イケメンチェリストと・・・の演奏会

本名を出して感想を控えめにするか、伏せて忌憚の無さ過ぎる意見を言うかどちらにしようかと思ったが、後者にした。おれんじさんのマイミクの人はこの周辺の日程の彼女の記事によって知れば良いと思う。

彼女が毎年トコトコとドイツに大和撫子の呑みっぷりを披露しているのは、一つにはこのおにいちゃんにチェロを教わることが目的とかなんとか。ドイツのバ○○○ク響に所属しており、東京公演にあわせ、リサイタルも開催という。おれんじ師匠が如何なる御仁か、確かめにいった。

かっこよい。チラシではお坊ちゃま風な感じだったが、痩せたらしく(毎日走ってるんだそうで。やれやれやっぱり運動ですか)品の良さと精悍さとナイーブさが三位一体になっている感じ。ドイツ人にしては硬くないなとおもったら、ウクライナ人だとのこと。残念な事に英語は殆ど話せない。私はドイツ語殆ど話せず(ヒヤリングは若干わかるものの)、相槌すら、何故か「ヤ~」じゃなくて「シ~」とスペイン語調になってしまう。英語以外は全てスペイン語になってしまうらしい。こんな素敵な師匠に年に1度でも教えていただけるなんて羨ましい限りだ。
はるばるドイツに行く価値はあるだろう。

さて、コンサート。バッハと書いてあるから、無伴奏かとおもったら残念ながら伴奏付だった。彼と昔も共演したという厚化粧のオバサンだった。彼一人ではいきなり東京でリサイタルは開けない、きっとそういう意味でスポンサーの様な人が必要だったのだろう。あろうことかこのおばさん。

小さいホールなのに、思い切りたたきつけるわ、バッハすらチェロと合わない。明らかにずれているのに平気でずれたまま引き続けている。ラフマニノフでも、お得意ショパンでも全然かみ合わない。チェロを一瞥だにし無い。なんだろうこのおばさんは。

エドワードは、斜めの構えで、弾き方がかっこよかった。雑音に耳を塞ぎ集中すると端正な彼のチェロが聞こえる。バッハはずれも緊張もあったので、ラフマニノフが一番よかったかなあ。見てよし弾いてよし話してよしという、とても素敵な人であった。
[PR]

by violatsubone | 2009-10-22 23:00 | 音楽鑑賞