読響 赤い爺さん

本日は読響だった。こちらは何か曲名を覚えている。以前都響演奏会の時、豆柴さんとやなぞうさんが駆け寄ってきて、読響のタコチケットを買いたい!と私に言ってきたからだ。そんときゃ確かチラシだかに完売とか書いてあったので宅配に工面してもらったのだった。ミスターSと言えば有名なのはブルックナーではあるが、003氏もいう様にシューマンとショスタコも負けず劣らず素晴らしいと。

指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
モーツァルト/交響曲第41番「ジュピター」
ショスタコーヴィチ/交響曲第11番「1905年」

「私の好きな曲だし、覚えてる」
「なんと、ショスタコ?」
「まさか。ジュピター」
「ああ、モーツァルトで唯一好きな曲ね」
「クラ5も好きよ」
ツボネのやり取りは置いておいて、本日の観客達、特に私の知り合いたちは圧倒的に後半目当てだ。
休憩時間に熱血Yevさまが興奮した表情で語った。
「チューブラーベルが2つで、あれをどうやって演奏するのかと!」
(チューバが2本・・・?)(おれんじ)
(エクソシストー&のど自慢ー)(つう)
「最後のGがどういう終わり方するのかと!」

大体が良く判っていない薄い定期会員の我々、興奮を余り受け止めて上げられず、彼は鼻息荒いままさって言った。11番、たしか赤桶演奏で聴いて気に入って暫く何回か聴いていた事もあったっけな。しかしどういう曲だったっけ。おお 血の日曜日の曲じゃないか。

思い出した、3楽章のヴィオラヴィオラヴィオラの素晴らしいメロディー。同じヴィオラオンリーでも、マラ1とは何と扱いの違うことよ!同志は斃れぬ、とかいう曲で日本の安保闘争の時等にも良く歌われていたと以前Yev氏がコメントしてくれていたっけ。読響のヴィオラ(敬意を表するときはカタカナになる)が弾くと、壮麗な音色で、これぞヴィオラの品格というべき演奏だった。読響は全体的に渋めの音だが、鈴木Yさん率いるヴィオラ部隊はソリのときは厳しい中にも大人の色気が混じる素敵な演奏をするのだ。

4楽章。最後のところでYev様の言っていることがわかったわかったと2人でナットクした。今日のS爺さんは赤かった。とても素敵に赤かった。

赤い爺さんのきりりとした指揮により、この暗い重い内容の曲は、奥の深く荘厳な演奏となり、ずっしりと響くものだった。名演だと思う。まあ赤桶の人達は何だか色々感想を持っていたようだが、総論名演各論色々といった感じかな。終演後、沈黙の後の拍手。団員が去った後でもスタンディングで拍手が鳴り止まず、氏はトコトコと何度も登場した。横をみると003さまYevさまがこれまた前のめりに拍手をしており
「少年みたいで微笑ましいねー」とツボネは言い合っていた。

予想通り赤い方々が沢山来ていた。熱っぽく語る中、オツボネ2名はその熱さを面白がってみていた。途中から宅配氏も参上。皆に紹介してあげた。宅配meets赤桶。早速皆さんから質問とか演奏会の依頼とか来ていた。あたしも結構このオケの宣伝に貢献してると思うんだけど、どうかしらね。
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by violatsubone | 2009-09-30 19:00 | 音楽鑑賞