのレクイエムを共演した。その後指揮者のT屋さんは地下に潜伏しw、SPCさんと、主にS社のオケを中心とした一発オケを立ち上げてヘンデルのオラトリオ「メサイア」を演奏することになった。全曲演奏。S0NYさんも、あのヴェルレクから直ぐにメサイアへの始動となったようだ。いろいろな意味で長い道のりだったろうなあ。ハレルヤコーラスが生で聴けるのは嬉しい。私、高校時代は唯一キリスト教(英国国教会)だったのでクリスマスにはハレルヤを歌っていた。全寮制という特殊な環境で、学生時代最も印象強い時期だっただけに、メサイヤは親しみ深いと思っていた。断片的に普通に耳にした。(そう、その場所は英国の片田舎におったのだ。)時々村に行く時、村の教会、合唱の時間・・。とても透明で高く澄んだ声を出す同級生がおリ、彼女が歌うI know that my redeemer liveth・・は今でも頭に残っている。感受性が強い時期なので皆それを聴いて涙したものだ。私もそんな時代があった。
というわけで、親しみのある曲と思っていたが、全曲じっくり聴いた事ないし、こんなに長かったとはしらなんだ。

オーケストラには神出鬼没のどしゅさんがちゃっかり出演していた。どしゅさんの赤いお友達もいた。そういえば彼はT屋さんと演奏したがっていたんだったなあ。書いていて今思い出した。
序曲は音が綺麗にそろい、素敵だった。チェロが2名だが、2名とも深くて良い音がする。バイオリンの可憐なコンミスが一生懸命ザッツを出しまくっていたのがけなげだった。弾ける人がある程度いるので、音も結構澄んでいた。T屋さんらしい、音を充分に伸ばした、たっぷりした演奏であった。
英語の歌は、実はクラシックでは少ないので、結構歌いにくいのよ、とSPCのSさんは言っていた。聴くほうは何となく意味がわかったりして、身近な感じにはなる。しかし英語だと神様を讃えている気分にはならない。"he"が隣の兄ちゃんのことかと思ってしまうのだ。

ソリストは皆若手。なんか可憐なソプラノだった。(ヴェルレクと比較するわけではない)。割とイケメンのテノールだった。端に4名ちょこんと座り、順番になるとトコトコ前で歌うスタイル。全体的に体も声も細めの人が多かったが、会場がそれ程大きく無いことから、丁度良いかもしれない。
SPCは、割と整ってまっすぐとした声を出すので、透明感があり宗教曲に良さそうだ。男性は人数すくないのに、声の質が揃っており、良く出ていたと思う。ヴェルレクの時よりなんか大人っぽい合唱団になっていた。

しかし・・長いねこの曲は。ところどころ知っている(聞き覚えのある)曲がながれるものの、いつまでたってもハレルヤコーラスは無い。無いまま休憩が入ってしまった。第二部も平和に始まり、なんとなく私はうつらうつらしてしまった。ニ部の最初の方が聴き覚えがなかったからかもしれない。なんかうつらうつら気持ちいいなあとおもったら、さらに気持ちよさげないびきが隣から聴こえてきた。返って起きてしまった。
ニ部からコンマスがおじ(い?)さんになっていた。後ろに寄りかかってだらーんと弾く。ザッツもなにも出さない。オケも合唱も疲れてきた感じ。オケは段々合わなくなってきた。コンマスの所為か長さの所為か他の要因かよくわからない。

Hallelujahコーラスで英国人は立ち上がったりするが、我々はそういうことはない。ただ寝ていた人は全員おきてこの有名な曲を堪能しただろう。King of Kings,and Tsubone of Tsubone~。ゆんさまの前で立ち上がらなきゃいかんかな。

第三部に入り、桶も合唱もさらに疲れてきたきらいはある。一人指揮者は元気にオーラを飛ばしていた。オケではトランペットが一人屹立していた。オケが疲れようがどうしようが、高く透明な、珠が転がる様な音で、一人揺るるぐことなく、正確に吹ききった。後に聞いたが、このK氏はかなりアマオケペット吹きの間では有名のようだ。S響トップ。さすがである。大学同期のAKIのTp以来かもしれない。うちのMR氏やきっしー氏もイケてるけどね。
まあ正直長すぎるのだが、退屈しなかった。自分の断片的な思い出と、オケと合唱の音の質がよかったからだと思う。ホールも良い大きさだったし、音響も悪くは無い。東府中じゃなければさらに良かった。
[PR]

by violatsubone | 2009-11-03 13:00 | 音楽鑑賞