読響 有名だけど余り聴かない曲シリーズ

読響 本来のサントリーホール。到着するなり、隣のおれんじさんに聞く。
「で、今日は何の曲?」
「なんかラフマニノフ」
「また?」
「いやピアノつかない」
本日のプログラムは以下でした。

シベリウス 
「とぉおねらの白鳥」
「レンミンカイネンの帰郷」
プロコフィエフ
ヴァイオリン協奏曲2番
ラフマニノフ
交響的舞曲

そこそこ有名な曲だろうけど、私はほっとんど聴いた事が無い。自分的には渋いプログラムだなー。総じて読響の選曲は、都響と比べて渋めが多い。オケの音と同様。
指揮者はヒラリーじゃなくてオラリー・エルツ プログラムの写真で、無理やりにっこり笑っている写真が不思議。ヴァイオリンは、ナーバスなテレマン、じゃなくてバーナマス・ケレマン。兎に角またでかかった。オールブラックに赤いカマーベルトと蝶ネクタイという微妙なセンスだったが迫力で着こなしていた。

シベリウスの曲は、これまたしょうもない粗筋の伝説を元にしている。男の冒険譚といふものはどうしてこうもしょうもないのか。このオラリーはシベリウス指揮者コンクールなるものに優勝したらしく、お得意の曲なんだろう。お得意っぽかった。シベリウスらしい、寒々しい透明な演奏で、良かったと思う。が、私は2曲の変わり目がわからなかった。おれんじさんは・・以下ツボネの情け。

ケレマンはデカイだけあって、重みのある音で良く弾いていたと思う。私の周りにはプロコ好きが多いが、私はあーんまり好きでもないので、これも滅多に聴かない。アンコールのバルトーク?が凄かったなーという印象の方が強いかな。《日にちが経ちすぎて覚えてない。》
ラフマニノフのシンフォニックダンス(と聴くとレニーのしか思い浮かばんが)は、彼自身の最後の作品。自分の曲への回顧録的なものらしい。最も熱心なラフマ聴きで無い私は各所にちりばめられたと書かれているかこの曲なんて気がつかない。あーまた怒りの日だー、このモチーフは作曲家を魅了し続けるのね、私も好きだけど・・・・などと思いつつ。ラフマニノフを聞き込んだ人が好きになる曲だと思う。私は前期の恥ずかしいくらいロマンティックなPコン2番とかシンフォニー2番とかのイメージがあるが、前回演奏したPコン3番も何度か聴くと2番よりずっと好きに為るスルメ効果があった。この曲もきっとスルメなんだろうな。指揮者の歯切れよさが、とてもカッコイイ演奏に仕上げていた。この人はまた呼んでもらえるんじゃないかな。
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前回の彷徨えるオツボネ状態のリベンジとして、おれんじさんは行きつけのパテ屋を紹介してくれた。彼女の料理セレクトは酒ありきなので、ワインと食べる料理の店といったところか。豪雨の中、麻布襦袢まで行き(交通手段は言わずもがな)ちょっと狭いけど素敵なお店に入った。ワインと、沢山のチョイスよりお薦めのパテを2種類頼む。アンチョビと豆のパテという不思議なパテが、味の存在感があり、とても美味しかった。ワインと、フランスパンとそれに塗るものがあれば、結構満足できる。22時過ぎにべっちも合流。パテがテイクアウトできる事を確認したおれんじさんは、翌日も持参してくれた。
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by violatsubone | 2009-05-28 19:00 | 音楽鑑賞