シュトラウス(R)再び(@_@)

最近はちょっとバタバタしており、月2回の19時演奏会はギリギリの調整。こういう日は頭使わず(考えず)とにかく仕事を「こなす」ことに集中する。手を挙げて捕まえたのが既に45分。また走ってギリギリすべり込んだが自分の席にはすわれず立ち見だった。「5分ですから」とホールの方に申し訳無さそうに言われた。
ぱかーぱーんと派手に打ち上げてあっけなく終わった曲。例に寄ってプログラムを見ていない。拍手の中自分の席に座るや否や隣に
「で、今の何の曲?」「ストラヴィンスキーの花火」「ふうん。たしかにそんな曲だわ」
息を整えている間に終わってしまったので他に感想の持ちようも無い。
次はまたリヒャルトだった。ホルンコンチェルト2番。別に意図したわけではないリヒャルト尽くし。しかも比較的マイナーな(いや英雄とかツァラとかと比べれば、ということで)壮大系じゃないやつですか。没後60年というのはそんなに大切なのか。
「著作権がきれてよかったね記念」
「だってあの人ドイツ人じゃないの?戦勝国じゃないじゃん。それどころか戦犯扱いされたこともあるし」
「出版された国の問題。イギリスから出た」
へーーーえそうなんだ。一時はナチの協力者とか言われたこともあったように思うけど、その生産物は戦勝国扱いなのね。まあいずれにしてもそりゃよかったわね。
ホルン協奏曲。S松さんなのかと思ったらあの人定年で首席を降りていた。で、ちょびひげのS条さん。都響はわりと団員がコンチェルトを弾くことがある。特に管楽器は。団員の刺激にも良いし、会員のみなさんにも馴染みだし、団員も勝手知ったる仲間だし、何より経費節減(??)。いつもこれやると吝がつきそうだけど私は好きなんだな。ソロを迎える時の団員の顔が本当に温かい。がんばれよーサポートするからという無言の応援オーラがでてるんだよね。
柔かい暖かい音だった。曲も割りと穏やかな感じだったからかもしれない。何だかたいへんなことさせるよなあ、と思いつつも、終始ホルンの音が穏やかで丸い感じだったのは凄いなあと思う。
メインはチャイコ3番。生はお初。為るほどチャイコだなあ!と知っているような知らないような曲。大盛り上がりで、派手に楽しませてくれた。別にCDで聴きたいとは思わない曲だが、生だと其れなりに感動するものだな。プロのチャイコはかっちりしている。特に5楽章、弦楽器のフーガが素晴らしかった。硬質な音がはっきり聴こえ、掛け合い部分の受け渡しがブラボー。こういうところがクールに出来るとチャイコが俄然かっこよくなるんだと、改めて思った次第。
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by violatsubone | 2009-06-24 19:00 | 音楽鑑賞