Lesson81 みたび、名古屋嬢

またチャイム鳴らしても中々出てこない。話が止まらないのであろう。今日は寒いのよねと思いながら待っていた。鍵を開けるなり話の続き。話の相手は私を見て、「お久しぶりです」
おお、たれあろう、かの名古屋嬢であった。無事希望の業種に入社して(うちの業界ではないが)また、髪の毛を名古屋巻きにしていた。なんだか落ち着いて女っぽくなっていた。
「お前、どうだ最近るんるんなんだろう」もちろん名古屋嬢への話。
選ぶ単語もどうかと思うが、時間すぎてるっつうに新しい話題にふるなよ。しかも私が入りにくい・・。
「ええまあ」
「結婚しないのか。」
「えーそんなまだまだですう」
そうだよなあ、22,3歳だろうに。
「3年以内で男は進退決するだろう。最近の奴は煮え切らなくて、ダメだな。煮え切らない男なんて捨てろ」
「まだ1年ちょいです!」
ふーん、卒業間際に付き合いだしたって事?ああ、合コン残念だなあ。
「先生は何年だったんですか!」
さすが名古屋嬢、切り替えしの刀は鈍っていない。
「え!お、おれは、、おおれは、、2年かな?」
「じゃあ私もまだですよー。仕事始めたばかりなのに」
「いや、早く結婚し無いと、XXや△△みたいに遅くなるぞ、あいつらどうするんだろうね」
因みに XXや△△は確か27-28である。
別に師匠は嫌味を言っているわけじゃなくて、私を「女性=若いうちに結婚して子供産む」カテゴリから外しているみたい。それは別にいいんだけどさ。突然振られてもこまるしね。
「しかし最近の男ってのはなあ、なんだ草食ってのは、俺なんてな、20代の頃は」
と、師匠はヴィオラ弾く時みたいな活き活きした表情になり、丸い体で上下にリズムとってみせた。怪しいダンスの様だ。なんだろう、師匠の求愛ダンスなのかしら。20代の頃の栄光を思い浮かべて得意げに踊って見せたのかしら。兎に角この種の話題は口を挟めないのでつまらない。私だって30代の頃は・・と同じく怪しいダンスでも踊ってやろうと思ったが、結果が伴ってないのでやめた。

兎に角、名古屋嬢が元気に働き、髪の毛も巻いて、私生活も充実しているらしく、良かった。

チケット下さいといわれたが、手元になかった。S坂氏からもらう様にいっておいた。S坂君は山ほどチケットをもらっていったから、少しここに上げる余裕もあろう。

練習内容。だいたい会話の後に始めると繰り返し前までは調子が出ずに「なんだその音程は」といわれ、繰り返し後に漸く手と耳がなれる次第。今回はスラースタカートをもう一度、それからトリルや修飾音。それ程難しい音系ではなかったので、月曜夜中の集中練習で何とかなったか。しかし。
「これはもっと曲と思ってくれ。装飾音は強調しているってことだから、もっとはっきり鋭く。エチュードみたいに無機質にひくなっつうの」
これはエチュードじゃないのか、と突っ込みたくなったが、MAZASは「エチュード風曲集」ということなんだそうで。
「こういうオンケイのあらわし方って、練習じゃないんだよな、感性、センスなんだよな。センスって割と生まれつき身についたってこともおおいしなあ」ぶつぶつ。
音楽センスが無い事は、重々承知でございます。私別にそれでどうして行こうってわけじゃないから、いいのよ趣味の一つなんだもん。
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by violatsubone | 2009-10-20 20:00 | ビオラレッスン